ただ学びたいだけ

私は子どもたちと社会問題を ただ「学びたいだけ」なのです」と書かれたメールがN先生から送られてきたのは、3月10日のことでした。



昨年11月、川棚町の川原(こうばる)地区にN市立Y小学校の6年生全員が社会科見学に訪れ、たくさんの貴重なことを学びました。その授業を企画したN先生からのメールです。N先生は、その後、校長先生や市教委からの聞き取り調査を受け、校長先生は市教委へ顛末書を提出したり、いろんなやり取りがあったようです。

その経緯の詳細が記されており、その内容について、石木川まもり隊のブログでの公開もOKとのことでした。それだけ事実関係には絶対的な自信があったからでしょう。

しかし、3月という時期的なことを考えれば、N先生や校長先生の人事異動などに影響があってはなりません。ブログでの公開は控えていました。

新年度、N先生はやはり他校へ転任となりました。今なら可能と判断し、N先生の教師としての想いや教育への情熱を少しでも知っていただきたく、メールの一部を抜粋して転載させていただきます。

N先生は、今回の社会科見学が恣意的だとか中立でないなどの批判に対し、3つのポイントをあげておられました。

1.コメントの一部を切り取って報道。
見学の翌朝、校長室にいきなり呼ばれ、「昨日のあなたの発言はおかしい。恣意的じゃないか!」と言われたので、インタビューの内容を正確に答えました。

記者「この素晴らしい社会科見学がよく実施できたなあ、と思いますが、いかがですか。」
私「その点では、ひとえに校長をはじめ、市教委のご理解のおかげと感謝しています。」
記者「この社会科見学の狙いは?」
私「3つあります。1つ目は、自然。シーボルトコレクションでヨーロッパに紹介されたいくつかの動植物が絶滅寸前になっているが、ここにはその貴重な種がまだ生息しているという。それほど貴重な自然がここにはある。
2つ目は、平和。川棚町の戦争遺跡パンフレットにも載っていない戦時中の遺構がいくつか残っているのに、すでに埋められる寸前のものもあった。75年以上も残されてきた貴重な戦争遺跡がここにある。
3つ目は、くらし、くらしとかかわる人権。今年度から教科書が変わり、4月から公民で日本国憲法の学習をしてきた。里山のくらしと公共工事、生存権や財産権と公共の福祉との関係で学ぶべき貴重なものがここにある以上3点で、いい教材だと思います。」

当日の放送では赤字の所だけ流れていましたので、そう説明しました。

2.政治的中立とは何か?
石木ダム問題を中立に扱うことは、賛成・反対の両方の意見を聞いて考えることだと思います。
県や佐世保市に問い合わせ、訴訟中の案件だから対応できないと断られたり門前払いされたりしましたが、県や佐世保市のホームページで学習する計画と実践をしてきました。私のクラスの子どもたちは、柔軟に学習していきました。もうすぐ卒業ですが、素晴らしい児童に出会うことができて、私は本当に幸せです。

3.ダム問題だけを肥大化し、問題視したのではない。
➀ 自然について
こうばる地区での自然体験では、本当に有意義な時間を過ごすことができました。見学当日、自然との向き合い方も子どもたちは学び、カマキリを手に乗せて大はしゃぎする姿がとても印象的でした。



➁ 平和について
疎開した川棚町海軍工廠跡地のコンクリート塀が2か所、高さ3m、長さ50m以上あったと思います。そのうちの一つは今にも埋め尽くされてしまいそうでした。早期に保存を急がなければなりません。登り窯のような2段の長い倉庫も1つありました。これは立ち入り禁止場所にありました。長い防空壕もありました。50m以上ありました。入り口をふさがれているいくつかの防空壕跡もありました。

これらの戦争遺跡は、川棚町教育委員会発行の小学校中学年用の社会科副読本には載っていません。一人でも多くの人にこの事実を知らせて、保存してもらいたいものです。海軍用地のコンクリート標柱も、一人の住民の庭から見つかりました。物言わぬ生き証人を保存することは未来の戦禍を防ぐ、最初の試金石です。「ノーモア・ナガサキ」を世界中に訴える被爆都市・長崎市と被爆県・長崎県は、これらの戦争遺跡の保存に尽力・協力していくべきです。

➂ くらし、くらしと人権について
憲法で保障されている居住権や財産権を脅かされ、ずっと県や佐世保市、国と対峙してきたこうばる地区13世帯、約50名の方々。彼らが、本当にわがままだとか、危険な人たちだという先入観を捨てて、一度こうばるへ来てみてください。いろんなことがわかります。校長、市教委の皆さん、高圧的な投書や問い合わせをする皆さんに訴えます。ほんとうに、一度こうばるに来てください。自然やそこに住む人々の話に耳を傾けてください。

