「ほたる祭り」と子どもたち

田植え前の水田に映った、宝石のような帯は、こうばるほたる祭りの会場です。
(撮影者=西海市民のFさん)

5月最終土曜日。今年は天気に恵まれ、私たちは、こうばるのお母さんたちの指揮のもと、朝から大忙し。こちらはヨモギ餅を作っているところ。

他にも、白いお餅に、名物のほたる団子、山菜の煮物やシシ肉の煮物、山菜おこわにお赤飯、かき揚げ、にゅう麺、ぜんざい、焼き鳥、ヤキソバ、etc.

今年は、パタゴニア福岡ストアから13名もお手伝いに来て下さって大助かり!
若い皆さんのテキパキとした仕事ぶりで、例年よりも早く準備完了!

夕方には、ホタルと美味しいものを待つ人たちが、こうばる広場に大集結。

子どもたちは、ホタルもいいけど金魚もね!

Mさんが作ってくれるべっこう飴にも興味津々。

ホタル籠。難しいな~。どうしてあんなにきれいな籠ができるんだろう?
ただただ見とれるばかり…。

こちら、石木川まもり隊のブースにもお客様が次々とやってきます。

何か書いていますね。

そう。署名をして下さっています。
石木ダムは要りません。ダム建設は止めてください。という署名。

この子たちに残したいのは、美しい川や里山、自然です。

テントの下ではライブが始まりました。

波佐見ベンチャーズに続いて、いま歌っているのは、親子ユニット「南無」(なも)のお父さんと、今日は息子さんの代わりに、奥様が…

続いて、長崎のうたごえの皆さん。会場も一緒になって歌い、盛り上がります。

そして、始まったのは…

映画です。
「ほたるの川のまもりびと」のパタゴニアバージョン。20分弱のショート版。
皆さん、スクリーンの前に集まって釘付けです。

皆さんが今いるここ「こうばる」が舞台の映画です。
皆さんが今見てきた石木川に棲むホタルたちの命に関わる映画です。
石木川にダムが出来たらここのホタルたちは住処を失う。
ホタルや魚や虫たちの命溢れる石木川を守ろうと、ダム建設に反対を続けている「こうばる」の人々の暮らしがテーマの映画です。

映画の終了と同時に、たくさんの子どもたちが、私たちのブースに殺到!

署名するためにやってきたのです。
石木ダムは要らない!と。

中村知事、朝長市長、この子どもたちの姿を見て、どう思いますか?

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

「「ほたる祭り」と子どもたち」への2件のフィードバック

  1. 石木川まもり隊ガンバレ。私は、遺伝子組み換えノー国産大豆を食べたいと、20人を越える仲間たちと20年近く大豆作りを取り組んでいます。自然を守る皆さんと安全・安心な食料を守る心は一つです。頑張り続けることが守ることに繋がります。山形の地から勝利を祈ります。

    1. 佐藤義美さん、山形から力強い応援ありがとうございます。そうですね。頑張り続けること。ですよね。
      こうばるの皆さんの頑張りはすごいです。私たちは皆さんの足元にも及びませんが、私たちなりに頑張り続けるつもりです。
      自然を未来に残すために、そして無駄な事業費のツケを未来に残さないために。共に頑張りましょう!

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