昨日の石木ダム強制収用反対集会は、予想以上の参加者で会場は熱気ムンムン・・・
気分を悪くして倒れる方が出てしまい、主催者として深く反省しています。
進行が予定より遅れていたので、そちらにばかり気が行ってしまい、
室温や換気についての気配りが全くできていませんでした。
暖房は一切入れてなかったのですが、
お天気だったので、窓越しの日差しが室温をぐんぐん上昇させてしまったのでしょう。
緒方弁護士がフォローしてくださったように、参加者の熱意が輪をかけて室温をあげた?のかも・・・
でも、倒れた方はまもなく回復され、大事に至らずホッとしました。
昨夜はTVニュースで、今日は新聞各紙が伝えていました。
本当にやって良かった!と思える集会でした。
参加者の半数近い66人がアンケートを提出し、そのほとんどが感想欄にびっしり書かれていました。
多くの人が「参加して良かった」「とても有意義な集会だった」「弁護団の話が大変わかりやすかった」と書かれていました。
具体的には、
・石木ダムは利水でも治水でも必要のないことがよくわかった
・佐世保の水の需要予測は本当におかしい、周りの人にも伝えたい
・石木ダムは自分たちの問題だと感じた、目からウロコだった
・若い地権者の言葉に感動した、今度現地を訪ねてみたい
・こんな集会を川棚でも開いてほしい
などなど、実感のこもった感想が綴られていました。
私自身も、聴きながら、なるほど〜、そうだ!、うんうん、
と感心したり、納得したり、共感したり・・・
板井弁護士:大型公共事業は住民が決定するもの。治水問題は流域住民が主人公。
馬奈木弁護士:私たちが勝つには行政を圧倒する力をつけなければならない
それは、決して行政をやっつけることではない
行政側よりも優れた対案を提起し、それを議論する
これは長距離マラソン、走りながら力をつけよう
そして、地権者からの訴え。
今では4人の子の父親であるMさんは、強制測量の時、小学2年生でした。
あの時の記憶は心の傷として残っている。
子どもには同じ思いをさせたくない。
私たちは自然によって生かされている。
自然を壊すのではなく、このダム計画を壊して欲しい。
そう言うと、会場からは大きな拍手がおこりました。
主催者からは、強制収用反対署名への協力と、来年の佐世保大集会への参加を呼びかけましたが、
アンケート結果を見ると、66人中53人が参加、わからない9人、参加しないは0でした。
そして、実行委員や賛同人としての参加希望が8人もいて、びっくり!
さあて、またまた忙しくなりそうです。
来年1月18日の大集会まで、あと2ヶ月。
その間、選挙あり(多分)、お正月休みあり・・・
時間がないな〜と、仲間内では頭を抱えていますが、
ま、成るように成るさー