佐世保市議会 “ 強制収用中止 ” 求める請願不採択

今回で6回目となる「強制収用中止を求める請願」は、またも不採択となりました。

佐世保市議会 “ 強制収用中止 ” 求める請願不採択

 

請願文書は以下の通りです。

                                        平成27年6月18日 

佐世保市議会議長 市岡 博道 様 

                         (請願者)石木川まもり隊 代表 松本美智恵

                              水問題を考える市民の会 代表  篠正人

                         (紹介議員) 早稲田矩子

                                 山下千秋

 

    石木ダム建設について強制収用手続き中止と地権者等との協議を求める請願

 

(請願の趣旨)

 県営石木ダム建設計画の一部である付替え県道工事について、長崎県当局が、地元住民の永年にわたる強い反対意見を踏み躙って6月12日に着手しました。

これは石木ダム建設の突破口だとして、地元住民等は身を挺した抗議行動を続けています。

 石木ダム建設計画に対して、地元住民はふる里に住み続けたい、美しい自然を壊してはならないと強く反対しました。現在も13世帯約60人の住民が半世紀に亘って反対し、 ダム用地としての提供を拒んでいます。

 県当局は、石木ダムの目的を佐世保市の利水と川棚町の 治水としていますが、その内容は度々変遷しています。利水並びに治水の専門家は、既に無用なものだと指摘しています。しかし県当局は、専門家の批判には耳を傾けず、計画に固執し、土地収用法を援用して反対地権者所有地等の 強制収用を行おうとしています。

 石木ダム建設計画を提起したときの県知事は、住民の理解が得られなければダムは造らないと約束しています。しかし、その後の知事は、ダム建設ありきの強行姿勢です。

 しかも、反対地権者等が建設計画の問題点を指摘して、その解明のための話合いを求めても、中村県知事は一度のみ応じましたが、それも建設ありきの主張を述べるにとどまり、問題解決の姿勢がありません。民主社会ではありえない態度です。

 このまま県当局が建設を強行すれば、不測の事態を招く ことが心配されます。

 利水については、佐世保市当局も共同事業者です。石木ダムが建設された場合を想定して、専門家は、市水道局が発表した資料に基づいて、建設費とその後の維持費をあわせると1173億円にものぼると試算しています。

 石木ダム建設は、佐世保市民も自らの問題として真剣に考える必要があります。佐世保市民を代弁する立場にある市議会としても、真摯に検討されるよう要望します。

 

(請願事項)

1.長崎県知事ならびに佐世保市長へ、強制収用手続きは中止することを求めてください。

2.長崎県知事ならびに佐世保市長へ、石木ダム建設計画について地元地権者等が提出している公開質問書等に基づく検討を行い、当該地権者等と真摯に協議することを 求めてください。

 

以上、請願いたします。

 

追加趣旨説明として、次の文書を読み上げました。

 

石木川まもり隊の松本です。補足説明致します。

私たちは強制収用だけは止めて下さいという趣旨の請願を、過去5回やってきました。いずれも委員会では全会一致で不採択でした。

理由は、<まだ強制収用すると決まったわけではない。県は話し合いによる任意の解決を目指して努力しているところである。「任意での解決ができない場合に」という仮定のことを採択はできない>というものでした。

しかし、そう言い続けたこの3年の間に強制収用の手続きは粛々と進められてしまいました。

先月22日、ついに4世帯の農地約5,500㎡について収用裁決が出され、明渡し期限も通告されました。畑の場合は8月24日まで、水田の場合は10月30日までです。

川原のおばあちゃんたちは畑仕事が生きがいです。歳はとっても畑に出て安心安全の美味しい野菜を作り、家族に喜んでもらう、その野菜で美味しい漬物を作り遠くで暮らす子や孫にも送って喜んでもらう、それが生きがいで、元気に過ごしておられます。その生きがいがまもなく奪われようとしています。

また、新たな土地約3万㎡の収用裁決申請がまもなく出されようとしています。そこには4世帯の宅地が入っています。4軒の家があり、4つの家族が今そこで幸せに暮らしています。その家も数か月後には裁決されるでしょう。そして、そのまた数か月後には明渡し期限が来て出て行けと言われるでしょう。県はそのための手続きを進めています。させぼ市議会はそれを認めるのですか?

 

昨年9月議会で請願した時に、川原の地権者のお一人がここにきて意見陳述されました。

その方は「もしも私の家が取り壊されそうになったら、私は家の柱に自分の体を鎖でくくりつけて抵抗したい。家を壊されたら、戻って来て、そこに小屋を建てて住みつく。その小屋を壊されたら、また新たな小屋を建てて住む。その繰り返しになるだろう」とおっしゃいました。そんな犠牲を強いてまで水が欲しいと、佐世保市民は思っているでしょうか?

