昨日の長崎新聞に、石木ダム再評価に関する記事が大きく掲載されていました。
「水需要 急増と予測」
という大きな文字が、市の評価を、一目瞭然に語っています。
市水道局が公表したその予測について、わかりやすくていねいに解説されていますが、
ポイントとしては、以下のような点に集約されるでしょう。
☆ これまで年々減少している水需要が、今後は急激な増加に転じる
☆ 2024年度の一日最大給水量は、昨年度実績に比べ、約25,000トン増になる見通し
☆ 前回の予測も右肩上がりで増えるとしたが、実績は予測に反して減少した
☆ 今回の予測は生活用水では前回より少なく見積もるなど、現状を一定反映させた
☆ だが市町合併に伴う給水人口の拡大や、工業団地整備による工場用水量増加などに伴い、
結果的に水需要は増加すると予測した。
その通りです。
前回も、前々回も、いつも水需要予測は過大で、現実離れしていました。
その反省をするどころか、
今回も水需要は増加するという。しかも急激な増加!
その予測に基づいて多額の費用(税金+水道料金)をかけ、ダムを造り、
でも、やはり水需要は伸びませんでした〜
となったら、その無駄遣いは誰が責任取るのですか?
水道局長が返してくれますか?
朝長市長が返してくれますか?
一般企業なら有り得ないことです。
何回も同じ予測ミスを犯していながら、その責任も取らずに、事業を継続するなんて・・・