西日本新聞の連載コラム、石木ダム問題についての「聞きたい」の最終回(9月25日付)は、長崎大学の戸田清教授。
ご専門の環境社会学の観点からみて、石木ダムの必要性は疑わしいとバッサリ。
利水に関して言えば、佐世保の水需要予測は現実味を帯びていないし、
治水についても、ダム万能説は捨てた方がいいと。
生態系への悪影響も懸念される。
そのような中で強制収用などすれば、公権力の乱用として歴史に残る。
(もちろん汚点として)
「公共事業は一度走り出したら止まらない。その理由は行政のメンツと考えるしかないようだ」ともおっしゃっています。
メンツのために家や田畑を奪われるなんて・・・絶対あってはならないことですよね。