川原ほたる祭り 2013

今日は「こうばる ほたる祭り」!

川原公民館では、朝から山菜の煮物やフツ餅やほたる団子などなど、

川原ならではのご馳走作りに追われ、

私たちサポーターも、あんこを丸めたり、パック詰めしたりお手伝い。

室内は熱気ムンムン、汗がたらたら。

休憩時間に外の空気を吸いに出てみると・・

いや〜、外も真夏の暑さ!

きっと今夜はたくさんの蛍が見られそう。。

と期待しつつ、石木川のほとりを散歩すると、

川が隠れるほど青々と草が生い茂っていました。

今はこの草のどこかで、ホタルさんたちは眠っているのでしょうか・・

Sさんが枯れ草のようなものを運んでいました。

これは何?

「はだか麦たい。これで蛍籠ばつくっとよ」

 ふーん???

今年の「ほたる祭り」は、夕方6時から始まりました。

例年は7時開始なのですが、翌日は地域の小学校の運動会なので、

早めに初めて早めに終わろう〜と、急遽決まりました。 

 

さっそく子どもたちが集まってきて蛍籠作りに挑戦です。

さっきの麦の茎だけを取り出して水に浸け、柔らかくしたストローで籠を編んでゆきます。

編み方を教えてくれているのは川原出身のおばあちゃん。

川原を出て行っても、ほたる祭りには必ず戻ってきて、

蛍籠の作り方をこどもたちに伝えているのです。

 

こちらはマムシの干物に、イノシシの牙のペンダント。

マムシの焼酎は高級なんだ!

広場では、ライブがスタート。

オープニングを飾ってくれたのは、「和太鼓衆 壱鼓」の皆さん。

美しい笛の音色と力強い太鼓の音に魅了されました。

 

2番手は、「オトヒトツ」の池ちゃん。

今年も音響など裏方の準備、すべてやってくれました。

毎年ライブができるのは、池ちゃんのおかげです。ありがとう〜

させぼの「うたごえ ふれんど」や、 

「長崎のうたごえ」の歌が続き、

 

みんなで歌っているうちに、だんだん暗くなってきました。

「石木川まもり隊」のブースでは、共有地権者受付コーナーを設置、

祭りの参加者に参加を呼びかけました。

外が真っ暗になった頃、ほーちゃんの電子紙芝居の始まり始まり〜

最後はもう一度、和太鼓衆の皆さんが力を振り絞ってアンコールに応えてくれました。

そして、川のほとりでは、ホタルたちの優雅な舞が始まり、

ガードレールに沿ってたくさんの人が並んで見つめていました。

あ!

指に止まったよ!

きれいだね〜

お母さん、うちに連れて帰っていい?

 

だめよ、ホタルのお母さんが悲しむでしょ。

それに、こうばるのホタルはこうばるでしか生きられないの。

他のところに連れて行くと、すぐに死んじゃうの。

だから、また来年見に来ようね。

 

うん。

ホタルさん、ずっとここにいてね。

来年も、その次も、また見に来るからね。