昨日の知事訪問について、今朝の新聞各紙が一斉に報じています。
地元長崎新聞は社会面に大きく報道。
地元紙ならでは!地権者の言葉をしっかり紹介しています。
・抜き打ち訪問で私たちをばかにした行為
・見せかけの話し合いの実績づくりをしている。本当に話し合いたいのなら私たちが県庁に出向く
・ダム小屋にいたおばあちゃんたちの言葉
「死んでも立ち退かない。私たちを殺してまでダムを造らんばとか」
これらの記事に共通していたことは・・・
★ほとんどの地権者とは会えなかった、もう来ないでくれなどと言われた
★そのことを知事たちは「まだ理解を得られていない」と受け止めながらも
「これからも努力しなければならない」(知事)とか
「訪問の効果は何らかの形はでてくるのかな」(市長)など
(地権者の気持ちがまるでわかっていない!わかろうとしない!)
★アポ無しの突然訪問について
「事前に連絡すると面会できない可能性があるから」(知事)と説明
★地権者は
「私たちの説明要請には応じず、前触れもなく訪問するのは筋違い」と怒り、
★それに対し
「事業に賛成し土地を提供した人もいる。ダム検証の議論に戻すことは難しい」(知事)
「ステップを一つ越えているので、何とか用地の話をさせていただきたい」(市長)
これじゃあ、いつまでたっても話し合いは実現しませんね〜
「ダムの必要性がわからないから土地を売らない」と言ってる地権者に
その必要性については一切説明せずに、
「とにかく土地を売って下さい。出て行って下さい」とお願いしても
「理解」が得られるわけがない!
ところで、一緒に行った川棚町長さんのコメントが一切出てこないのはナゼだろう…
なぜ、石木ダム建設に執着するのかが、解からない
長崎県知事、佐世保市長は、なぜ、石木ダム建設に執着するのかが、解かりません。
何か、裏があるのか、と疑いたくなります。
贈賄、収賄の罪はないと、と思いますが。それは調べれば解かることです。
ところで、
昭和42年7月9日、佐世保市の東部地区の200世帯が、大雨の為、床上浸水に会いました。
翌年、昭和43年に南部水系下の原ダムの建設が実施され、30mの高さのダムが完成しました。
約1年で、下の原ダムは、出来ました。
それなのに、なぜ、長崎県、佐世保市は、約38年もかけても、石木ダムにこだわり、執着しているのかが、理解できません。
だから、南部水系下の原ダムかさあげ可能、と佐世保市制だより2009年10月号に元Y水道局長さんが、記載しているのにも関わらず、実施しないのかが、解かりません。
南部水系下の原ダムかさあげを実施していたならば、もうとっくに、完成しています。
長崎県知事、佐世保市長、水道局長は、仕事怠慢としか、言えません。
これまで、約38年間、調査や測量等をしなかったからです。
下の原ダムかさあげに関わる、地権者は、個人の土地の所有者と佐世保市森林組合の数人だから、石木ダム建設反対者の地権者の数より、少ないです。
本当に、税金の無駄遣いです。
約38年間に使った、資料代金や会議費や県市民税金等、無駄遣いも甚だしい。
お釈迦様も言っています。執着をすてろ、と。
早く、気付かなければ、2500億円の諫早湾の干拓事業の税金の無駄遣いとなります。
長崎県、佐世保市は、石木ダム建設反対地権者に対して、慈悲の心、つまり、慈しみのこころを持つことが、良い政治へと、繋がります。
そう、思います。
だから、このことを悟らないから、長崎県知事、佐世保市長は、品格がない、と思います。
品格がある人が、人間として、偉い人、と呼ばれています。
だから、地位、名声があっても、少しも偉くはありません。
費用対効果を満たす、南部水系下の原ダムかさあげを実施すべきです。
それは、建設費が、石木ダム建設298億円の半分で、可能だからです。
そうしないと、佐世保市民は、水道料金を約30年間毎年4000円支払わなければ、いけません。
そして、5年後には、見直され、人口減少のため、更に水道料金が値上げされるでしょう。
これまで、平成6年の大渇水時の運搬費50億円の尻ぬぐいで、3割負担を2割負担して、水道代プラス運搬費を、ぶつぶつ文句を言って、市民は、支払っています。
これ以上の税金の無駄遣い、また、水道料金の値上げの負担をすべきではありません。
人間の知恵を出して、政治をすべきです。
さもなければ、忠臣蔵の吉良上野介の様に、末代幼稚に至るまで、悪者になる、と思います。