10月25日(日)はCFリターン第3弾、虚空蔵山トレッキング!
午前10時半頃、約20人ほどが木場登山口に集合。
体をほぐし、ガイドの堤さん(アウトドアショップ「フリーダム」スタッフ)から注意事項など簡単な説明を聞いて、
いざ、しゅっぱ〜つ!
しばらくは鬱蒼とした杉林を進みます。
初めからかなり急こう配。登山経験のない私は早くも息切れ。
周りは楽しくおしゃべりしていますが、私は「うん、うん」「ふーん」などの相槌が精一杯。
家族連れコースと冒険コースの分かれ道。
私たちはもちろん冒険コースです。
でも、途中で拾った木の枝を杖代わりに歩いたら、とってもラク! その後は順調に歩けました。
とはいえ冒険コースですから、アップダウンが激しく、鎖やロープを頼りによじ登る場所もあり、
そんなときは大事な杖が邪魔になるのですが、フリーダムの女性スタッフが持って下さって助かりました。
また、山頂に近づき風が強くなった時、帽子を飛ばされてしまい、あ〜あ。
ところが、パタゴニアスタッフが急斜面で手を伸ばし、拾って下さいました。感謝!
皆さんのサポートで、やっと、憧れの虚空蔵山頂に到着!
すでに到着していた川原の4人の皆さんとも合流。記念写真を撮りました。
そしてようやくお弁当タイム〜
石がゴロゴロの山頂でお尻は痛かったけど、楽しく美味しくいただきました。
お、こちらの石は座り心地良さそう。ははーん、ガイドの堤さんの案内かな?
後で右手を挙げて笑っている人が堤さん。
逆光になっていなくても真っ黒なお顔。海山何でもござれのアウトドア案内人。
優しく頼もしい方です。今回はたいへんお世話になりました。
こちらも同じく頼もしい方。パタゴニア福岡スタッフのたまちゃん。
海外の6000m級の山々も登っている一流登山家です。
彼女の後ろは実は断崖。何もない空間。後ろにあるのは遠く離れた向こうに見える景色なのです。
石の上に立っただけで見ている人たちから「きゃー、怖い!止めてー、早く下りてー」と声があがったのに、
それに気をよくしてか?たまちゃんは調子に乗って片足立ち。
私までゾーっとしましたよ。
たまちゃんの後ろに広がっていた景色は、川棚町の山と町と大村湾。
右下部分に川原地区がちょっぴり見えています。
左手に少しだけ石木川が見えますが、あまりにも小さな川なので、水面がほとんど見えません。
合流した川棚川は上方にしっかり見えますね。
眼下の森はほとんど杉林ですが、たま〜に雑木林も。そこだけ色づいていて、まるで花が咲いたよう!
帰りは家族連れコースで下山しました。
そして、川原公民館で休憩。蜜柑を食べながら雑談タイム。
川原住民で東彼山岳会会長の石丸勇さんから虚空蔵山の歴史や魅力を語って頂き、
「石木川まもり隊」からは、虚空蔵山が育んだ石木川の清流を残したい思いを伝えました。
佐世保市から参加した年配の女性が、
「私たちは水に困ってはいません。これからもこの石木川をどうぞ守っていってください」と言われ、
とても嬉しかったです。
川棚駅から電車に乗って帰宅。
洗濯物を取り入れるためベランダに出たら、遠く小さく、虚空蔵山が見えました。
数時間前、あの遥か彼方の山のてっぺんにいたのが嘘のよう。
あそこからここは見えなかったのに、ここからあそこが見えるのが何だか不思議・・・。
今回のトレッキングには山登りのベテランが多く参加していましたが、皆さん一様に、
虚空蔵山は面白い山。登っていて飽きないし、楽しいと。
まだ登っていないあなた!
是非チャレンジしてみませんか?
そしてそのついでに、石木川も見て下さいね〜