中村知事、逃げないでください。
貴方は地権者と話がしたいと言って、4月21日、突然川原にやってきました。
地権者の皆さんは、知事の願いに応えて、
「是非話し合いをしましょう。こちらから5月19日に行きますから」
と文書を提出し、それに対する知事のお返事を待っていました。
https://ishikigawa.jp/blog/cat16/830/
そのタイムリミットの5月9日、知事からの返事は、
「来週の木曜日まで回答を待ってほしい」でした。
WHY?
知事は「石木ダムはどうしても必要です。地権者の理解が得られるよう誠意を尽くします」
と常々おっしゃっているし、今回も、そのために来られたはずです。
だから地権者の皆さんは、
「いいですよ、知事の話をお聞きしましょう。私たちも知事の口から説明を聴きたい」
とおっしゃっている。
なのに何故、知事は躊躇するのでしょう?
知事だけではありません。
佐世保市水道局長も「待って!」と言ってきました。
佐世保市との2回目の話し合い
https://ishikigawa.jp/blog/cat16/830/
の後、3回目の話し合いがより充実したものになるように、
弁護団は3回目の公開質問状を作成し、4月25日に送付しました。
http://suigenren.jp/wp-content/uploads/2014/05/a021e6bff5eb6c7e5ae0fcfb5069e966.pdf
でも、水道局長の「待って!」は、
「回答作成に時間がかかるので、1週間延期願いたい」とのことだそうです。
こちらは、きちんと答えるために、その文書作成に時間がかかっているので、
9日までの回答期限を1週間延期して、16日まで待ってほしいということでしょうか?
そのような誠意ある延期要請なら、喜んで…と言いたいところですが。
いずれにしても、県も佐世保市も逃げないでくださいね。
地権者への説明責任だけはしっかり果たすべきです!
説明もできないような計画を推進するなら、それはあまりにも無責任です。
公開質問に為政者たちは、返事が出来ない、と感じます
公開質問に対して、為政者たちは、返事が出来ない、と感じました。
それは、嘘、偽りの評価を提示し、評価委員会の賛成を丸めこみ、取りつけたからです。
間違いは、間違い、と素直に、情報の開示をしなければ、人間として、価値がありません。
つまり、佐世保市水道局長は、石木ダム建設をしなければいけないが為に、嘘やデーターの過大評価をした結果、返事が出来ない、と思います。
素人でも、おかしいデーターだ、と思います。
嘘に嘘をつけば、大風呂敷になり、包みきれなくなります。
その結果、自滅します。
佐世保市民は、これ以上の水道料金の値上げを望んではいません。
高い水を飲むことに、石木ダム建設はせんでよか、つまり、誰もが反対、と言っています。
これから、少子化になり、人口が急激に、減少していきます。
石木ダム建設費を佐世保市民が、年間4000円も負担しなければならなくなれば、今現在3割負担を2割の水道料金の値上げで、我慢しているのに、これ以上の負担増を求めるべきではありません。
将来、五年後に見直すとのことですので、更に、水道料金の負担増になります。
その責任は、佐世保市長、佐世保市水道局長になり、責任をとらなければならなくなります。
代替えの南部水系下の原ダムかさ上げがあるにも関わらず、敢えて、石木ダム建設をする価値があるのかどうか、よく考えることです。
諫早湾の干拓事業の様に、税金の無駄遣いにならないが為に、ここで、石木ダム建設事業を見直すか、中止すべきだ、と思います。
最近、佐世保市議会議長N氏あてに、資料を送ったけど、佐世保市民のために、働いてください。
選挙の時には、みんな一生懸命にお願いします、お願いします、と言うくせに、佐世保市民の言うことを聞くべきです。そう、思います。
知事へ
まさに知事の人間力が試されています。
へんな駆け引きなどせず、結果を恐れず、正々堂々と地権者と向き合ってください。
あなたは長崎県のトップなのですから。