石木川まもり隊は過去5回ほどアンケート調査をやってきましたが、強制収用だけはしてほしくないと答える人がほとんどです。中には「そんなことまでして造ったダムの水は飲めませんよ」と言う人もいました。

 行政は一度決めた事業はなかなか見直そうとしませんが、議会はそうではないはずです。市議さんは私たち市民の代表で、私たちの声を議会に届け、行政をチェックするのがお役目のはずです。最近は新聞の声の欄などを見ていると強制収用に反対する意見ばかりです。

 このような現状に危機感を感じている方々がいます。先日(6/29)県議会環境生活委員会の審議の様子をインターネット中継で見ていたのですが、その委員会の委員のほとんどが「最近は反対派の声ばかり聞こえてくる。推進派ももっと声をあげてもらわねば。どうなっているんだ」と河川課長に苦言を呈していました。ほんとにおかしなことを言う方々だと思いました。県民の声を届けるのではなく、県の方針を県民に押し付けようとするなんて、県議としての資質を疑いたくなりました。佐世保市議の皆さんはそのようなことはないと思っています。 

 一昨日4日(土)私たちはアルカスSASEBOで石木ダム問題の集会を開きました。生憎の雨天でしたが、イベントホールがほぼ満席となりました。

講師のお一人の板井弁護士がおっしゃっていたのは、大型公共事業の必要性を決めるのは地域の住民であるということでした。なぜなら、その事業には莫大な費用が必要で、それだけのお金を負担しても必要かどうか判断できるのはその地域の人だからです。石木ダムで言えば、莫大な税金と水道料金の負担に変えてもダムの水が欲しいと佐世保市民が判断するかどうかということです。4日の参加者の多くは、ダムを造るお金があれば老朽管の更新に取り組むべきだとアンケートの感想の中でのべていましたが、とにかくこれ以上無駄な公共事業はしてほしくないという趣旨のものばかりでした。

 長崎市や諫早市は水需要予測を見直した結果、本明川ダムから撤退しました。諫早市長は「予測が甘かったが、今の時点で中止する方が将来の負担が軽くなる」と語っていました。佐世保市も是非見直す勇気を持ってほしいです。

 皆さんは石木ダム建設促進を目的とした委員会だから、見直しはできないと言われるでしょうが、少なくとも強制収用まで目的にはなっていないはずです。

地権者の意思は絶対変わりません。登記簿上強制収用されても、皆さんは絶対にふる里を出て行かれません。そうすると、強権発動しかありません。警察を使って強制排除し、ブルドーザーを使って13軒の家を壊すしかありません。そのような野蛮な人権侵害を、今の日本で実際にできると思われているのでしょうか? 

 4月の市議選の直前に40人の候補者の方に石木ダムに関するアンケートをお送りしましたが、回答が帰ってきたのは6人の方だけでした。あとの方は有権者を無視しているのか、石木ダムに関するものは答えたくないのか、わかりませんが、たいへん残念でした。

 強制収用に関する質問では6人中4人が「反対する」で、1人が「わからない」、もう1人はどれも選択せず「熟慮が必要と思われるが、個人としては、強制的な収用については疑問を持っている」と書かれていました。つまり「強制収用に反対しない」に丸を付けた人は1人もいませんでした。その回答者6人の中のお2人はこの委員会のメンバーです。 

 どうか、この強制収用についてだけは、皆様の良識と良心に従って中止を求めていただけますようによろしくお願い致します。

 

しかし、この訴えも、何の効果もありませんでした。それぞれの会派を代表して述べられた意見は、

 

・小野寺委員(民主市民クラブ)

13世帯の郷土への思いは理解できるが、出て行かれた54世帯の思いも受け止めねばならない。

本市は過去にも渇水で辛い経験がある。近年の異常気象を考えるとダムは不可欠。

この事業は公平公正な機関で認められたもの。今後も県と一体となって粛々と手続きを進めてほしい。

 

・橋之口委員(市政クラブ)

憲法25条の2項には、国は国民の生存権保障義務があり、公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないとしている。

本市の水資源不足は深刻な状況であり、生存権を守っていくためにダムは必要だと思われる。

40年かけてもまだできていないということは、それだけ慎重に対応しているということでもある。

 

・萩原委員(自民党市民会議)

平成6年の渇水のとき私は酪農を営んでいた。水不足の辛さ、もらうことの難しさを経験している。

石木の皆さんには心からお願いしたい。

 

林委員(緑政クラブ)

協議を求めることは大事であるが、そのスタンスの隔たりが広がっている。

知事の態度が民主的でないとされるのは残念。精一杯の努力が行われていると思う。

 

森田(公明党)

双方とも話し合いを望んでいる。強制収用に反対するのは今の段階ではない。

 

以上のような意見表明の後、裁決に入り、賛成者無し。

よって今回も全会一致で不採択となりました。

 

それにしても、残念です。

この8人の委員の中には、ダム有りきではない、建設的な意見交換ができるに違いないと勝手に思い込んでいた方々が数名います。

しかし、この委員会の委員になられたということは、委員会の設置目的が「石木ダム建設の促進」とされていますから、推進派になられたということですね。

8人中2人はかつて「強制収用には反対」とおっしゃっていたのに・・・

どこで思いが変わられたのでしょうか?

