こんな見出しの記事が出てたのは、今日の長崎新聞、コラム『記者の目』。
佐世保支社のN記者が最初に伝えたのは、先日の市議会「石木ダム建設促進特別委員会」の様子。
水道局から再評価の経過報告を受け、
意見を述べたのは、9委員中たった1人。しかも基本的な質問だった。
続いてN記者は、2日前に傍聴した市民グループによる再評価の報告会の様子も紹介。
もちろん、2月27日の市民報告集会のことです。
https://ishikigawa.jp/blog/cat09/658/
詳細なデータを基に、市の水需要予測を「石木ダム有りきの数合わせ」と批判していた。
参加者からは、議員はちゃんと理解しているのか?市民と議員の公開討論会を開こう!
との声も上がっていた
などと伝え、記者自身もそれに賛成だと書かれていました。
なぜなら、推進議員にとって、石木ダムの必要性を市民に語る絶好の機会だから
十分な根拠もなく「右へならえ」で推進しているわけではないだろう
と。
全く同感です。
その根拠、私たちも知りたいです。
ぜひ、意見交換しませんか?
37年間、時代は変化した
元高田長崎県知事が、石木ダム建設の推進をしてから、もう37年間が経ちました。
その当時、針尾工業団地を造成し、企業を誘致するため、水の確保が困難なため、石木ダム建設をすれば、水の確保が出来る、と考え、強制執行に至りました。
が、しかし、針尾工業団地には、企業の進出がなく、数年間、遊休地となり、十万坪の使い道がなく、平成4年ハウステンボスに譲度されました。
ハウステンボスは、開園当時から、年間100億円の赤字が続き、数百億円の累積赤字となり、とうとう二回か三回、倒産しました。
長崎県は、多額の税金を使ったから、反省をしなければいけません。
時代は、大きく変わりました。
にもかかわらず、長崎県、及び佐世保市は、石木ダム建設を是が非でも、実施しようと、あの手、この手と苦肉の策で、こじ付け、水道局の再評価の委員は、石木ダム建設推進派の人たちばかりとは、編党(えこひいき)も甚だしい、と感じます。
こんなことは、誰が見ても、間違っている、正しくない、また、公平さを欠いている、と感じます。
今のままでは、佐世保市民は、騙されます。
「佐世保市民と佐世保市議会議員との懇談会」を開くことを要求します。
間違いは、間違いと、正さなければ、いけません。
僕は、そう思いますが。そう、思いませんか。
やりたいけれど…
市民と議員との意見交換会…やりたいですね。
ただ、今すぐにはできません。
時間がないのです。
今日は、「科学者の会」の代表の方を市役所や水道局に案内し、明日は九州地方整備局へ公聴会の件で出かけます。一日おいて14日は、再評価のための最後の検討委員会…というように、その後も公聴会が終わるまでは全く余裕がありません。
また、議員さんたちも3月議会が終わるまでは難しいでしょう。
少しでも早く実現したいと思われるなら、速来津姫さんご自身や周りの方で取り組まれてはいかがでしょう?
私たちはいつも議員さんに訴えていますので、違う顔ぶれの市民が企画したほうが、推進派の議員さんも、行ってみようかなという気になってくださるかもしれませんよ。