昨日の長崎新聞の記事です。
いよいよ収用裁決の手続きが始まったというニュースです。
今回は4世帯が所有する農地だけですが、もちろん地権者の皆さんは明け渡す意思はありません。
でも、その意思や必要性はここでは全く問題とされず、審理されるのは補償額や明渡し時期だけ。
ですから、土地を手放すつもりのない地権者の方が審理に出席するはずはありません。
そうなると、県が示す補償額や明渡し時期など全てに異論がないということになって、
すべて県側の提示通りに早い時期に裁決されてしまうのでしょうか?
新聞には「早ければ年度内に収用の可否を採決する見通し」と書かれています。
このようにして「手続きに不備が無ければ」強制収用への道を進み、
無駄な公共事業が日本中いたるところで進められているのでしょう。
莫大な税金を使い、かけがえのない自然を破壊して…。
そんな現実に溜息つくだけで諦めてしまうわけにはいきません。
こんな無謀な強制収用を止めるための手だてを一緒に考えてみませんか?
11月16日(日)「石木ダムのための強制収用を許さない佐世保集会」を予定しています。
経験豊富な、石木ダム対策弁護団の先生方の話をじっくり聴く機会がやってきます!
同弁護団は、水俣病やイサカン、ゴミ処分場、川辺川ダムなど様々な問題で住民の側に立ち、行政と闘ってこられたツワモノ揃いです。
詳細が決まりましたら、またご連絡しますので、是非ご参加ください。