最後に、今回の教材研究をしてたどり着いた私の結論です。
こうばるの13世帯の人たちは、ダム建設に反対ではなく、「ここにいたい」だけなのです。

長崎県知事様
口約束した話し合いを 早くしましょう。
話し合いの前に工事をどんどん進めるから、静かな話し合いが遠のく…話し合いで仲直りしたいと言った直ぐに、叩かれたりけられたりしたら、誰でも怒ります。声がでかくなります。子どもでもわかることです。是非、子どもにもわかるような理路整然とした議論をお願いします。子どもたちにもわかるように事業計画の必要性からしっかり話せば、きっと静かな話し合いになります。静かな話し合いを遠ざけているのは、発言したご自身です。

そして、私は子どもたちと社会問題を ただ「学びたいだけ」なのです。
来年度も実施できることを強く望みます。

 

子どもたちに「教える」のではなく、共に「学びたい」と言うN先生。こんな先生に出会える子どもたちは幸せですね。新しい学校でも、N先生らしく、共に学び続けてください。

そして、是非また、子どもたちと共に、こうばるを見学に来てください。きっと新たな発見や体験が得られると思いますよ。(‘◇’)ゞ

石木ダム工事現場の今

昨日の現場です。「力で奪った土地を返せ」と書かれたプラカード。その下には工事業者による「立ち入り禁止」のプラカードが何枚も並び、ネットの後ろは土砂の壁。これが、今の抗議行動の現場、座り込みの様子です。

こちらは2019年12月の写真。1年3ヶ月程前はこのように、座り込んでる前にも後ろにも、何も遮る物はありませんでした。

それが、昨年(2020年)10月、このように土砂が搬入され、

オレンジ色のネットが張られ、後方が狭められましたが、それでも見通しは良かったので、さほど緊張感はありませんでした。(今年1月の写真)

ところが、3月に入ると、ユンボの動きが活発になり、

早朝や夜も作業を行っていたので、こうばるの皆さんは三交代で、監視活動を余儀なくされてしまいました。

男性も、女性も

雨の日も



疲労困憊の日々が続きました。

3月下旬、ネット後方に土砂が落とされ、

29日には、ネットの位置が変わり、

4月に入ると、このような土砂の壁が造られてしまいました。

前方にも、ネットと土嚢で柵を造り、

土砂を積み上げ、堅め、こちらも壁を高くしていきます。

横から見ると、
こんな感じ。座りこめるスペースは前後10mほどに狭められてしまいました。

しかし、こうばるの皆さんも支援者も、今までと何も変わらず、元気に明るく抗議を続けています。支援者の数はむしろ増えています。県外(福岡や佐賀)からも応援したいと駆けつけてくださる人が、じわじわと増えています。

上の写真の手前にある手作りのテーブルの上で、昨日も美味しいコーヒーとおやつ(大学芋・クロワッサン・カレーせんべいなど)が振舞われました。

昨日は風が強くて、
ダンプカーが通るたびに、

こんなに土煙が舞い上がりましたが、幸い風向きが良かったので助かりました。

1月には、
こんな吹雪の中でも頑張りました。

踏まれても踏まれても芽を出す雑草のように、
踏まれるほどに強くなる麦のように、
こうばるの皆さんの意志はますます固く深く結ばれています。

知事も土木部長も河川課長も、思い出してください。
子どもの頃、きっと読んだはずの童話。
『北風と太陽』を。

知事は県議会での答弁では、「円満に土地を明け渡してもらうのが最善」として「話し合いを模索中」と答えていますが、やっていることは逆ですね。

工事の強行=強い北風を吹き付ければ、心は凍え硬くなり、話し合う気持ちは失せていくばかり。
円満を望むのは御門違いも甚だしい。

知事!
イソップの教訓を思い出し、戦略を立て直してみませんか?
新年度が始まった今こそ、チャンスだと思います。
(  ᐢ ᵕ ᐢ ) 

こうばるの春をおすそ分け

もう4月。里山こうばるは花盛り。
2021年こうばるの春を、ほんの少しおすそ分け。

梅も、

桜も、とっくに散って、

菜の花も、盛りを過ぎたけれど、

野原や山道には、まだまだいろんな花が咲いている。

懐かしいレンゲソウ!
何十年ぶりだろう・・昔は田んぼにたくさん咲いていて・・両手にいっぱい摘んで、それで首飾りや冠を作ったっけ・・

アザミ

野イチゴ

スミレ



ギシギシ

クローバー
・・などは分かるけど、私は山野の花の名をあまり知りません。

これはデージーに似てるけど・・・?

