付け替え道路 発注準備

こんな大見出しが、新聞に出ました。

7月31日、県と佐世保市と川棚町による「石木ダム建設事業促進調整会議」が開かれ、

そこで、付け替え道路の再開に向け業者への発注準備に着手することが決まったそうです。

 

この工事が始まったのは、2010年3月下旬でした。

しかし、反対地権者の強硬な阻止行動を受けて、わずか3ヶ月で中断。

3年間もそのままの状態になっていました。

 

なぜ今、再開の準備なのでしょう?

「事業認定手続きは近く結論が出る見通しとなっており、認定が得られ次第、速やかに工事再開に踏み切る」ためのようです。

 

でも、おかしいですよね。

近く結論が出るなんてどうしてわかるのでしょう?

国から内々のお達しがあったのでしょうか?

「いやいや、過去の例からみて、そろそろ出る頃だと思ってるだけです」と言うでしょう。

でも、そうだとしたら、結論はわからないじゃありませんか。

事業が認定されるかもしれないし、拒否されるかもしれないし。

拒否された場合、付け替え道路は要らないので、準備をしても無駄になりますよ。

なぜ、無駄かもしれないことを発注するのですか?

税金の無駄遣いじゃないですか!

無駄にはならないって?

なぜ分かるのですか?

 

やっぱりそうだったのですね。

この会議のメンバーである石塚副知事は、国土交通省大臣官房調査官だった方。

国=国交省としっかり連携が取れている?

 

でもね、どんなに皆さんが権力のネットワークで進めても、

地権者は一歩も引かない、

1ミリたりとも売らない、

付け替え道路も完成しない。

それだけはしっかり覚えていてくださいね〜