11・16 石木ダムのための強制収用を許さない佐世保集会

昨日の石木ダム強制収用反対集会は、予想以上の参加者で会場は熱気ムンムン・・・

気分を悪くして倒れる方が出てしまい、主催者として深く反省しています。

進行が予定より遅れていたので、そちらにばかり気が行ってしまい、

室温や換気についての気配りが全くできていませんでした。

暖房は一切入れてなかったのですが、

お天気だったので、窓越しの日差しが室温をぐんぐん上昇させてしまったのでしょう。

緒方弁護士がフォローしてくださったように、参加者の熱意が輪をかけて室温をあげた?のかも・・・

でも、倒れた方はまもなく回復され、大事に至らずホッとしました。

 

昨夜はTVニュースで、今日は新聞各紙が伝えていました。

 

本当にやって良かった!と思える集会でした。

参加者の半数近い66人がアンケートを提出し、そのほとんどが感想欄にびっしり書かれていました。

多くの人が「参加して良かった」「とても有意義な集会だった」「弁護団の話が大変わかりやすかった」と書かれていました。

具体的には、

・石木ダムは利水でも治水でも必要のないことがよくわかった

・佐世保の水の需要予測は本当におかしい、周りの人にも伝えたい

・石木ダムは自分たちの問題だと感じた、目からウロコだった

・若い地権者の言葉に感動した、今度現地を訪ねてみたい

・こんな集会を川棚でも開いてほしい

などなど、実感のこもった感想が綴られていました。

 

私自身も、聴きながら、なるほど〜、そうだ!、うんうん、

と感心したり、納得したり、共感したり・・・

 

板井弁護士:大型公共事業は住民が決定するもの。治水問題は流域住民が主人公。

馬奈木弁護士:私たちが勝つには行政を圧倒する力をつけなければならない

          それは、決して行政をやっつけることではない

          行政側よりも優れた対案を提起し、それを議論する

          これは長距離マラソン、走りながら力をつけよう

 

そして、地権者からの訴え。

 

今では4人の子の父親であるMさんは、強制測量の時、小学2年生でした。

あの時の記憶は心の傷として残っている。

子どもには同じ思いをさせたくない。

私たちは自然によって生かされている。

自然を壊すのではなく、このダム計画を壊して欲しい。

そう言うと、会場からは大きな拍手がおこりました。

 

主催者からは、強制収用反対署名への協力と、来年の佐世保大集会への参加を呼びかけましたが、

アンケート結果を見ると、66人中53人が参加、わからない9人、参加しないは0でした。

そして、実行委員や賛同人としての参加希望が8人もいて、びっくり!

 

さあて、またまた忙しくなりそうです。

来年1月18日の大集会まで、あと2ヶ月。

その間、選挙あり(多分)、お正月休みあり・・・

時間がないな〜と、仲間内では頭を抱えていますが、

ま、成るように成るさー