こちらはリンドウに似てるけど、リンドウは秋では?と思っていたら、ハルリンドウだそうです。

これは、アケビだそうです。

こちらはムベだそうです。
実はよく似てますが、花は、あまり似てませんね。

これも

これも

みんな見たことはあるのですが、名前は知りません。

小さなチョウがとまっているのはキンポウゲだそうですが、黄色の花は、他にもいろいろ見かけます。

これとか、

これとか・・・

この花とそっくりな黄色の花が、工事現場のあちこちに咲いています。

ナルトサワギクというマダガスカル原産の帰化植物で、特定外来生物に指定されているそうです。

Wikipediaによると、毒性が強く、オーストラリアでは家畜の中毒死が多く報告されているらしい。また、繁殖力がきわめて強いので、在来植物を駆逐する危険性が大きいとも書かれていました。

たしかに・・・工事現場では、盛土の中から、次々に芽を出し・・

こんなところからも・・・

でも、現場では、そんなことはおかまいなく、重機が地肌を削り、



茶色になった大地の一角で、
雨の中、座り込みを続けるこうばるの女性たち。

女性も男性も交代で、早朝から夜まで抗議行動を続けている。
その姿は野花のように、しなやかで逞しい。

それでも、ほとんどが70代。疲労の色は濃い。
県は、これ以上県民を苦しめないでほしい。

春眠、暁を覚えず・・・そんな穏やかな春が、一日も早く、こうばるの皆さんに訪れますように! (._.)

第3回工事差止控訴審 こうばるからは1人だけ

石木ダム工事差止控訴審の3回目。
門前集会で、控訴人を代表して挨拶したのは、「こうばる」住民の岩本宏之さん。

いつも挨拶する岩下和雄さんの姿はありません。岩下さんだけでなく、この裁判の当事者である「こうばる」の皆さんの顔が見えない・・。皆さんは今頃、石木ダム工事の現場で抗議行動の真最中だから。



岩本さん:いつものように貸切バスで皆と来る予定でしたが、今日は私1人でやってきました。最近、工事のやり方が強引になってきたので、抗議を休むわけにはいかないのです。
以前は夕方業者が帰るのを確認して自分たちも引き上げていましたが、それを監視カメラで確認して、業者が戻ってきてまた作業するようになったので、最近は三交代で朝から晩まで抗議を続けています。
昨日も早朝の6時から工事を始めていました。
今日は意見陳述の機会を頂きましたので、この苦しい現状を訴えたいと思います。
皆様のご支援よろしくお願いします。

大きな拍手の後、皆で集合写真を撮りました。



今日も福岡市民の皆さんがたくさん集まって下さいました!

さて今回は3回目の審理ですが、裁判長が交代したので、こちらからあらためて意見陳述をおこないました。
・権利性について鍋島弁護士の意見陳述 陳述要旨(鍋島弁護士)
・利水について高橋弁護士の意見陳述  陳述要旨(高橋弁護士)
・治水について緒方弁護士の意見陳述  陳述要旨(緒方弁護士)
・住民の想いについて岩本さんの意見陳述 陳述要旨(岩本宏之さん)
・裁判所に求めることについて平山弁護士の意見陳述 陳述要旨(平山弁護士)

その後、裁判長は今後の予定について検討。まずは控訴人に意見を求めました。

高橋弁護士:私たちは県と佐世保市の反論を待って、さらなる反論をしたいと思っていたが、締め切りをかなり過ぎて提出されたため、できなかった。反論の機会を与えて頂きたい。

県の代理人弁護士:控訴人の主張はこれまでに十分尽くされている。前回私たちが出した反論も特に新しい内容ではない。反論の必要はない。今日で結審して頂きたい。

佐世保市の代理人弁護士:県と同じである。結審して頂きたい。

しかし、新裁判長(これまでの矢尾渉裁判長から、森富義明裁判長に交代)は、「提出が遅れたことは事実なので、1回だけ控訴人に反論の機会を与える」と述べ、協議の結果、次回期日は、6月18日14時半~となりました。




今回の報告集会会場は、福岡高裁から2~3分の場所にある福岡市科学館6階のサイエンスホールです。

たいへん広いのでソーシャルディスタンスが十分確保でき、コロナ禍でも安心でした。

初めに、これまでの経過と今日の法廷でのやり取りについて、いつものように平山弁護士からの報告があり、その後、陳述された5人の方からのコメントが続きました。

鍋島弁護士:土地収用法自体に問題がある。同法で保障するのは財産的価値だけであり、平穏生活権や人格権など憲法で保障されている基本的人権が保障されていない。一審では権利性が無いとして棄却されているので、控訴審では、この権利性について丁寧に訴えていきたい。

高橋弁護士:私が強調したかったのは、佐世保市の水需要予測が万が一の災害に備えて過大に設定されていること。いつ起きるかわからない天災に備えて13世帯を追い出すというのはおかしいでしょう?ということ。裁判官以外の皆さんにも、そこをしっかり伝えたい。

緒方弁護士:石木ダムがあっても治水効果は少ないだけでなく、想定外の雨が降ったときのリスクを控訴審では訴えてきた。貯水量には限りがあるので、それ以上の雨量の場合は、一気に4倍以上の水を下流に流すことになる。

治水をダムに頼るのは、もう古い考え方ではないか。欧米ではダムの撤去が進んでいるが、日本ではまだ1つしか実現していない。今後の目指すべき方向として皆さんにも共有して頂けたら嬉しい。

