こうばるにビッグライブがやってくる!

 

このところチト難しげな話題が続きましたが、今日は嬉しいお知らせです。

来月のことですが、10月30日、こうばるでビッグなイベントが開催されます。

小林武史さん率いる素晴らしいアーティストが、川原にやってきて、

稲刈りの終わった田んぼの真ん中で、川棚町の歴史に残るライブをやります!

そのタイトルは「WTK」

「 WITNESS TO KOHBARU IN AUTUMN 失われるかもしれない美しい場所で」

というオシャレなもの。

あの有名な音楽プロデューサー小林武史さんの思いが込められたタイトルです。

「失われるかもしれない」と言われることに、現地こうばるの皆さんには複雑な思いがありました。

でも、あえて、その現実を言葉にすることで、
ミュージシャンにも、その多くのファンの皆さんにも気づいてほしい。
知ってほしい。
この大切な場所に足を運んでほしい。
そして感じてほしい。
考えてほしい。
失ってしまっていいの?と。

そういう思いから生まれたタイトルだと知って、こうばるの皆さんも受け入れることができたのです。

情報サイトはこちらです。http://www.kohbaru.org/

ぜひ拡散にご協力ください。

また、Yahooニュースでも発信されました。

それは、こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00148936-rorock-musi.view-000

 

TOSHI-LOW、小林武史ら集結! 長崎・ダム水没予定地で音楽と食のイベント開催

 

2016年10月30日(日)に長崎県東彼杵郡川棚町川原郷特設会場にて、音楽と食のイベント「WTK – WITNESS TO KOHBARU IN AUTUMN 失われるかもしれない美しい場所で」が開催されることが発表された。

この発表でCaravan、Salyu、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、東田トモヒロ、with 小林武史の出演が明らかになった。

イベントが行われる場所は、長崎県東彼杵郡川棚町にある小さな集落の川原地区で、この地区を流れる石木川をせき止めてダムを作る計画があり、計画通り進めば近い将来に水没する場所となっているという。同イベントは音楽と食を通じて参加者がこの場所に集まることで、それぞれが「立会人(WITNESS)」としてこのダム建設について知り、考えるきっかけを作ろうとする目的で行われるとのこと。

なお、チケットは2016年9月24日(土)10:00より 先行販売が実施される。

イベント情報は以下のとおり。

●イベント情報
「WTK – WITNESS TO KOHBARU IN AUTUMN 失われるかもしれない美しい場所で」
日程:2016年10月30日(日)*雨天決行(台風などの荒天の場合は中止)
会場:長崎県東彼杵郡川棚町川原郷特設会場
時間:開場 11:00 / 開演 12:00 / 終演 18:00 (予定)

<参加アーティスト>
Caravan/Salyu/TOSHI-LOW/東田トモヒロ/with 小林武史 And more…

RO69(アールオーロック)

最終更新:9月23日(金)21時0分

川棚町で石木ダムを考える緊急集会!

今日は9月1日、防災の日。

自然災害の1つに台風や豪雨による洪水被害がありますが、

川棚川流域の洪水対策として計画されたのが石木ダムです。

しかし、石木ダムができれば本当に安心なのでしょうか?

石木ダムの治水効果はたいへん小さい、という専門家の意見もあります。

ダムよりも、堤防の嵩上げや河床掘削の方が効果的だとの声もあります。

河川整備の結果、すでに安全性は高まっているとの報告もあります。

ダムがかえって水害を大きくしたという事例もたくさんあります。

 

石木ダムはメリットよりもデメリットの方がはるかに大きい。

そのことに今こそ川棚町民自身が気づき、声をあげていこう。

そういう集会が9月10日、川棚町で開催されます。

川棚町民の皆さん、ぜひ参加してみませんか?

 

日本初のダム撤去を実現した、荒瀬ダムの「つる詳子」さん(環境カウンセラー)の貴重なお話も聞けます。

この機会をお見逃しなく!

 

県立美術館に「川原」の写真

一週間ほど前のこと、こんな招待状をいただきました。

今年のホタル祭りに初めて川原を訪れ、この美しい里と人々の暮らしをダムの底に沈めてはならない!との思いを強くしたそうです。

その思いを込めた写真を「県立美術館」に展示することが、私にとって県へのささやかな「抵抗」だともおっしゃっていました。

 

会場に着くと、若いお二人が、その写真をじーっと見つめていました。

邪魔しないよう少し遅れてゆっくり近づいていくと、お二人は、このメッセージを読んでいらしたようです。

 

黒﨑さんの眼を引いた川原の風景。

 

 

そして住民手作りの「ほたる祭り」に集い、楽しむたくさんの人々の笑顔。

 

