10月4日長崎新聞の一面に掲載された記事です。
およそ一ヶ月前の9月6日、石木ダムの事業認定が告示されました。
それを伝える新聞テレビの報道を見た人はどう思ったでしょうか?
先日、「石木川まもり隊」の活動を応援してくださっている「パタゴニア」に行ったとき、
店員さんが話してくれました。
このブースで石木川の写真などを見た長崎からのお客さんがおっしゃってました。
「ああ、いいとこだよね。でも、もうダムができるって決まったんでしょ?」って。
事業認定って、そういうことなんですか?と。
そうかー。誰でもそう思うよねー。
でも、この石木ダム建設予定地に住む地権者の皆さんは、全く諦めていないんですよ。
その証拠が、この記事です。
反対地権者13世帯全員がこの認定処分を不服として、審査請求書を提出する予定です。
個人的にすでに提出した方もいます。
また、地権者だけではありません。
地権者を支援する一般県民、国民も、誰でも請求できます。
詳細はこちらです。
http://suigenren.jp/news/2013/09/30/4915/
昔はお上のやることはまちがってない、逆らえない、と思わされてきました。
でも、お上もかなり間違っていた、
その最たるものが、あの戦争(第二次世界大戦・太平洋戦争)であり、
原発だったと思います。
もちろん、それ以外にもイサカンだの水俣病だの、たくさんの過ちを重ねてきた。。
私たちは、そんな過ちをしっかり見つめて、それを司法の場で正してもらうべきだと思います。
行政の過ちを行政自身が糾すことはほとんど有り得ないので、
それを司法の場に持ち込むのは、私たち国民の権利であり義務です。
事業認定がなされても、それは石木ダム問題の終わりではなく、始まりなのです。
本当の闘いはこれから・・・。