水源連のMLに、昨日の河北新報社の記事が紹介されていました。
新潟・福島豪雨 金山の住民、東北電に損害賠償請求へ
2013年06月30日http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130630t63017.htm
2011年7月の新潟・福島豪雨で被災した只見川流域の福島県金山町の住民が29日、「災害はダムが原因」として、本名ダムなどを設置している東北電力に損害賠償請求する方針を決めた。
損害賠償請求するのは、只見川ダム災害金山被災者の会。斎藤勇一会長は「洪水調整機能のない発電用ダムが、洪水被害を発生させたのは明らかだ」と請求理由を語る。
損害賠償請求の時効の3年を迎える来年7月末までの提訴を目指す。今後、被害額と訴訟参加者を確定して団体請求を行う。
新潟・福島豪雨では只見川が氾濫し、福島県内では金山町、只見町など1市8町2村で住宅33棟が全壊、200棟が半壊、77棟が床上浸水した。
東北電力は自然災害によるものとして、ダムによる被害拡大を否定している。
この記事を紹介してくださったSさんは、『只見川の発電水利の概況』のURLも示されました。
http://www.hrr.mlit.go.jp/agagawa/agagawa/saigai/n01/n01-s04.pdf
その中の地図を見てびっくり!
只見川に沿って、ダム、ダム、ダム・・・
「只見川は発電用ダムの段々畑という状態になっています」
というSさんの表現に納得。
これはひどい・・
あまりにもひどい・・
水量が豊富な川だそうですが、
それは、流れを切り刻まれた只見川の、涙なのかもしれません。
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