1月26日午後3時、石木ダム建設予定地の地権者と私たち支援者は県庁玄関前に集合。
強制収用のための手続きを強行している知事に抗議をするために、
そして、先日の、1月18日佐世保集会の集会宣言文を届けるためにやってきました。
このことは、すでにご存知の方も多いでしょう。
テレビや新聞でも報道されました。
翌日の新聞には、このように報道されていました。
しかし、テレビで見た人は、少し勘違いされたかもしれません。
「県庁に押しかけ抗議」「会議室への入室を拒み…」などというキャプションを見ると、
どこかのアブナイ団体の殴り込みみたい・・・ですよね?
うーん、確かにちょっと怖いオジサンに見えますが…
でも、そうではありません。会議室へ向かわなかったのには理由があります。
私たちの真意、そして地権者の思いを伝えます。
*私たちはこれまで石木ダムの必要性をめぐって県との話し合いを求めてきました
*特にこのダム事業の最高責任者である知事との対話を求めてきました
*昨年7月、知事は1回だけ地元での説明会に顔を出しましたが、それっきりです
*そして、強制収用に向けた手続きを強硬に進めています
*話し合いで解決したいと言っていた知事が、なぜ一方的に進めるのか、私たちは理解できません
だから知事の真意を確かめに来ました
*しかし、知事も副知事の1人も出張で、「だから河川課が対応します」と言って、
私たちを本庁舎の中に入れようとはせず、別館の会議室へ連れて行こうとしました
*なぜですか?地権者や私たちが来庁した時は、なぜいつも知事は出張なのですか?
ダム推進派が来庁した時は、なぜいつも在庁していて知事室に通すのですか?
*逃げているとしか思えません。なぜ知事は逃げるのですか?
なぜ、もう1人の副知事は出てこないのですか?
なぜ、私たちは本庁舎に入れてもらえないのですか?
*だから延々と押し問答が続いたのです。
私たちはわざと玄関に立ち続けていたわけではありません
1時間ほど訴え続けて、やっと河川課の政策監が登場しました。
地権者が思いを訴え、知事と会える場を作ってくださいとお願いしました。
政策監は「間違いなく伝えます」と繰り返すだけでした。
最後に、1・18佐世保集会の集会宣言文を読み上げ、手渡しました。
私たちの声を届けよう。民意を県に届けよう。未来を決めるのは私たちだから。
「今こそ見直そう石木ダム計画!必ず止めよう強制収用!」
私たちは今ここに宣言する。
最後のところを読みながら、気分はややトーンダウン。
声を届けに来ても、聞く耳を持たない県、逃げる知事に、どうやれば届けることができるのだろう…と。
沖縄を無視する国と同じだな〜
県民があれほどきっぱり選挙で意思表示したのに、国は辺野古の埋め立てを強行しようとしている。
新知事が前知事の辺野古移設容認について検証するので結果が出るまで工事をしないよう求めたのに、
聞く耳を持たず、力で押し切ろうとする国。長崎県と同じですね。。。
いえ、長崎県が国を見習っているのでしょうが。