石木川の源流を訪ねて

朝起きてすぐ空を見上げました。

曇り…天気予報も雨の心配はないとのこと。

暑からず寒からず、散策するには絶好のお天気でホッ。

 

ところが…

朝10時、集合場所の駐車場は他のイベントの車でいっぱい!

急きょ別の場所へ移動し、ドタバタのスタートとなりました。

参加者は、川棚・佐世保・大村・長崎・有田から17人。

4台の車に分乗し、さあ、源流ツアーの始まり始まり・・・。

 

まずは、川棚川と石木川の合流地点で説明を受け、

石木ダム堤体建設予定地点で途中下車。

 

木場郷へ向かいます。

どのくらい前から、この景色があったのだろう。

あとどのくらい、この景色が見られるのだろう。

 

 

源流付近は道無き道。

枝をかき分け進みます。

水の音がして、枯れ葉を退けると、清水の小さな流れを発見。

 足元からも水がじんわり沁み出ていて、

シダの下の苔むした石の間からもチョロチョロと水が湧き出し・・・

ああ、これが源流なんですね。

虚空蔵山系の森に沁み込んだ雨水が、再び地表に顔を出し、

ジワジワがチョロチョロとなり、

チョロチョロが小さな流れとなって、

その流れが、やがて石木川になっていくのですね。

石木川も小さな小さな川だけど、その恵みは大きいものがあります。

 

この源流を生みだす森に感謝しつつ、

あらためて、石木川を守りたいと思った一日でした。

 

  虚空蔵山の山頂間近のところで、記念撮影。