なぜ変わられたのでしょうか?

切に、知りたい!と思いました。   

 

大成功!石木ダム問題ブックレット出版記念集会

9時前、会場へ資材搬入した時に降っていた雨は、午後1時にはもう止んでいたのでしょうか?

会場にはたくさんのお客様!

宣伝不足+雨天で会場はガラガラになるのでは・・・という不安は杞憂に終わりました〜

 

まず最初は、板井優弁護士によるブックレット出版記念講演「石木ダムの真実」。

石木ダムの治水や利水について県や市が説明していることのおかしさ、

どうやったら石木ダム問題を解決できるのか、

大型公共事業は住民が決めるというルールを作ろう

などと語ってくださいました。

 

続いて、パタゴニア日本支社長辻井隆行さんによる特別講演「失うものは美しいもの」。

パタゴニアは何を作っている会社なのか、

なぜ環境問題に取り組むようになったのか、

世界の実情、企業としての使命などなど語られた後、本論に・・・。

会場の皆さんは食い入るようにスクリーンを見つめています。

皆さんの真剣な眼差しと、

会場全体が耳をそばだてているような空気感が印象的でした。

そしてなぜ石木ダムなのか・・・

 

その川原の住民を代表して、岩下すみ子さんが駆けつけ挨拶をしました。

仲間の皆は今も現地で抗議行動をやっています。私たちは絶対に負けません!と。

33年前の強制測量の時の写真を掲げているのは川原の若者と子どもたち。

 

その若者が中心になって、フィナーレの「こうばるのうた」の合唱が始まりました。

こんなに小さなE君も、大きな声で元気に歌ってくれました。

ここはこうばる ほたるの里 自然を守る人が住む

ふーるさーとあーいするー ひーとがーすむー と皆で手を繋ぐと、会場からは大きな拍手。

たくさんの人がうるうる。涙をふくのと拍手をするので忙しい・・といった感じでした。

 

閉会の挨拶が終わると同時に、ロビーは人であふれました。

飛ぶように売れていくブックレット。執筆者である弁護士の先生方も売り子として手伝ってくださいました。

最終的には、なんと、202冊も売れました〜

そして、買ったばかりのブックレットに弁護団長馬奈木弁護士のサインを求める人の列。

馬奈木先生、ほんとにお疲れ様でした!

署名コーナーにも人が・・・。

集会の成功を実感しました。

お二人の講師と、地権者の皆さんに、心から感謝! 

 

そして夜。川原ではパタゴニア幹部と住民との交流会でまたまた盛り上がりました〜

いつものご馳走+笑顔のご馳走で、みんな満腹+幸せ。

自由な会話の場でも話が弾みます。

ここで、パタゴニアからのサプライズ!

新作のパタゴニアTシャツ!

NO ISHIKI DAM のTシャツです!

なんと夏の展示会で一般販売されるそうですが、その前に、川原の皆さんにプレゼント!

いいなぁ〜

 

最後にパタゴニアの皆さんで壁に寄せ書きをしていただきました。

5月に改修したばかりの川原公民館のきれいになった白壁に、記念すべき寄せ書きです。

最後にスタッフ一同として書かれた言葉、

   「支援を続けさせて頂きます!」

愛と勇気と覚悟の詰まった言葉だと思います。最高ですね。  

 

今日の新聞から

今日の長崎新聞「記者の目」。

そうなんです。

川原の人々は決して怖い人たちではありません!

家族と隣人と自然を愛し、大好きなふる里で穏やかに楽しく暮らしていければそれでいい、それだけでいい、

と平凡な暮らしを願う人々です。

 

そのように願う人々は多いと思うので、そういう意味では「普通」かもしれませんが、

願うだけでなく、その願いを実現させるために行動する、行動し続ける、という人々はなかなかいないでしょう。

そういう意味では「普通ではない」かもしれません。

 

その願いを一顧だにせず、工事を進めている県に対し、地元では今日も抗議行動が続けられています。

土曜日の明日も続けます。

明日はほんとうなら佐世保に来て下さるはずでした。

この集会に参加するために。

(今日の西日本新聞佐世保版)

 

でも、現地の皆さんは抗議行動を続けるために、来ることができません。 

だから、私たちは地権者の皆さんの分まで頑張って、明日の集会を成功させたいと思っています。

 

少しでも多くの県民の皆さんに集まって頂いて、

抗議行動の様子や目的を伝えたい、皆さんの理解を得るためにも・・・

そしてもちろん、その前提として石木ダム問題の真実を知っていただく、そのことが何より大切です。

 

この新聞記事にもあるように、板井弁護士とパタゴニア日本支社長辻井氏の、2つの講演は必聴です!

