今朝の新聞各紙に以下のような公告が掲載されました。

土地収用法に基づく公聴会を開催するというお知らせです。
公告主=九州地方整備局長
起業者=長崎県及び佐世保市
起業の種類=石木ダム建設工事とこれに伴う付け替え道路工事
起業地=土地と漁業権(詳細省略)
ついに動き出しました。
事業認定の手続きが・・
でも、なぜ今なのでしょう?
九州地方整備局の親分である国交大臣が石木ダム事業の補助金継続を認めたのは
昨年6月です。
あれからずっと動かなかったのはなぜ?
県、市、県議会、市議会等々が早く再開して欲しいと要請の猛攻撃をかけても
ずっとストップしていたのはなぜ?
それは、佐世保の石木ダム再評価の結果を待っていたからではないのですか?
県が事業認定申請時に出した資料はもう古い、新しい知見が必要、
担当官は確かにそう言いました。
だから、その結果が出るのを待っている…と、私たちは思っていました。
まだ結果は出ていません。
全くいい加減な再評価ですが、推進派によるお墨付きを与えるだけの再評価ですが、
それでも、結果が出るまでは動き出さないと思っていました。
でないと、今まで止まってた意味がないではありませんか。
やはり、政権が変わったことによるのでしょうか?
自民党政権に戻ったから、またもや公共事業はドンドンやれと?
必要性も公益性も、いくらでもこじつけられる、とにかく進め!とのことでしょうか?
だとしたら、自民党は下野しても何も学んでいない、変わっていない。
かつての失敗を受け入れるなら、私たち国民も変わっていない、変われない。
嘆かわしいけれど、
私たちよりもっと嘆いているのは、
石木川の流れでしょう。。