平山弁護士:この訴訟の取りまとめ的な話をさせてもらった。せっかくの機会なので裁判官の心に何か爪痕のようなものを残したかった。

1つは、取消訴訟との違い。事業認定取消訴訟で最高裁の判断が示されたが、それとこの工事差止訴訟は無関係であることを訴えた。

もう1つは、住民の想い。先日の人権交流集会での発言や記録映像を通して、半世紀に亘る闘いの重みをあらためて知った。今この時も説明要求運動のため、自分達が起こした裁判の場に出てくることもできなくなっている。この現実を裁判官にしっかり伝えたかった。少しでも裁判官の心に残っていることを願う。

岩本宏之さん:昭和37年(1962年)に県が町にも地元にも断りなく、業者に委託して測量調査を実施した。その時私はアルバイトとして働いたが、バイト料は1日500円だった。当時の相場は300円だったので、よく覚えているが、このように私は60年近くも石木ダム問題に関わってきている。

昭和46年12月、予備調査の説明会のとき、県は石木ダムの目的は利水であり、治水は国から補助金をもらうために加えたと説明。なぜ水が必要なのかとの問いには、「針尾の工業団地(約150ha)を造成したが水が無いので企業が来ない。企業が集まれば一日22,000㌧の水が必要になる。また、人口が増えれば市民の水需要も増える」と説明した。しかし、そこは今ハウステンボスとなり、一日3,000㌧もあれば十分。人口も当時の予測よりずいぶん減っている。石木ダムはもう必要ないはず。

いまの現地の状況だが、付け替え道路の第1工区を完成させようと県は工事を強行している。我々が座りこんでいる140m区間もだんだん狭められてきている。

そして、この区間が終わったら、付け替え道路工事はまだたくさん残っているのに、県は本体工事に着工すると言う。我々への脅しだと思う。しかし、私たちが出て行くことは無い。行政代執行されるまで頑張って住み続ける。

毎日30~40名が座りこんで頑張っている。県内だけでなく、佐賀や福岡からも応援に来てもらって、本当に助かっている。今後ともご支援をよろしくお願いしたい。(会場から大きな拍手)

質疑と意見交換

福岡市民:石木ダムの治水面で受益者となる川棚川下流域の町民の声が聞こえてこないが、皆さんはどう思っておられるのか?

岩本さん:栄町など過去に被害のあったところは堤防より低い地域で、大雨が降ると水が溜まる。その水で浸水被害が起きている。いわゆる内水被害であり、川の水が溢れてということではないので石木ダムとは関係ない。行政は内水対策を進めるべき。しかし、町民の多くは口を開こうとしない。推進団体もあるが自主的に動いているようには見えない。

N新聞社のM記者:私も下流域に住んでいるが、周りの方に石木ダムについて聞いても皆さん遠慮する。こうばるに知り合いもいるし、とてもじゃないけどダム造ってくれとは言えないが、水害対策はしてほしい、と言われる。

大雨が降った時に川の水位は低いのに、下水がボコボコ溢れそうになっていることはよくある。内水対策はやってほしいと私も思う。それは石木ダムでは防げないのだが、町民の方の中にはダムができたらそれも防げると思っている人は多くいるようだ。

佐賀県民:国土交通省は流域治水などまともなプロジェクトもやっているのに、なぜここでは石木ダムに拘るのか?佐世保に米軍施設があるからではないか?

福岡市民:米軍基地はあるが、それほど使うわけではないだろう。国交省の治水対策は、ダムなど建造物を造ることが主流。田んぼダムは農水省がやっていること。省庁横断で治水を考えることが大事。またダムの危険性を下流域の人にもっと伝えるべきではないか。

緒方弁護士:石木ダムの危険性については、この問題に関わっている人の共通認識には至っていないので、今そこを強調するべきではないだろう。また、国交省の言う流域治水はダムを除外するものではない。ダムだけでなく他の方法も考えましょうという程度。彼らがやりたいのは土木工事。総合治水は形だけだと思う。

佐世保市民:佐世保の過大な水需要予測の要因は様々あげられるが、その中で米軍の水需要がことさら大きな要因となってはいない。予測値として、過去の最大値を持ってきたりしてはいるが、全体から見れば要因としては小さい。

福岡市民:裁判長が代わったことにより、新たな証人申請や現地視察などができないか?

