昨日開かれた公共事業評価監視委員会を傍聴しました。
定員27名に対し5名多い32名が受付。
告知では定員オーバーの場合、抽選となっていたけど、全員傍聴が許可されました。
パチパチ・・そうでなくっちゃ!
7名の委員のうち、1名が欠席、1名が遅刻。
浦上ダムの審議から始まりました。
A3版45ページもの資料に沿って県の説明を聴いた後、ほとんど意見も出ずに、
(委員長の方が一人で質問なさっていましたが…)
県の原案通り継続と決定。
え?もう終わり?
これで浦上ダムについて評価されたの?
何を監視したの?
まさか、石木ダムもこれと同じ扱いってことはないよね?
などと、休憩に入ったとたん仲間内でワイワイガヤガヤ。
だって、私たちは、今日意見書を提出したばかり。
それに目も通さず審議終了ってことはないでしょう…
審議再開。
石木ダムに関する県の説明資料は、浦上ダムの倍以上の104ページ。
その説明だけでたっぷり1時間。
他にパブコメ、住民の意見、学識経験者意見などの各要旨、
3月6日意見交換会の速記録等々、その他の資料もいっぱい。
その上、今日渡した意見書もあって、
予想通り、本格的な審議は次回へ…ということになりました。
この意見書は、A4版で40ページ。
これもかなりのボリュームです。
よほど関心のある人でないと読む気が起きないかも…
それで、私たちは6ページのダイジェスト版を作成し、
前日、報道関係者の方にお渡ししてました。
そして、委員会が始まる少し前に県政記者室へ行き、
私たちがどういう思いで、このような意見書を作成したのか、
石木ダム事業の何が問題なのか、
県が行っている検証のどこがおかしいのか、等々について説明をさせてもらいました。
そして、40ページにも及ぶ本編に関心のある方はデータを送りしますのでご連絡くださいと伝えたら、
終了後、8人の記者の皆さんから送ってほしいとの申し出がありました。
たいへん嬉しいです。
そして、心強いです。
一人でも多くの県民に、本当の佐世保市の水事情、本当の川棚川の治水計画を知らせてほしい。
本当のことを知れば、石木ダムが必要なものかどうか、自ずと見えてくるでしょうから。
また、いま一番知ってほしいのは、昨日の評価監視委員の皆様方。
どんなに上手く数字や理屈が組み立てられていても、重要なのは事実と現実。
そこを理解するところからしか、未来への展望は開けないはず。
委員のお一人お一人が、長崎の未来へ大きな責任を感じて、審議に臨んでほしい。
市民の頑張り
立派な資料ですね
マスコミの皆さんがどうぞ取り上げてくださいますように。