知る人ぞ知る、こうばる公民館。
川棚町で一番古くて、一番オンボロで、一番活用されている公民館です。
いや、きっと長崎県一オンボロで、長崎県一活用されている公民館じゃないかな〜
いえ、もしかしたら、日本一かもしれませんよ。
だってね、この地区の集会や行事で使われるのはもちろんのこと、
ここには、いろんなお客様がいらっしゃるのです。
例えば・・
京都大学名誉教授の今本先生や、
国会議員の赤嶺政賢さん。
バックの横断幕は一緒ですが、全く別の時の写真です。
こちらは元衆院議員で現世田谷区長の保坂展人さん(左から2人目)が見えた時のもの。
他にも何人もの国会議員が見えましたよ。
そしてこちらは、長崎県知事の中村法道さんに、佐世保市長の朝長則男さんに、
川棚町長の山口文夫さんが勢ぞろい・・・
こちらは、石木ダム対策弁護団の結成集会。
そう、この公民館は、石木ダム問題について、学び、考え、議論し、交渉する大切な場所なのです。
反対同盟が結成された3月14日の前後には、毎年団結集会が開かれ、
同盟を支援する多くの仲間が結集するのです。
それだけではありませんよ。
地元の女性たちは、そんなふうに支援してくれる政治家、学者だけでなく、
一般市民の支援者をも温かい手料理でもてなします。
団結料理とか、団結弁当とか言われるもので、
それを、この公民館で、みんなでわいわい楽しく手際よく準備するのです。
ほたる祭りの日などはたいへん!
こんなにたくさんのガスボンベを持ち込んで、次から次へ、
いろんな料理を仕上げていくのですから。見ているだけで目が回りそうです〜
そして、誰もが、笑顔になるのです。
美味しいものをお腹いっぱい食べて語り合えば、あっという間にうちとけます。
この日も、全国から集まった若いパタゴニア社員と、川原のおじちゃん、おばちゃんたちが、よく食べ、よく笑い、意気投合してました。
こんなふうに、川原公民館はいろんな人を迎え、たくさんの笑顔と怒号も聞いてきました。
ふる里を水の底に沈めたくない!
ここにダムは造らせない!
そうやって半世紀も頑張り続ける人々を見守り、
行政の激しい雨風や、世間の冷たい木枯らしから守ってきました。
でも、その公民館の屋根が、もうボロボロで、雨漏りがだんだんひどくなりました。
川原より下流の石木郷の公民館も、上流の木場郷の公民館も、県からのお金でピカピカに建て替えられましたが、川原公民館には1円の補助もありません。
どうせダムの底に沈めてしまうんだからお金をかけるのはムダということのようです。
その話を聞いたパタゴニアさんが、今はネット上で呼びかけて寄付金を集める方法があってね・・
と教えてくれました。
それが、クラウドファンディングでした。
慣れない私たちは、その準備のほとんどをパタゴニアさんにやっていただきました。
でも、これからは私たちも頑張ります。
多くの人に呼びかけて、寄付を頂ければ有難いですが、
頂けなくても、多くの人に川原について関心を持ってもらうだけでも嬉しいのです。
どうか皆さん、このページへのクリックをお願いいたします!
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