高橋弁護士:難しいと思う。裁判長の経歴から考えても、また、次回が結審と聞こえるような言い方だったので、実現は中々難しい。

馬奈木弁護団長:確かに可能性は少ないが、証人や現地視察などを求める努力はすべきと思う。裁判界全体の流れを見ると必ずしも全てが悪いわけではない。原発訴訟では、国を負けさせた判決も有り、しかも、その裁判官が栄転した事例もある。

ダムをなぜ造るのか。金儲けのためである。長崎県や佐世保市は誰を儲けさせたいのか?我々はそこも見ていかねばならない。

とんでもない話ですねー
誰かの金儲けのために13世帯を犠牲にするなんて!
13世帯の家も田畑も取り上げて、人々を追い出し、
先祖の汗と涙が浸み込んだ豊かな大地を水底へ沈める・・・
それは同時に、集落の歴史や文化も水泡に帰してしまうこと。

エリートと評判の新裁判長。
彼が本物のエリートなら、そのような大罪を長崎県や佐世保市に犯させないでほしい。弱い民を救ってほしい。(‘◇’)ゞ

市長からの返事、超特急できましたが・・

先日(3月2日)もお伝えしましたが、2月27日の長崎新聞の記事のインパクトは大きかったようで、コロナで石木ダムがより必要なのか?という話題があちこちで聞かれました。

そこで、まず、こんなチラシを作ってみました。
出勤してくる市役所や水道局の職員の皆さんにお配りしました。







7時半から8時半の予定でしたが、10分ほど前に500部を配り終えてしまったので、残りの時間、いつものように市役所前スタンディングを行いました。



今日はこれで終わらず、秘書課へ公開質問状の提出に向かいました。突然の訪問にもかかわらず、職員の方は誠実に対応してくださいました。



その質問状は、こちらです。



最後に記したように、施政方針説明の中での発言なので、既に根拠となるものはあるはずで、回答に時間を要するものではないと思いましたが、議会中ということもあり、19日までに回答をお願いしました。

郵送は時間がかかるので、メールでと書いておいたところ・・

なんと!想定外の速さで・・何しろ早いのなんのって!その日のうちに返信が届き、ビックリでした~

しかし、中身を読んで、がっくり!



こちらが提示した5つの質問には何1つお答え頂けませんでした。

そして、「『感染症対策に伴い公衆衛生面で 水需要が高まると予測し 』との発言は行っておらず、記事の内容につきましては、長崎新聞に掲載されたものでありますことから、株式会社長崎新聞社様へお尋ねいただければと存じます。」とのこと。

確かに、コロナで「水需要が高まる」とはおっしゃっていないようですが、

昨今の感染症対策で求められる公衆衛生の役割や・・・の影響を考えると、事業の必要性・緊急性はますます高まってきている」と説明されたのですから、感染症(コロナ)対策が石木ダムの必要性を高めているとお考えなのは間違いないようです。

では、なぜ、コロナが石木ダムの必要性を高めるのか、その根拠が知りたいですね~

また、皆と話し合って、対応したいと思いますが、取り急ぎの経過報告とします。

コロナ対策で石木ダムが必要!?

新聞報道で佐世保市議会での朝長市長の発言を知って驚いた。


なんと、「コロナ対策のために水需要が高まる=石木ダムの必要性、緊急性がますます高まっている」という趣旨の発言だったようだ。

それを聞いて「なるほどそうかも・・」と思った議員も多いかもしれない。
市民は尚更だろう。
確かに以前より手洗いをよくするようになったからと。

しかし、よく考えてほしい。
手洗いで増えた水の量がどのくらいになるか?と。
一方、コロナにより営業自粛や営業時間の短縮で飲食店の水使用量は、どのくらい減っただろうか?
ホテルや旅館も同じ。そして、客数減少により、シーツやタオル等の洗濯物も減り、クリーニング業界の水の使用量も減少しているはず。
また、休校期間中は、学校で使われる水も給食センターで使用する水も皆無だったはず。

つまり、コロナの影響で水使用が増えた場面もあれば、減った場面もある。
プラスマイナスでどうだったか?それが大事。
その結果、水需要が大きく伸びているならば、市長の発言も、賛成はできないが理解はできる。

しかし、事実は逆だ。

全国に緊急事態宣言が出された昨年4月~今年2月まで11ヶ月間の、佐世保地区の給水量を見てみると、


前年同月と比較して増えていたのは4ヶ月で、残り7ヶ月は減少していた。
給水量のトータルでみても、前年よりも1.7%のマイナスとなっていた。

朝長市長の発言は、事実や科学的根拠に基づかない「思い込み」もしくは「希望」であって(あるいは市民を騙す確信犯と見る向きもあるだろう)、「石木ダムの必要性はますます減少している」のが現実である。

顧みれば、石木ダムの利水目的はコロコロ変わってきた。

針尾島に計画されていた工業団地のために新たな水源が必要

大渇水を経験して、渇水に備えて新たな水源が必要

佐世保市は慢性的な水不足で余裕ある水源が必要

老朽化したダムの補修改修のために代替ダムが必要

感染症(コロナ)対策に伴う水需要の増加に備えて必要

こんなにも目的を変える、あるいは追加しなければならないようなダムは、必要ではないことの証ではないだろうか。

石木ダムの目的は、石木ダムを造ること、ただそれだけに見えてしまう。
そんな意味のない公共事業は一日も早く止めるべきだ。

そして、目の前の、コロナ禍で苦しんでいる市民を救済することにこそ、貴重な税金を使ってほしい!

