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カテゴリー: 署名活動
ダムのツボ〜事業認定とは〜
いまどき強制収用なんてないでしょう?
連休中日の昨日、いつもの日曜日より人出も多く・・・
「石木ダム計画中止」「強制収用しないで」を求める用紙に、予想以上の市民が署名をしてくれました。
署名用紙の文書に出てくる「事業認定」とか「強制収用」などの言葉は、一般の人には馴染みがないでしょう。
で、こんなチラシも用意しました。
ほーちゃん(建設予定地地権者の一人)の「ダムのツボ」の最新記事です。
時には列ができることも。
もちろん、素通りする人の方が多いです。
チラシを受け取ってくれない人も多いです。
署名してくださった人の多くが、自分から近づいて来られたのとは対照的で、
関心が有る人と無い人の二極化が感じられました。
署名をしながら、
「今さらダムなんて要らんよ。ムダムダ!」
「この夏も全然平気だったしね」
「ダムを造るお金があったら、水道料金を下げてほしかよ」
「あんなにいっぱいのホタルを初めて見ました。あそこは絶対に残さなければ…」
等々のコメントがポンポン飛び出します。
関心の無い人にどう伝えるか…とても難しいです。
漫画のチラシを受け取った後、読みながら歩き出した若い男性に声をかけてみました。
よかったら署名をお願いできませんか?
「え?あ、いいです。ダムができてもできなくてもどっちでもいいんで」
そうですか。
でも、ダムができたら、強制収用によって、今住んでいる家も土地もなくしてしまう人たちがいるんですが、
それも、どっちでもいいとお考えですか?
「え?強制収用?いまどき強制収用なんてないでしょう?」
その可能性があるから、署名を集めているんです。ご協力いただけないでしょうか?
「いや、いいです。そんなの有り得ませんから大丈夫ですよ」
と言って去って行った若者に、何と言えばよかったのか・・・
でも、今回嬉しかったのは、
助っ人として来てくださった三人の方が、
私たち以上に熱心に呼びかけながら、立ち続けてくださったこと。
おかげ様で、2時間で、合計238筆の署名が集まりました。
強制収用は断念してください
お知らせします。
明日10月13日(日)14:00〜16:00
アーケード街 親和銀行前
で、石木ダムに関する署名活動をおこないます。
「石木ダム建設予定地の強制収用は断念してください」
と知事にお願いする署名です。
石木ダム?あったほうが安心じゃねぇ。昔のような水不足がおきたら困るけんねぇ。。
と言う人も、
石木ダム?必要と思うかどうかって?うーん。わかんない。関心ないし・・・
と言う人も、
今回は強制収用について考えてみてほしいのです。
私たちは、私たちが使う水を得るために、
地元住民がが命がけで守ろうとしているふる里を、力づくで奪ってほしいと思っているのか?
もしも逆の立場だったら・・・
祖先の代から丹精込めて耕してきた、あなたにとってかけがえのない田畑を、力づくで奪われようとしたら、
あなたはどう思いますか?
そういうことを、佐世保市民の皆さんに聞いてみたいと思います。
署名するかしないかは別として、考えていただくきっかけになればいいな〜と思います。
行動するなら 今でしょ!
「愛は言葉ではなく、行動である」 マザーテレサ
いま、隠れていた愛があちこちから顔をのぞかせています。
昨日は熊本市のS・Rさんから「署名用紙を送ってください」とのメールをいただきました。
3日前には福岡市のY・Yさんから同様のメールをいただきました。
どちらも未知の方です。
今日は、佐世保市内のK・Tさんから事業認定への抗議文書が送られてきました。
3枚綴の文書で、資料14枚とともに、5か所に送ったと書かれていました。
国土交通大臣、国交省九州地方整備局長、長崎県知事、佐世保市長、長崎県議会議長の5人宛に。
たった一人で黙々と抗議する、その熱意に頭が下がります。
また、長崎市では、「石木川の清流とホタルを守る市民の会」の総会に多くの市民が訪れ、
地元川棚や私たち佐世保の仲間とともに、石木ダム建設中止を求めて、
より一層頑張っていこうとの決意が示されました。
このような波紋があちこちで生まれ、いま少しずつ広がっています。
福岡市のYYさんのメールを転載させていただきます。
初めまして。YYと申します。
緑の党のサイトで石木川まもり隊のことを知りました。
石木ダムは要らない!の風よ吹け〜
雨上がりの日曜日、石木ダム計画の中止を求める署名活動に、予想以上の人々がペンをとってくれました。
それはきっと、このウチワのせい?
石木ダム建設予定地に住む反対地権者の一人、ほーちゃんが描いた魚の絵のうちわ。
大好評で、930本ほど持ってきていたのに、1時間半ほどですべてなくなりました
(1000本作ったのですが、事前に希望者が殺到して、すでに70本ほど減ってました〜)
で、署名の数はというと・・・89筆でした。
930本に対して89筆。
確かに、割に合いません。
でも、いいんです。
石木ダムに関心を持ってもらうこと、まずそれが大事だと思うから。
関心を持てば知りたくなる。
知れば、要らないことがわかってくる。
そんな風を起こしたいのです、このウチワで。
風よ吹け〜
私たちの税金がたくさん使われているのに、それに気づかない人がたくさんいます。
ダム建設が水道料金値上げにつながることも、
石木ダムがどこに造られようとしているかも、
何のために計画されているかも、
知らない佐世保市民がたくさんいます。
今日取材に来たマスコミの中のお一人が、正直に話してくれました。
「この仕事をしていなかったら、私も石木ダムのこと何も知らなかったと思います」と。
佐世保に生まれ育って、「石木ダム」という固有名詞は知ってるけど、何の関心もなかったと。
報道の世界に入ろうというような人が?・・・ちょっとショックでしたが、
それが現実だと思います。
その現実を忘れてはいけないと、強く思いました。
そんな方にもお薦めなのが、この動画。
子どもから大人まで楽しめます。
紙芝居を見ているうちに、あなたもきっと「石木ダム」通になってるかも・・・よ。
石木ダム建設予定地は、こんなところ
このブログの28日の記事
https://ishikigawa.jp/blog/cat15/712/
をご覧いただいた数人の方から、署名活動に協力しますとのメールをいただきました。
ほんとに嬉しいです。
ありがとうございます!
皆さん、佐世保市内の方でした。
佐世保でも川棚町でもないところにお住まいの方は、石木ダムと言われても…
それって何?って感じですよね、きっと。
でも、長崎県民なら、大いに関係があります。
県の事業なので、県のお金がたくさん使われ、それは県民の税金そのものなのですから。
県外の方だって、無関係ではありません。
国からの補助金がたくさん出されるので…やっぱり国民の税金が使われるのです。
というわけで、この動画を見てください。
石木ダム建設予定地がどんなところか、
石木ダムがどんな無駄なダムか…わかっていただけると思います。
そして、実際の風景はこんな感じです。
虚空蔵山から流れ出た美味しい水で美味しいお米を作っています。
こどもたちの夏は石木川が友だちです。
売って泣くより 笑って団結! WE LOVE KOBARU!
これが石木ダム建設予定地「川原(こうばる)」に住む人々の合言葉です。
こどもたちのために、この豊かな自然を残したい。
その思いで、半世紀も闘い続けています。
そんな川原人(こばると)を応援したい・・
そんな思いで私たち「石木川まもり隊」は活動しています。