県、付替え道路工事再開できず!

今日、5月19日、予告通り、県は付替え道路工事を再開しようとやってきました。

職員9名、業者11名、ガードマン3名、総勢23名でやってきたそうです。

そうですと言うのは、私はその場にいませんでしたから。

私たち仮処分を受けた16名は、現場に近づくこともできませんが、

第2陣の皆さんが頑張っていたと、昼休みに教えてくださる方がありました。

 

その方も現場の様子が気になって、遠くから眺めていたそうです。

人影があまりにも小さくて、何が何やらさっぱり・・・

で、ズームインしても、これが精いっぱいだったとか。

よほど遠くから見てらしたんですね。

 

でも、見えるでしょ?

青い法被の後ろ姿。

ほたる祭りのはっぴです。

下はモンペで、帽子の下に手ぬぐいを被り、帽子には黒いネット、そしてマスク。

これでは誰が誰だかわかりません。

しかも皆さん無言の抗議。声も発しないので、ますます不明。

そのかわり、手にはこんなプラカードを持って意思表示。

素晴らしいですね!

ガンジースタイル。非暴力の抗議です。

いえ、抗議ではなく、話し合いを求めているだけ。

 

知事はなぜ話し合いに応じないのでしょう?

答えは一つ。

話し合えば負けるから。

ダムの必要性の根拠がきちんと示せないから。

そうとしか考えられません。

なぜなら、諫早湾開門訴訟では、開門の判決が出たにも拘わらず、それを認めず、従わず、

何度も国に話し合いを求め、白紙撤回を求めてきましたよね〜

なのに、石木ダムのことになると、国が判断したことだからもう話し合う必要はないという。

矛盾を通り越して、自分勝手!

負ける相撲はとらない、土俵には乗らない、そんな感じ。

 

それだけではありません。

話し合いどころか、知事は地権者の顔も見たくないと思っているのでしょうか?

地権者が署名を手渡したいと今年に入ってずっと願い続けていることを未だに叶えてくれません。

拒否し続けています。

先週も、見かねた某県議が知事に直接交渉してくれたのですが、

秘書課を通じて届いたお返事は、「検討の結果、知事が直接受け取ることはできない」でした。

 

以前は会わないと突っぱねてた安倍総理も菅官房長官も、先月ようやく翁長知事に会ったのに、

(翁長氏が知事就任後、4ヶ月後のことでした)

中村知事は昨年7月以来逃げ続けています。

 

自分は逃げて、工事だけは強行しようとするなら、あまりにも悲しいです。。