こちらが写真を撮られた黒﨑さん。

JRP(日本リアリズム写真集団)の会員で、これまで『被爆者』『みのり園』(身障者施設)『諫早湾』などをテーマに撮影を続け、数々の賞を受賞され、県展などの審査員も。

写真展は9月4日までやっています。

お近くの方、良かったら覗いてみませんか。

 

今回の写真展は「第50回JRP長崎支部写真展」なので、黒﨑さん以外の方の写真も…

その中で印象的だったのは、松尾弘さんが撮られた古い白黒写真。

1967年の沖縄。「銃剣とブルドーザー」で土地を強制収用された住民たちの抵抗の姿。

「喜屋武 土地を守る会」の旗のもと、すっくと立っている男性の姿が川原住民と重なります。

 

白い点々はヘルメットでしょうか。人の頭です。すごい数!

沖縄ではありません。

ここは、なんと佐世保!

米海軍原子力空母エンタープライズがやって来た時の、あのエンプラ闘争の1コマだそうです。

佐世保にもこんな時代があったのですね・・

市民が、自分たちの暮らしを守るため、日本の未来を守るため、こんなにたくさん・・

 

あの頃と今とでは、何が違ってしまったのでしょう・・・ 

 

 

明日から写真展「石木川のほとりにて」

いよいよ明日から開催です。

村山嘉昭写真展「石木川のほとりにて〜13家族の物語〜」

今年1月、一足先に佐世保でも開催し、たくさんの方に見て頂きました。

ダム建設予定地で暮らし続ける13世帯の家族の横顔が映し出されています。

自然で、ありのままで、笑顔、笑顔、笑顔・・・

見ているだけで誰もが幸せを感じる、そんな写真がいっぱい。

今回の写真集は第2弾で、前回よりもかなりボリュームアップ。

ますます見ごたえたっぷりです。

 

会場や日時は以下の通り。

長崎市の方はよくご存じの、万屋町にある「ギャラリーコクラヤ」です。

5日〜9日まで、5日間もやっています。

お近くの方は是非お時間を作ってお出かけください。

遠くて行けない方も大丈夫。

写真集を買えば見られます。

1500円です。

スペースの関係で写真展には展示できなかった素敵な写真にも出会えます。

全国のパタゴニア各店で販売中。

また、「石木川まもり隊」でも販売しています。

お問い合わせなど、このブログの「コメント」をクリックして送信して頂ければ対応いたします。

 

まずはともあれ、明日からの写真展にぜひどうぞ〜(^^)/

 

 

話題の演劇「濁る水」、予約はお早めに〜

佐世保市民のみなさーん、「ライフさせぼ」の今週号ご覧になりましたか?

来週末の佐世保公演「濁る水」についての記事がでてますよー!

知らなかった〜という方、是非この記事をご覧になってください。

そして、興味を感じたら、即、☎しましょう〜

0956−31−2042 佐世保教会まで。

よろしくお願いします!        

写真展「石木川のほとりにて」のお知らせ

まもり隊今年初のイベント、写真展のご案内をさせていただきます。

カメラマンの村山嘉昭さんが昨年11月に出版された写真集「石木川のほとりにて〜13家族の物語〜」がとても話題になっています。

石木川流域に広がる風景と13家族の営みが詰まった、心がほっこりする写真集です。

その中から23点をパネルにしたものを展示します。

一人でも多くの方に、特に佐世保市民に見てもらいたいと思ったからです。

 

石木ダムがどんなところに造られようとしているか、

そこにはどんな人たちが暮らしているのか、

写真が語りかけてくれます。

お時間のある方は、よかったら会場のアルカスSASEBOへ足をお運び下さい。

また、周りの方にもお知らせ頂けたら嬉しいです

会場でお待ちしています。 

 

 

「濁る水」

 

石木ダムに注目する若者が現れた! 

だけでなく、それを語り合ううちに、他者に「知ってほしい」と思うようになり、

それを演劇という形で表現することになった。

自分たちが辿り着いたプロセスを、そのままシナリオにしたのでしょう。

素晴らしい・・・

そして、「濁る水」という題名も素敵です。

是非観たい!

楽しみにしています。      

 

 

いとうせいこうさん、ラジオで石木ダムを語る

大竹まことゴールデンラジオ 2015年10月8日 

 

昨日せいこうさんが「大竹まことゴールデンラジオ」という番組で、石木ダムのことを語っていました!

川原を訪れた前後、ツイッターで発信されたツブヤキだけでも感激でしたが、

今回は川原と石木ダムのことをしっかり伝えて下さいました。

 

55:18頃から始まります。

是非、お聴きください!

