みなさん、いよいよ衆議院議員選挙が近づいてきましたね。
私たち石木川まもり隊は、前回(2021年)の衆院選に続き、今回も長崎県内の6団体とともに、長崎県内の立候補予定者が石木ダムについてどう考えているのか、アンケート調査を実施しました。
その結果をお知らせしますので、県内の方は、投票の参考にしていただければと思います。
まず、はじめに、こちらがアンケート用紙です。
ご覧のように、設問は7つ。
うち6問は2択または3択で、それぞれ設問の意味について正確に丁寧に説明した上で、選んでいただけるよう努めました。
最後の1問だけは自由記述となっています。
そして、その結果をまとめたものがこちらです。
【調査対象者】12名
長崎1区=西岡秀子(国民民主)、下条博文(自民)、山田博司(維新)、内田隆英(共産)、黒石隆太(参政)
長崎2区=加藤竜祥(自民)、山田勝彦(立憲)、横田朋大(維新)、高木聡子(参政)
長崎3区=金子容三(自民)、末次精一(立憲)、井上翔一朗(維新)
【未提出者】5名(約4割=太字の方々)
公示日の1週間前にお届けしたのですが…残念です。特に維新の候補者は全員、無回答。全員、石木ダムには無関心?それとも党の方針でしょうか?
設問を逆から見ていくと、なかなか面白いですよ。
当選した暁には、石木ダム事業について、どう対応するのかの問いに、
・推進=2人(自民)
・中止=1人(共産)
・事業をいったん中断して客観的に再検討=4人(立憲と参政)
と、政党ごとに意思統一されているようですが、
行政代執行(住民を力尽くで排除して工事する)かの問いには、
・やむを得ない(自民、参政)
・絶対に避けるべき(立憲、共産、参政)
と、参政党の候補者は意見が分かれているようです。
ダムの必要性を含めた話し合いについては、全ての候補者が「話し合いを持つべき」と答えています。
これは重要ですね。行政は県も市も必要性についてはもう話し合う段階ではないと拒否していますが、そういう姿勢ではいけないと皆さん、思っておられる!
どなたが当選しても、そのお考えを是非、知事や佐世保市長に伝えて背中を押してあげてくださいね~
その必要性を考える場に専門家を入れるべきかどうかについても、ほとんどが「必要」でしたが、1人だけ「必要ない」という方が・・。
そして、その方は、こちらの質問にも1人だけ異なる回答を…
同じ政党の人でも考え方の違いが見えてきて、有権者としては、候補者の政治姿勢を知る手がかりになりそうですね。
投票日まで、あと5日!
未来を決める1票を無駄にしないよう、投票にはぜひ行きましょうね~