弁護団と私たちは、ついに佐世保市長にも公開質問状を提出しました。
- 提出日(送付日)=2月21日(金)
- 提出団体=石木ダム建設絶対反対同盟、石木ダム対策弁護団、
石木川の清流を守り川棚川の治水を考える町民の会、石木川まもり隊、
水問題を考える市民の会、石木川の清流とホタルを守る市民の会
- 質問内容=昨年度佐世保市が示した用途別の水需要予測について、安定水源量について、小佐々地区水源について、下の原ダム嵩上げについて、有収率と負荷率について
その全文はこちらです。
佐世保市も県と同様、逃げるつもりでしょうか。
逃げないでください
佐世保市は、県以上に、説明する義務があります。
市水道局は市民に安心安全な水を提供する義務がある。
それには石木ダムがどうしても必要。
市外である川棚町の人々に犠牲を強いるのは申し訳ないが、どうか理解してほしい。
と言い続けてきたのですから。
その犠牲となる人々が名を連ねた質問状には答える義務があるはずです。
地権者の理解を得るべく「誠心誠意お願いしていきます」というのが、
市長や水道局長の決まり文句なのですから、よい機会ではありませんか。
その言葉が真実なら、
地権者が理解できるよう、十分に説明してください。
佐世保市水道局のデーターは、信用できない
公開質問の箇所で、特に気になったところがあります。
それは、佐世保市の水道は、北部と南部と分かれています。水が足らない地区は、南部地区です。
この南部地区は、下の原ダムだけです。北部地区は、五か所あります。
その南部水系下の原ダムのデーターが、あいまいだ、と感じました。
これまで、渇水の時は、二級河川の小森川の堰から、ポンプでいくらでも24時間取水して、下の原ダムに貯めていました。
だから、データーは、信用できない、と思います。
その時の小森川から取水した水量は、測ることが出来なかった、と思います。
現実問題として、南部水系下の原ダムに貯めていた、と言うことだから、流水量が少ないから、石木ダム建設をしなければならない、と言う長崎県、佐世保市の理由には、ならない、と思います。
だから、佐世保市制だよりの2009年10月号に記載してありますが、現に南部水系下の原ダムのかさ上げが可能であると言っている佐世保市水道局の職員が言う様に、ここで、約20M下の原ダムのかさあげをすれば、石木ダム建設はしなくて済み、費用対効果も十二分に満たされるので、費用が安くて済み、佐世保市民の水道料金や県市民税の負担が軽減されます。約建設費用は、半分ですみます。
なぜ、うそに嘘を付けば、大風呂敷に入らない嘘になり、自滅する羽目になるのに、それが解からない人たちは、賢者とは、言えません。愚者です。
それと、佐世保市三川内のテクノパークの企業の水使用量は、約20年前は、日に3000トンでしたが、今は日に450トンに目減りしています。
あまりに、佐世保市水道局は、過大にデーターをつくっているとしか、思えません。
佐世保市水道局のデーターは、はっきり言って、信用出来ません。そう、思います。