長崎県に大村湾という湖みたいな湾があるんですよ」という話から始まって、

大村湾と川棚川と石木川の関係、石木ダム計画の歴史とそこに住んでいる住民の想いと闘う姿、

川原の豊かな自然と元気な人々、ダムの目的や様々な疑問など、わずか12分ほどの間に内容は盛り沢山。

大竹さんをはじめ出演者が驚いていたのは、

・50年前も前からの計画をやっと2年前に認定?!

・小川?石木川ってそんなに小さいの?

・そこに50メートルもの高さのダムを造って全て水に沈める?

・その理由の1つがこれ?佐世保の水の使用量が急にうなぎ上りに上がる?なんで?

・川棚川の氾濫を止めたいんであれば、ダムは川棚川本流の方に造るべきじゃない?

 

結局、皆さんの結論は

・造る前によく考えるべきだね。

・よく話し合って、必要なものならば納得して造りましょ、不要なものなら止めましょう〜

・少なくとも議論の前提として、正しいデータから始めることが大事!

そして最後に「石木ダム。覚えててくださいね」と、爽やかにせいこうさん。

「石木ダムですね。覚えておきましょう」と、大竹さん。

 

大竹さんにも、ぜひ一度訪ねてほしいナ〜

皆で首を長ーくして待っています!

                

設置しました!石木川まもり隊看板

石木ダム建設事務所の皆様、昨日は朝から工事でお騒がせして、申し訳ございませんでした。

いえ、朝からと言っても9時過ぎですから、午前2時の重機搬入に比べたら遅すぎますね〜

また工事と言っても、ちいさな看板設置ですから、たいした作業ではなく・・

アスファルトを掘り返した時に、少し大きな音がしたかもしれませんが、

それくらいはお許しを・・

何やってんだろう?

って気になっておられたのでしょうね。

工事終了後、わざわざ写真を撮りに職員の方がお見えになりました。

はい。どうぞご覧くださいまし。

残念ながら逆光で、色が冴えませんが、デザインはまあまあでしょ?

まもり隊が誇るプロのデザイナーのMさんによるものです。

キャッチコピーは皆で考えましたよ。

そして、こちらもご覧くださいまし。

はい。2枚看板になっております。

黒い斜めの線はデザインではありません。

そばにある電線の影が映っているだけ。

こちらもなかなかでしょ?

なんて自画自賛しちゃいけませんね。

 

推進派の皆様がお造りになった看板には、負けてます。

大きさで。

デッカイですよね〜、そちらの看板は。

 

どちらの看板も、町民の方に気づいてほしいですよね。

そして考えて頂きたいですね。石木ダム問題を。

 

私たちの小さな看板も、その一助になればと願っています。

 

「こうばるのうた」聴けません!

懐かしいこの写真は、2010年10月16日、「日本のうたごえ祭典in長崎」の一場面。

川原の皆さんによる「こうばるの歌」の合唱シーンです。

K君もHちゃんも、あんなにちっちゃかったんだねー

Hちゃんなんか今は私よりすっかり大きくなっちゃってるし、月日の経つのは早いもんです。

 

3日前のブログでお知らせしたように、7月4日の佐世保集会で、

再び「こうばるの歌」の合唱が聴けるはずでした。

来場者の皆さんに、ふる里を守りたいという思いを込めた生の歌声を届けたい・・と、

川原の皆さんも張り切っていました。

 

でも、それが叶わなくなりました。

ブログを見た県の職員が、

7月4日は、佐世保で集会があるそうだ。

阻止行動は休みにするか、ごく少数でやるか・・

大型重機を入れるならこの日だな!

と言ったかどうかは定かではありませんが、

とにかく、この日が狙われているらしいとの噂があちこちから聞こえてきました。

 

そこで、泣く泣く、地権者の皆さんの多くは不参加とすることに決めました。

「地権者からの訴え」をおこなう人など、ごく一部は参加しますが、

他は、残って抗議行動です。

もう、歌どころではありません。

 

実行委員の主要メンバーも抗議行動に参加します。

たいへん残念ななりゆきに、がっくりきましたが、しかし、これが現実です。

地権者の皆さんは、家族や友人と楽しい約束をしていても、ダム問題で何かあると、いざ鎌倉!

すべてを犠牲にしてダム反対運動に身を投じてこられました。

 

こうなったら、残ったわずかのメンバーで頑張ります。

現地で頑張る地権者や支援者の分まで、その思いが伝わるような集会にします。

だから、皆さん、ぜひ一人でも多くの方がアルカスに足を運んでくださって、

地権者からの訴えに耳を傾けてくださいますよう、

そして、地権者に勇気を与えてくださいますよう、お願いいたします。