昨日、公開質問状を提出して帰宅し、パソコンを開いたら、
日弁連による「石木ダム事業の中止を求める意見書」公開のお知らせメールが届いていました
もう本当にびっくりしました。
日本弁護士連合会のHPにしっかり掲載されています。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2013/131219_4.html
意見書によると、
石木ダム事業は、検証の結果「継続」と認められたが、異例の要望(地域の方々の理解
が得られるよう努力することを希望する)が付されたので、
その実情を把握すべく、長崎県弁護士会と合同で、2013年2月と7月の二度にわたり
現地視察と地元住民、長崎県及び佐世保市水道局へのヒアリングを実施した。
その結果、①必要性が乏しいこと、②現在に至るもダム予定地の住民が強固な建設反対の
態度を示していること、③長崎県は1972年7月29日に地元住民代表との間で「石木川の
河川開発調査に関する覚書」を交わしていること
などが判明し、その結果、
必要性が乏しいダム事業について、県が自らの約束を一方的に反故にし、
有識者会議の要望に反するような態度を取ることは看過されてはならないことである。
当連合会は、県営、国営を問わずいかなるダム事業であっても、今後、石木ダムと同様の
ことの事態が起きてはならないとの考えから、本意見書の作成に至った次第である。
と、石木ダム事業の中止を明確に求めています。
この意見書は、すでに長崎県と佐世保市に提出されているそうです。
私たち市民県民にとっては、本当に嬉しいニュースでした。
少し遅いクリスマスプレゼント?少し早いお年玉?をもらったような気分。
しかし、県市にとっては、日弁連と石木ダム対策弁護団、2つの強力な法のプロからのダブルパンチ。
相当なダメージを受けたことでしょう。
来年こそは、無意味な闘いに幕を閉じ、石木ダムからの勇気ある撤退を決断されるよう、
知事の英断を心から願うばかりです。