ご都合のつく方は、ぜひアルカスへ!

お待ちしています。

 

「消える」のではなく、「消す」のです

3日前のブログで紹介した、長崎県議会環境生活委員会。

そこで、委員たちが口をそろえて言っていた「最近聞こえてくるのは反対派の声ばかり」について、

少し考えてみました。

確かに私たちは、公開質問状を出したり、署名を集めたり、申し入れをおこなったりしていますが、

それは最近始めたことではありません。

このブログもそう。もう6年も前からやってることだし・・・

では何故、今頃、委員はそんな風に感じたのかな?

 

そう思って、最近の新聞を見てみると、たしかに声の欄にも、石木ダムに関する投稿が増えてきたようです。

こちらは3日前の「こえのひろば」に寄せられた投稿文。

県民の理解が得られているとは思えない事業のために、「個人の財産を強制的に取り上げていいものでしょうか」

「中村知事は住民を説得できないのであれば、潔くダム建設は断念すべきです」と書かれていました。

とてもシンプルで、わかりやすい!

 

また、昨日の投稿欄には、こんな声が。

石木川とその流域の風景を目の当たりにして感じた率直な思いが綴られています。

「今の日本がどこかに置き忘れてきた風景と人々の絆」

それを「壊し、水没させていいのか」「人権侵害そのものではないか」として、再考をもとめています。

 

また、こちらはそれらの投稿記事の間に書かれた6月30日の「水や空」です。

 大好きだった向田邦子さんの名前があったので、目を止めて読み進んでいくうちに、ドキッとしました。

「壊れた」と「壊した」の違い。

小学生の邦子さんにその違いを気づかせ、責任の所在について自覚することの大切さを教えたお父さま。

その厳しさや潔さも、今の日本人が失ってきた美しいものの1つのような気がします。

 

智記者は、この話からダム計画のことを連想してくれました。

全く同感です。

ダム計画を進めるということは、ある地域を、誰かにとってのふる里を地図上から「消す」ことです。

ふる里は勝手に「消える」わけではないのだから、県が、市が、ではなく、

中村県知事や朝長市長が決断して「消す」のです。

 

「そうまでして進める事業なのか」と私たちも何度も問いかけてきましたが、

知事も市長も、馬耳東風、何ら見直そうとはしません。

筆立ては新しく買い替えることができますが、ふる里の代わりはないのに・・・

 

向田邦子のお父さま、中村知事の夢の中にでてきて、知事を叱ってくれないかな〜  

 

 

 

 

 

県の意にそわない県民の声は、聞こうとしない県議たち

今日の長崎県議会環境生活委員会で、私たちのラッピングバスについて取り上げられていたと聞き、

ustreamの録画を覗いてみました。

http://www.ustream.tv/recorded/65391451

土木部長と河川課長から石木ダムの進捗状況についての説明の後、

委員からの主な意見は、「賛成派の声が聞こえてこない」ということ。

・反対派の声ばかりが聞こえてくる。

・反対派の話を聞いて、「ああ、なるほどな」と県民の皆さんがなってしまいよる。

・推進派の声をもっと大きくせねば。ピーアールが足りない。

・佐世保市民は節水に慣れてしまってる。

・川棚町では過去に大きな洪水があったことを県民に分かってもらわねば。

・反対派が活動してるように推進派も活動してもらいたい。

 

本末転倒の議員たちばかりで呆れます。

県議は県民の代弁者。

県民の声を届けるのが仕事。

石木ダム反対の声ばかり聞こえるなら、石木ダムはもう要らんのじゃないか?と行政に問いかけるべきなのに、

推進派の市民県民がもっと声をあげ、もっと活動するよう指導せよと行政の尻を叩いている。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜嘆かわしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

河川課長の答弁は、

マスコミにも反対派の意見が取り上げられる事が多く・・

県民だよりとかいろいろやってはいるんですが・・佐世保市とも協議して広報活動をもっと努力していきたい。

でした。

 

全くです。

行政は、県民だより、広報させぼ、水の輪、水道だより、新聞広告、県政チャンネル・・

あらゆるメディアで、お金をかけて、十分広報活動なさっていますよ。

質問していた委員たちが何も見てないだけ!勉強不足も甚だしい!

 

そして、ついに、こんな質問が飛び出しました。

中村委員:今ネットで見ていたら、西肥バスにダムの必要性を問いかけるバスが走ってるそうだが、

     西肥バスは県の公費入ってないの?補助金とか・・

     こういう一つの団体のものをさ、公共のバスがそれを掲示して走るのは大丈夫なの?

河川課長:佐世保市によると、市バスにも掲示させてほしいと言ってきたそうですが、

     そちらは丁重に断ったということです。

中村委員:西肥バスについても調べる必要があるだろう?

