第36回団結大会

今日は第36回「3.14団結大会」の日。

私にとっては7回目。幟や横断幕に飾られた川原公民館の晴れ姿も、かなり見慣れた光景に。

でも、毎年新たな看板も追加されます。

 

午後1時、いつものように石木ダム建設絶対反対同盟の歌を歌って開会。

同盟からの挨拶、この1年の経過報告、弁護団・来賓挨拶、決意表明、決議文採択という流れもいつも通り。

弁護団からは板井副団長が挨拶されましたが、その中で印象的だったのは次の2点。

 

1.かつては川辺川ダム推進派だった人吉市長がその後脱ダムに舵をきった。

 その理由は、防災安全度の視点から。どんなダムでも堤防でも溢れる可能性はある。

 溢れたときどうするか。溢れたときは逃げるしかない。

 ところが、ダムの場合は逃げるのが間に合わないことがあり、被害がより深刻になる可能性が高い。

 

2.ダムが止められない理由の一つは談合。

 国交省ではなく建設省の時代の話だが、談合によりダム建設を請け負うゼネコンが決まると、

 ゼネコンは九地建の局長の印鑑を押してもらい、それをBKに持っていきお金を借りていた。

 借りた金は返さねばならない。ダム建設が始まらなければゼネコンは困る。

 川辺川で公開討論会をやったとき、4000人が集まった。

 が、5時になると推進派の2500人が帰っていった。

 それはゼネコンによる日当動員だったから。

 

なーるほど。そういうカラクリだったのか…

 

いよいよ終盤。毎年楽しみな決議文が読み上げられ、大きな拍手で採択されました。

いつものようにユーモアと知性と決意に満ちた決議文です。

 

最後は元気いっぱいの団結ガンバロー。

 

閉会後は、美味しい手料理いっぱいの交流会。

まずは、高橋弁護士の音頭でかんぱーい!

皆さん、よく食べ、よく飲み、よく喋り・・・

きっと参加者の大半は、これが目当てではないかな〜

斯く言う私も…