明日22日、国交省の有識者会議、その議題の1つに石木ダムが登場します。
昨年7月26日、長崎県が事業継続の方針を国に伝えて約7カ月です。
県にとっては待ちに待った会議開催でしょう。
なぜなら、これまで県や国などから提出された方針が有識者会議で覆されたことは皆無なのですから。
有識者会議とは、各事業主体者から上がってきた方針にお墨付きを与える場に過ぎない、
ということが、今や誰の目にも明らかになりました。
ですから、私たちも明日の会議の結論はほぼわかっています。
99.99999…%は、「石木ダム事業継続」
でも、100ではない。
わずかな奇跡を願う気持ちも当然あります。
これまで同会議にかけられたダムとは違うんですよ。
半世紀にわたり反対の意志を貫いてきた地権者が大勢暮らしているんですよ。
その13軒もの家をダムの底に沈めるのですか?
その住民約70人の暮らしを破壊するのですか?
私たちが何度も突きつけてきたこの質問を、無視せず、受け止めようとする心ある有識者が、
何人でてくるか…少しだけ、
どうしても、ほんの少しは、期待してしまいます。