     片方だけの掲示物を掲げるのは良くないだろう?

     どうなんだ?

河川課長:早急に調べてご報告します。

 

このやり取りに至っては唖然としました。

「西肥バスに補助金払ってないの?」と聞くってことは、補助金払ってたら、圧力かけて車体広告を止めさせろってこと?

あらら、自民党の若手勉強会と同じですね。

と思ったら、この中村委員は自民党議員でした。やっぱりね〜(表現の自由が全くわかってない党だ!)

 

「片方だけの掲示物を掲げるのは良くないだろう?」

本当にそう思うんだったら、もっと早く言わんかい!

推進派のバスは20年前からずーっと走っていたんだよ!

片方だけの主張を載せて、西肥バスも市バスも。

 

20年後にやっともう片方の主張を掲げさせてもらえたのに、それを潰そうとするんかい!?

河川課長ならその事実関係を説明できるだろうと思っていたら、

知らない?調べて報告します?

もー、ホントに皆さん勉強不足というか、情報収集できてませんねー。

長崎新聞にも西日本新聞にも大きく出たのに。

NBCのニュースにも登場したのに。。。

 

行政も県議会も、「世の中の動きを察知し、県民の意思に寄り添う」ことをしようとせず、

ただただ自分たちがやりたいことをしゃにむに推し進めようとしているだけなのでしょうか?

イサカン問題が解決しないはずです。

 

はじめ呆れて、次に怒って、最後は空しさばかり・・・

 

 

石木川に舞うホタル

週刊新潮の今週号(7月2日号)に掲載されている写真です。

なんと石木川に棲むホタルです!

この写真を撮ったカメラマン村山嘉昭さんのfacebookで公開されていましたので

シェアさせて頂きます。

 

今日、コンビニで買ってきて読みました。

次のページには、

写真が3枚と解説文がありました。

右上の2枚はほたる祭りの会場と、祭りで出す料理の準備をする公民館の様子。

水田に映る祭りの灯も女性たちの笑顔も、どちらも輝いています。

下の大きな写真は夕暮れに舞い始めたホタル。

蛍火の帯の向こうに白く浮かぶ看板。

そこには真っ赤な文字で「ダム絶対反対」。

 

最後のページは、また全面に1枚の写真。

真っ暗になった河原でホタルの乱舞に見入る地元川原地区の人々。

その中の1人T子さんは、こう呟いたそうです。

嫁に来た時から、いつも頭にダムのことがあるとたい。

必要なかのに、なして犠牲にならんといけんのか。

一日も早く中止になって、孫たちとこれまで以上に楽しく暮らし、

こん環境ば、いつまでも残したかね。

明るくて涙もろいT子さんの声が写真の中から聞こえてきそうです。

 

中村知事、朝長市長、県土木部長、河川課長、佐世保市水道局長、

皆さん、是非「週刊新潮」今週号を買って、読んで下さい!見てください!

あなた方が、水の底に沈めようとしている川原地区の、命あふれるこの美しい風景を 

 

 

付替え道路工事の中止と署名受け取りを求めて・・・

今日26日、5団体による申し入れを県庁で行いました。

といっても、地権者や支援者の多くは現地での抗議行動で忙しく、長崎市の市民団体である「石木川の清流とホタルを守る市民の会」の皆さんが中心で、川棚町や佐世保市の仲間の分まで頑張ってくださいました。
 
私たちが求めたのは、
 
①石木ダム建設に繋がる付け替え道路工事や強制収用につながる手続きを中止すること。
 
②工事を中止して、まずは地権者との話し合いのテーブルに着くこと。
 
③強制収用に反対する署名を知事本人が直接受け取ること。
 
以上3つのことでしたが、いずれも実質拒否。
 
 
 
①については、
県が買収済みの土地なのに、そこに入ることを妨害するのは違法行為だと裁判所の判断がでている。
工事は進める。
 
②については、
これまでの話し合いは地権者とというよりも弁護団との話し合いという形だった。
我々は直接地権者と話したい。こちらからも話し合いのお願いはしてきたが断られてきた。
 
③については、
その内容は裁決申請の撤回だったと思うが、既に裁決が出された。それでも出すのか?
知事が直接受け取るとそれについての判断を求められるので、河川課で受け取って知事に渡す。
 
と答弁。
①②については、これまでの主張を繰り返していただけで、こちらも、 
・その工事がダム建設に繋がる以上、ダムの必要性をまず議論して合意を得るのが先で、
 その話し合いをせずに、工事を先行させるのはおかしい。
・弁護団は地権者の疑問や意見を前もって聞いて、それをまとめて代弁しているのだから問題はない。
・県が求める話し合いは補償額や生活再建の話で、地権者が聞きたいのはダムの必要性。まずそれをすべき。
と反論しましたが、
 
極めつけの迷答は③についてでした!
なぜ署名を知事が受け取れないのか?それは…
 
 あの署名の内容は、収用裁決申請の撤回を求めるものだった。22日にもう裁決は出された。
 それでも署名を提出するんですか?
 
