今日の長崎新聞です。
一面トップの記事が石木ダムです。
長崎県民にとって、このこと(石木ダムのための強制収用)がどんなに重大な問題であるか、
この記事の位置が教えてくれています。
なぜそんなに重要なのか。
石木ダム事業が事業採択されて以来、初めての強制収用だから。
40年かかっても説得できず、力ずくでおこなう土地の収用だから。
そんなの自分には関係ない、と思う県民も少なくないのでしょうが…
こちらは社会面です。
県は、国による事業認定の”お墨付き”を盾に今回の強制収用を正当化しているが、反対地権者との話し合いに向けた努力を怠る中でこうした強権的な手法を用いることは、いくら理論武装したところで「下策」と言えよう。
強制しないと造れないのは「失政」を認めているようなものだ。
と報道部記者は解説しています。
そして地権者は、「小屋に立てこもってでも明渡しには応じない」と怒りを込めて断言しました。
もし自分が地権者の立場だったら…
もし権力者のやりたい放題の県政になったら…
想像してみてほしい。