この意見書案が今日の本会議で採択されました。
いつものように、社民・共産の5議員を除く議員はすべて賛成。
たぶん、ほとんどの議員の皆さんは何もわかっていないんじゃないだろうか…
そんな気がします。
国の付帯意見=地域の方々の理解を得る努力をしてくださいよ!
の意味が。
認定手続きの中で話し合いの場が得られ…と言いますが、
公聴会は話し合いではないんだけれど、百歩譲って、それを話し合いだと認めたとしても、
それは九地整=国が実施する手続きの中でのこと。
県が努力したことには全くならないわけで・・
地権者の話し合いに応じようとする気持ちに背くことに繋がるわけで・・
そんな簡単なことがどうしてわからないんだろう?
九地整が、手続きを再開しないで待ってくれているのは、
県や佐世保市が努力したという実績を示すのを待ってくれているわけで・・
でも、県や市は、自分たちは理解してもらおうと何度もアプローチしているが、
地権者の方が門を閉ざして応じてくれないのだから努力のしようがない
と言い訳をするばかり・・
意見が対立している相手に、一方的にお願いするのは、話し合いではない。
しかもお願いする方が圧倒的な権力を持っている場合、そのお願いは脅しにも受け取れる。
大勢の第三者がいる場とか、弁護士や専門家が同席するとか、
そんな設定の中で、ダム有りきではなく、ダムの必要性そのものからの話し合いなら、
地権者の皆さんは応じると言い続けているのに、それは県が拒否し続けている。
つまり努力していないのです。
そこのところを、佐世保市議の皆さんも理解すべきです。
本当に、そんなに、ダムが必要なら、
県がしない努力を市がやるように、いえ、市議会自らがやってもいいでしょう、
努力して、そのような場を設定して、本当の話し合いをやってみるべきです。
そういうふうには思われませんか?