と、まるで署名を提出するのがおかしいと言わんばかりの発言に、みんな口々に反論しました。
 
 裁決された後でもいいじゃないか!それを撤回すればいいのだから 
 強制収用を止めてほしい、そのための裁決申請撤回なんだから、今からでも検討できるはず
 
 受け取らないとは言っていない。我々が受け取って知事に渡すと言っている。
 
 なぜ知事が直接ではダメなのか?
 
 知事が受け取ると、その署名の内容に対してそこで何らかの判断を示さなければならない。
 それはできない。
 
 私たちは判断など求めていない。ただ県民の声を受け止めてほしいと言っているだけ。
 地権者を支持する声を地権者が直接手渡したいと言っているだけ。
 どうしてそれができないのか?
 
 
河川課長は結局「そのようなお話があったことは知事に伝えます」と応えて逃げました。
 
いつもそう。答弁に窮すると「伝えます」「お話があったことは伝えます」
 
企画監だったころと全く変わらない官僚答弁です。
 
そのような方と話しても意味がない・・・
 
だからみんな、直接知事に訴えたい、話したいと思うのです。
 
 
 
私たちは7日以内の回答を求めました。
 
それでも知事が逃げるなら、中村法道という方は、
 
自分の考えとは違う県民の意見には耳を傾けない知事だということになるのではないでしょうか?
 
                                      
 
 

農地収用へ 地権者の思い

今朝の長崎新聞の記事を3つ貼り付けます。

いずれも、22日に裁決された農地収用と明渡に関する記事です。

ポイントは、

①農地約5500㎡のうち、畑275㎡は8月24日まで、水田などの5200㎡は10月30日までに明け渡さなければならない。

②県は8月24日までに補償額を各世帯へ届け、地権者が受け取りを拒否した場合は、法務局へ供託し、所有権は国に移転する。

 

 

③地権者が期日までに明け渡しには応じなくても、登記簿の名義変更がなされ、土地は収用される。

④地権者はプレハブ小屋に立てこもってでも、徹底抗戦の構え。

⑤行き着くところは行政代執行か?

⑤法的手段(裁決取り消し訴訟)を取るかどうかは石木ダム対策弁護団と地権者で協議。

 

⑥地権者の思い

「金も何もいらない」「所有権が移っても田んぼを続け、この土地を残したい」

「この40年ダムに翻弄され続けた」「気の休まらない日々で、夢にまで見る」

「裁決を出した収用委員会は、委員は第三者でも事務局は県の職員。結論は初めから決まっている」

「知事はどうするのだろうか。私たちの土地を強制的に取り上げるのだろうか」

 

この思いは川原さんだけではありません。

地権者みんなの思いです。

その同じ思いで、今日も工事現場での抗議行動は続いています。

 

 

 

地権者、支援者ら猛反発 石木ダム土地収用裁決 [長崎県]

西日本新聞 2015年06月25日 01時20分

 

 県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム事業をめぐり、県収用委員会が地権者4世帯に対して農地の明け渡しを求める裁決を出したことに対し、対象となる地権者や、付け替え道路工事現場の入り口付近で抗議活動を続ける住民、支援者たちからは県に対する反発や憤りの声が上がった。

 付け替え道路工事の現場入り口では24日、県が工事再開を表明した5月19日から続けている地権者や支援者による抗議行動が早朝から行われた。県職員や作業員が現場に姿を現すと「今こそ考えよう、石木ダムと強制収用」「『石木ダム』の強制収用は許さない!」などと書いた横断幕を持って無言の抗議。県側は数回訪れては説得を試みたが、この日の作業は見送った。

 裁決対象となった地権者の一人、川原義人さん(74)の農地には、田植えを終えたばかりの約千平方メートルの田んぼが含まれており「収用委員会も結局は県の回し者。県側の都合の良いように何でもつくられてしまう」と言葉少な。水田の明け渡し期限は10月30日とされ「体が持つまでは田んぼを続けたいと思っているが、どうなるか。期限が来て、県がどう出るかだ」と隠せぬ不安を口にした。

 別の地権者は「知事は昨年7月に現地に来て話し合いを続けると言ったのに約束を守らなかった。県はいつも私たちを裏切ってダムを前に進めてきた。もう脅しには屈しない」と憤りをあらわにしながらも「毎日、必死の思いで抗議を続けている。必要のないダムに反対する支援の輪が広がっていることを心強く思っています」と話した。

 一方、中村法道知事は県庁で記者団の取材に応じ「本来なら、きちんと地権者の理解をいただき、円満な形で土地を譲っていただくのが理想的な形と思っていた。裁決という形で結論が出たのは残念」と語った。ダムの必要性をあらためて強調し「これまでの方針を変えることは考えていない」とした。