無駄なダム 行き着く先は水道料金の値上げ

今年1月埼玉県川口市で25%も水道料金が値上げとなりました。ご存知でしたか?


今年4月には横浜市でも値上げが予定されていて、「水道料金値上げの話は決して他人事ではない」と、水ジャーナリストの橋本淳司氏は述べています。

YAHOO!ニュース 2020/8/24(月) 13:24
https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20200824-00194814/

要約すると、
〇水道料金の値上げはなぜ起きるのか。
人口減少等の理由で料金収入は減るが、設備の更新にかかる費用は増えるから。
高度経済成長期に整備された多くの水道管が古くなってきた。
管路だけでなく浄水場などの施設の老朽化も大きな問題。
今後は値上げを選択する自治体が増えるだろう。

〇では、値上げを抑える方法はないのか。
見直すべきは設備。水道は多額の固定費がかかっている。
現有施設を有効活用すること、大事に長く使うこと、無駄な設備を廃止していくこと、計画中の施設でも今後有効に使えないなら中止にするべき。

横浜市のケースを詳しく解説し、同じような事例として、岩手県の奥州市と金ケ崎町をあげていた。

その両市町の問題を2020年2月14日、NHKのWEB特集が報じていた。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/k10012284281000.html

水道料金 将来大幅に値上がり?!

岩手県南部の奥州市と金ケ崎町。人口は合わせて13万人。
去年11月、水道の供給事業を行っている「事務組合」が、奥州市と金ケ崎町に求める水道料金を、来年度から大幅に引き上げることになった。
奥州市は1.4倍、金ケ崎町は2.3倍にも!

原因はどうやら“巨額のダム建設費”と“水需要の誤算”にあるらしい。
奥州市の胆沢ダム(1983年着手2013年完成)は、国内最大級のダムで、総事業費は2360億円。

奥州市の1990年当時の試算では、2010年度の給水人口は15万人余りに増え、水の需要は1日あたり最大で4万3500㎥と見込んでいた。しかし、実際には、給水人口は昨年度末の時点で12万人まで減り、水道使用量も減少。

その上、井戸などの自己水源を胆沢ダムに切り替える予定だったが、東日本大震災でインフラが寸断されたことで「水源は複数維持すべき」という方針に変更。
その結果、ダムの水は昨年度末の時点で、当初予測の3割近くにあたる1万2000トンしか使われていない。

ダム建設に伴って造られた送水管などの設備も過剰となり、事務組合の昨年度末の債務残高は、47億円にまでふくれ上がった。これは事務組合の10年分の収入にあたる。

もう1つの自治体の金ケ崎町は、今も3つの自己水源だけで水を賄えている。
これまでに胆沢ダムからは「1滴ももらっていません」とのこと。
にもかかわらず、ダムからの水利権を求めたばかりに、これまで年間1580万円、来年度からは年間3600万円も事務組合に払うことになるらしい。

取材した記者は、まるで「掛け捨ての保険」に入っているように感じたと言う。

水道事業をめぐる厳しい状況は、岩手県全域に及んでいる。
県の試算では、

岩手県の水道   給水人口   料金収入

2016年度     118万人   230億円

2045年度      87万人   172億円

県内の複数の自治体の担当職員の話:施設の更新が追いつかず、今後、大規模な断水が起きてしまう可能性がある。
取材記者の感想:取材を通して強く感じたのは、問題が先送りされてきたということ。

全国で耐用年数を超えた水道管は、地球4周分にもなるという。これらの更新整備は避けて通れない。そのための水道料金値上げはやむを得ないが、余分な施設、無駄なダムにかけるお金は1円もないはず!

厚労省ヒアリング 石木ダム再評価

2021年1月26日、公共事業チェック議員の会事務局長大河原雅子衆議院議員による石木ダムに関する厚労省ヒアリングがおこなわれました。

ほぼ1年前にもヒアリングがおこなわれました。

2020年2月13日議員会館大会議室にて

この時も進行役は大河原議員でしたが、その他にもたくさんの議員や市民が参加しました。

同じく2020年2月13日のヒアリング時の写真

今回は、コロナの問題があり、厚労省水道課の担当職員2名と大河原議員、そして水源連の共同代表の嶋津氏と遠藤氏だけが参加。
地元こうばる住民の方、佐世保市民、石木ダム対策弁護団などはZOOMによるリモート参加となりました。

しかし、ZOOMは本当に便利ですね。
おかげで、昨年は遠くて参加できなかった佐世保支局のマスコミ記者の皆さんや、佐世保市議の方も傍聴することができ、そういう意味では良かったと思います。

さて、今回のテーマは、昨年3月、佐世保市水道局が厚労省に提出した石木ダム再評価についてです。
厚生労働省医薬・生活衛生局水道課への質問20200323と回答と再質問

水需要予測と実績値の乖離、その原因である予測値の算出方法の問題点(公式を無視した一日最大給水量の計算方法、実績も能力もある水源を保有水源として認めない理由、毎年250億円もの渇水被害が発生するという虚構に基づく費用便益比等)について、具体的に詳細に質問が提示されています。

