メコンは世界でもっとも生物多様性が高い。
そこに、それら多様な生物を死滅させ住民の生活を破壊するダムを建設するという。
メコンにすむ八百種の淡水魚の87%は回遊魚だそうです。
体長3m、重さ400kg、世界最大級の淡水魚メコンオオナマズさえも自由に行き来できる魚道。
それがフーサホンで、その世界一の「魚道」に計画されたドンサホンダム。
周辺国やNGOの反対を押し切って、1月8日、フーサホンの流れを止めダム建設が開始されました。
「その日。水のない川で村人たちは最後の魚を拾ったという」
世界一の魚道を捨てて、ラオスは何を得ようとしているのか?
しかし、かの国を私たちは笑えない。
私たちの国も同じことをしているから。
私たちの住む長崎県も同じことをしているから。
石木ダムを止めるまで、私たちに彼らを批判する資格はありませんね。