 県は補償金を地権者に支払い、収用が決まった土地約5500平方メートルの登記が終わり次第、工事に入る方針。今回対象となった土地に続き、県はダム本体工事のために家屋と土地約3万800平方メートルについても県収用委へ裁決申請する準備を進めている。ダムには地権者13世帯が反対している。

 

石木ダム農地収用 明け渡し期限最長10月30日 県、裁決書の内容明らかに

読売新聞 2015年06月25日

 石木ダムは、治水と利水を目的に1975年に事業採択された多目的ダム。総事業費は285億円で2016年度の完成を目指しているが、建設に反対する13世帯の農地や住宅地など約15万平方メートルが未買収で本体工事に着手できていない。13年度までの進捗(しんちょく)率は事業費ベースで52%。

 県河川課によると、裁決では土地の明け渡し期限について、8月24日と10月30日の二つを設定。一部の農地が耕作中であることに配慮したとみられる。補償額は公表していないが、地権者数が申請時(約4900万円)より4人減り、7人となったため減額されているという。

 今後、県などは土地取得日の8月24日までに地権者に補償金を支払い、速やかに所有権の移転登記を行う。

 記者会見した木村伸次郎・土木部政策監は、完成時期がずれ込む見通しを示し、今後、事業計画を見直す考えを明らかにした。

 また、中村知事も報道陣の取材に応じ、「地権者の同意が得られるように努力したが、裁決という形になったのは大変残念」とした上で、「ダム建設は安全安心の確保の上で必要不可欠。事業推進に向け全力で取り組んでいきたい」と語った。

 裁決の対象となった農地の地権者たちは、明け渡しに応じない姿勢を崩していない。

 地権者の石丸勇さん(66)は「必要のないダムのために先祖代々の土地が一方的に奪われる。まさに暴挙だ」と批判。対象となった水田で稲作をしており「県が何をしようと、これからもコメを作っていく」と話した。

 同じく地権者の川原義人さん(74)も「納得のいく話し合いもできていないのに、勝手に土地を取っていくのは許せない。最終的には家も収用の対象になるだろうが絶対にここを動かない」と語気を強めた。今後、弁護団と対応について検討するという。

 川棚町のダム建設予定地では、反対派が付け替え道路工事の現場入り口で、「強制収用は許さない」と書かれた横断幕などを掲げて、県職員とにらみ合った。

 

石木ダム建設:収用裁決に反発 地権者「事業ありきで進めた」 

毎日新聞 2015年06月24日 

 県と佐世保市が川棚町で進める石木ダム建設に向け用地の強制収用を可能とする裁決書がまとまったことを受け、反対派地権者は23日、県収用委員会を批判し「ダム事業ありきで進めた」と怒りの声を上げた。【梅田啓祐】 

 収用委は4世帯が所有する農地約5500平方メートルの補償額などに関する裁決書をまとめた。県の昨年9月の申請では、明け渡し期限は「裁決から60日以内」となっている。

 対象の農地を所有する川原義人さん(74)は取材に「これからも変わらずに抗議し、土地を渡すつもりは毛頭ない」と述べ、明け渡しに応じない考えを示した。

 ダム建設に関連して、現地では先月19日以来、反対派による県道付け替え工事の阻止行動が続いている。県は今月12日、反対派不在の早朝に重機を搬入したが、作業員の現場入りは度々阻まれている。23日午前も、県職員約15人が正面ゲートや脇道からの進入を試みたが、反対派約15人が無言で「石木ダム強制収用反対」などの横断幕を掲げて阻止した。

 県石木ダム建設事務所の担当者は「今日はどの通路にも反対派が待ち受けていて阻まれた。これからも状況を見て、入れるときには入るつもりだ」と話している。

 

海外メディア、石木ダムを取材!

昨日の長崎新聞にはこんな記事もありました。

海外記者が石木ダムを取材?Why?

と思った方も多いでしょうが、ここに書かれているように、

きっかけは4月6日、パタゴニアが外国特派員協会でダム問題についての記者会見をおこなったこと。

石木ダム建設予定地の住民お2人が出席して、ふる里が水の底に沈められようとしていると訴え、

そこにいたスイスの特派員記者パトリックさんの心を動かしたようです。

そして、通訳を兼ねて日本語が堪能なドイツ人フリージャーナリストのソニアさんと共に、

20日から現地入りなさっていたのです。

(余談ですがスイス語ってないそうです。スイスドイツ語、スイスフランス語、スイスイタリア語が公用語だそうで、お二人の会話はすべてドイツ語。な〜んにもわかりませんでした(*_*;)

 

20日は日曜日。

この日は、川原公民館で2人の若いお父さんにインタビュー。

 

 