しかし、この日、厚労省から届いた回答は紙切れ1枚!
20210126厚労省回答

唖然としました。これでは回答になっていません。まともに答える気はさらさら無いということでしょう。

それにもめげず、水源連のお2人は、再質問に沿って1つずつ丁寧に問い質していかれましたが、結果は同じ。

壊れたテープレコーダーのように、同じ言葉の繰り返し。

「一義的には・・・」
「事業主体において・・・」
「・・・に基づいて適切に」
「・・・と承知しています」
等の言葉を組み合わせて、何を聞かれても対応。

例えば、再評価を審議した検討委員会のメンバーの1人は、石木ダム建設促進市民の会の副会長であり、もう1人は石木ダム付け替え道路工事の入札に8回も参加している建設会社の社長ですが、そのような委員会で公正な再評価をできると思いますか?と質問すると

再評価実施要領には第三者の意見を聞くとなっていて、「佐世保市はそれに基づいて適切におこなったと承知しています」

応札者は石木ダムの利害関係者ですよ。そのような人を第三者委員会のメンバーとするのはおかしくないですか?

人選については、「事業主体において」定めることとされています。

では、その人選が偏っているとか、問題ありだとしても、国は関知しないということなのですね?

関知しないということではなく、「事業主体によって適切に」対応されるべきことと「承知しております」

といった繰り返しです。
話がかみ合わない。
まるで日本語が通じない外国人と話しているよう。
これがいわゆる官僚答弁というものなのでしょう。
テレビの国会中継で出てくるアレですねー
若くして本省の課長補佐になるような優秀な方は、上司の姿勢にしっかり学んでいらっしゃる!
お見事でした!

しかし、その結果、私たちの疑問は何1つ解明されず、超消化不良!
胃もたれ状況でムカムカしています!

今回の回答書の中で、厚労省は「事業主体において適切に対応されるべきものであり、各々の事業の進め方の詳細は、把握していません」と平気で宣っていますが、それで許されるのですか?

国民の税金ですよ。血税ですよ。
今はコロナ対策に、いくらお金をかけても足りない時ですよ。
市や県がどのような評価の仕方をしても国は把握しません。
申請されれば補助金は出します。
それでは、何のために再評価をやらせているのですか!

昨年11月長崎新聞のインタビュー記事の中で、佐世保市の水需要予測は「過大」との指摘もあるが、との記者の問いに対して、佐世保市長はこう答えています。

私たちは国の指針に基づいて予測し、国から事業の補助金をもらっている。国に認められた予測であり、市が独断で決めていない

つまり、この水需要予測、そこから生まれた再評価結果については国にも責任があると市長は言っています。
どちらの主張が正しいのでしょう?
互いに責任回避しているとしか思えません。

厚労省の新水道ビジョンには、こんなことも書かれています。

利用者に対する情報提供体制、利用者の意見を事業経営に取り入れる体制が整備されることとします。
しかし、佐世保市民の多くは石木ダムなど望んではいませんよ。
第一水不足だと思っていません。
そのことを知ってほしくて、今回、以下の資料を提示しました。

佐世保市まちづくり市民意識アンケート調査報告書
市が2~3年に1回おこなっているもので、その結果報告書は佐世保市のホームページから閲覧できます。直近の平成30年のものはこちらです。
https://www.city.sasebo.lg.jp/kikaku/seisak/documents/2018_houkokusyo.pdf

その14ページには「まちづくり」に大切な37の分野(医療、防災、雇用、公共交通、福祉等々)をあげ、それに対する市民の満足度が数値で示されています。
右下の赤丸で囲ったところには、「今回の調査における満足度の高い5項目」が提示されていて、「水の安定供給」は35.7%で、第4位でした。

「水の安定供給」についての満足度が非常に高いということは、ほとんどの市民は水不足を感じていないという証です。

続いてこちら106ページには、水の安定供給のための施策に関する重要度の回答結果が示されています。
市民が重要だと選んだのは「水道施設の更新・整備」であり、それは6割近くにも達しており、全分野においてもトップレベルでした。
一方、「水源確保」は4割にも達していません。
そうはいっても4割の人が水源確保を望んでいるのかなと思っていましたが・・・どうも、そうではなさそうです。

23ページの「水源確保」のところに書かれた自由意見をご覧ください。
・石木ダムは必要ないのではないか。
・HPにはダム建設のメリットのみ書かれていて・・・
・本当に必要なのか、説得力に欠ける。
など、否定的な声ばかりでした。

この調査は、市が無作為に抽出した16歳以上の市民3,500人に郵送されたアンケートで、信頼性は高いと思います。そして、その結果を集計分析したのも市であり、市民=市水道使用者の実感を一番よく分かっているのは佐世保市自身のはずです。

なぜ市は、それを無視して石木ダムに固執するのでしょうか?
また市水道局は、「利用者の意見を事業経営に取り入れるべき」との水道ビジョンをなぜ無視するのでしょう?
水道ビジョンはお飾りですか?