その後、もう1人の男性には自宅でインタビュー。

室内でのインタビューが終わって、外でも続きを・・

田植えを終えたばかりの美しい水田の前で、ふる里への思いを熱く語って・・・

これは70年ほど前、この地域が海軍によって接収された時のもの。

ここはもう海軍のものですよと示すために、コンクリートのような棒に掘られた文字。

川原の皆さんにとっては、強制収用は経験済みのこと。

かつては国策により、今は県の都合で、二度も強制収用されるなんて…、

受け入れられるはずがありません。

 

22日。月曜日。

小雨降る中、いつものスタイルで並んでいる地権者や支援者。

そこに県の職員や業者がやってきて・・・

近づいて写真を撮るソニアさんやパトリックさん。

 

進入を諦めて帰って行く県の職員に、二人は突撃インタビュー。

二人の質問に答える石木ダム建設事務所長など。

どんなやりとりだったのか知りたいですよね〜

どうぞご覧ください。

 

いかがですか?

佐世保市の水需要がなぜ急激に伸びると予測するのか?

一生懸命説明する古川所長ですが・・・

これで二人は納得できたでしょうか?

 

県が帰った後は、S子さんのご自宅にお邪魔して、インタビュー。

強制測量の時の写真をたくさん見せてもらい、二人の記者は、

こんなに小さかった子どもたちが、いま親になって、

ここに住み、ここで働き、ここで子どもを育て、ダム反対運動を続けているなんて・・・

と、ただただ驚いていました。

 

お二人に同行した二日間の中で、印象的だったのは、ある質問に対する皆さんの答。

性別年代の違う4人の方に取材協力して頂きましたが、必ずどなたにも向けられた質問がありました。

どんなに反対しても、もしもダムが来たら、それから先あなたはどうしますか?

それに対する答は、皆さん、見事に一緒でした。

そんなことは考えたこともない。絶対にダムは造らせない。できないと思っている。」

その日までただ反対を続けていくだけ」 

それぞれの言葉は違います。

即答した人もいるし、言葉を選ぶように考え考え話した人もいるし。

でも、出てきた答えの中身はみな同じでした。

 

川原がダムの底に沈むなんて、13世帯の皆さんは誰一人想像もしていない!

それが心から実感できた2日間でした。

 

4世帯の農地、明け渡し裁決!

ついに裁決が出ました。

昨年9月5日、県が収用委員会に提出した4世帯の農地の収用と明渡しの裁決申請。

その広さは約5,500㎡。

補償額は、総額4,900万円。

明渡し期限は60日以内と書かれているので、8月21日でしょうか?

 

ところが、期限については、まだよくわかりません。

この裁決についての記事は長崎新聞のスクープで、

(他紙やTV局はどこも知らなかったようで、記者さんたちは大慌て…)

ある議員が県の用地課をよんで、記事の真意を質したところ、

「個人情報だから答えられない。本人に通知が届いてからだ」とのこと。

そこで県議が一般論として収用期日はどうなるのかと聞くと、

「更地は60日以内で、家屋とか作物があるところは半年以内」と、答えたそうです。

 

今回は農地で、皆さんお米や野菜を作っていらっしゃるので、作物がありますよね。

つまり期限は半年以内と考えるべきなのではないでしょうか?

でも、TVニュースでも60日以内の明渡しを求めるとなっていますね・・

 

いずれにしても、これで県はやっと反対地権者の土地を手に入れることができる。

時間さえ経過すれば、自動的に県のものになる。

そう思っていることでしょう。

実際、土地収用法の上ではそうです。

しかし、その法の上の憲法に照らしたらどうでしょう?

60人もの人権を蔑ろにする法の運用を、軽々しく実行して良いはずはありません。

ところが県は、

残りの用地も準備ができ次第裁決申請する方針だそうで・・・

そこには人が住んでいるのに、平気で手に入れるんだと宣言する、この感覚・・

理解できませんね〜

しかも、

「今まで十分話し合いはしました」なんてウソを平気でつけるとは!

しかも「こちらから」!

開いた口が塞がらない、とはこのこと。

 

例えば、昨年9月26日付で地権者等が提出した公開質問状と説明会開催の要請に対し、

県は11月17日付で、「説明会のご提案をいただきましたが、文書にて回答させて頂きます」と返信。

例えば、今年3月4日付で地権者等が提出した公開質問状と説明会開催の要請に対し、

県は3月31日付で、「これまでどおり書面にて回答させていただきます」と返信したではありませんか?

つまり、何回説明を求めても、昨年夏以来、話し合いを拒んできたという事実がありながら、

よくもそのような言葉が吐けるものだと、つくづく感心してしまいます。

 

現土木部長さんは、初めの2回ほどは、とても穏やかな温かみのある方という印象を受けたので、

これからは話し合いに応じて頂けるに違いないと期待していたのに・・・

みごとに裏切られてしまいました〜

 

手続を前に進めることだけしか考えない優秀な官僚に恵まれて、

私たち長崎県民は、大切なものをこれからどんどん失っていくのかも…。

それでいいの?