そんな思いをぶつけたところ、「このアンケートについては知らなかったので佐世保市の方に問い合わせます」とのことでした。

どうぞしっかり問い質してください。このアンケート結果を水道政策にどう生かしているのかと。よろしくお願いします。

おそらくまた、「佐世保市の説明によると・・・でした。事業主体である佐世保市が適切に対応されることと承知しております」なんて回答が返ってくるのでしょうが。(*_*;

座り込み1000回!でもまだ通過点

2021年1月12日(火)、1000回の朝です。

何が1000回かと言うと、抗議の座り込みです。

不要な石木ダムの為に住民や生きものの住処を奪わないでほしい、住民の理解も得られない工事は止めてほしい、少なくともいったん中断して、まずはダムの必要性についてしっかり話し合うべき!という抗議の座り込みです。それが、2017日7月25日から数えて1000回に達しました。

でも、この座り込みが始まったのは、実はもっと前からで、いま続いているのは第4次座り込みのことです。整理してみますと…

第1次=2010.3.27~同7.22(約3ヶ月)
第2次=2014.7.30~同8.7(約1週間)
第3次=2015.5.19~2016.1.29(約8ヶ月)
第4次=2016.7.25~ (約4年半続行中)

さて、今回は1000回ということで、マスコミも注目をしていました。

まず、当日の朝刊に、西日本新聞が大きく掲載。https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000680806
自然に感謝しながら生きる住民の1人にスポットを当て、「先祖代々の古里。金を積まれても、圧力をかけられても離れる気はない」「一度も同意していない事業がどんどん進められていく。抵抗するのは当然のこと」「県はいつまでこげんこと続けさせる気か」など、その思いを引き出し、伝えてくれました。

その日の夕方にはTVニュースでも報道されました。https://news.yahoo.co.jp/articles/8aadd2ee95cf15d38d55b0db7b2877e25014aae6


翌13日には新聞各紙が報道。

長崎新聞:
https://this.kiji.is/721740260402888704
12日は、住民や支援者ら通常より多い約50人が集まり、「いい加減にせんかい」などと書かれた横断幕を広げて抗議。住民の岩下すみ子さん(72)は、活動を記録するノートに「1000日」と書き込んだ。「まさかこんなに長引くとは」と苦笑いを浮かべ、「この場所で仲間たちと会うと力が湧く。ダム計画中止を勝ち取るまで諦めない」と決意を新たにしていた。

朝日新聞:
https://digital.asahi.com/articles/ASP1D6T62P1DTOLB002.html
住民だけでなく支援者にも注目し、その当事者意識を伝えてくれました。

毎日新聞:
https://mainichi.jp/articles/20210113/ddl/k42/040/356000c?pid=14613
「ダムに反対しながら亡くなった住民の思いも背負って闘っている。県には納得いく話し合いをしてほしい」という切なる思いも伝えていました。

51名の座り込み参加者と多くの報道陣の熱気に圧倒されたのか、この日、県職員はついに現場には現れませんでした。たぶん離れた事務所で監視カメラを通して監視していたのでしょう。

いつも監視カメラの上にとまっているジョウビタキも、今日は職員がいないので仲間入りしたいな~と思ったのでしょうか?立ち入り禁止のネットの傍まで寄ってきて見物していましたよ。

ポスティング日程大幅に変更(泣)

さて、何はともあれポスティングに向けて3,000部のカレンダーを袋入れしました!
寒波で雪が積もる中、何人かの人が手伝いに来てくださったおかげで二日かけて袋入れ作業無事に終えました!!
本当にありがとうございました!


しかしながら、とほほ………
みなさん、コロナが迫ってきていて、長崎県内には現在、特別警戒警報が出ています。(1/7~1/17まで)
昨日のブログでは、佐世保市での街頭活動が1/24日曜日に延期になっておりました。
言い出しっぺの川棚町の方も、急きょポスティングの日程について再度話し合いを行いました。
その結果、1/24日曜日のみポスティング(投げ込むだけ)を行うことにしました。
もうなんだか、最初の威勢の良さはどこへ行ったか!?
自力でのポスティングはカタチだけとなってしまい、残りは郵便局様のタウンメールを使って有料でポスティングお願いすることにしました。
もうしょうがないですよ…なんかもう、全然日程の目処が立たない状況で…割り切るしかないです。。

ということで、
川棚町のポスティング日程

1月24日(日)
川棚町公会堂駐車場に9:50集合
ポスティング時間10:00~12:00
しかも投げ込むだけ。
150世帯程度の範囲です。


なんども変更を繰り返してしまい、すみません!
もうこれで最後の訂正にしたいです。。

ご都合の合う方、一緒にカレンダーのポスティングしませんか?
お話が苦手な人でもこれなら参加できそう。
コロナだし、みなさん、それでも生きていくしかないんだよね…