「石木ダム事業 こう着状態いつまで」
今日の報道センターNBCで、石木ダム問題についての特集が放映されました。
水没予定地で田植えの準備に励む住民。
豊かな自然とそれを守ろうとする人々に魅せられ、支援の手を差し伸べた企業パタゴニア。
なぜアウトドア衣料メーカーがダム反対運動に?
そう問われ、同社日本支社長の辻井さんは、こう答えていました。
それは、
その必要性について、
パタゴニアはそれを願っている。
その一つの手段として登場したラッピングバス。
両方というのは、すでにダム推進派のバスも走っているから。
私たちもそれを願っています。
でも県は・・・
だそうです。。。
そんな知事や河川官僚の皆さんに是非この光景をみてほしかった。
今年も開催されたほたる祭り。
本当に美しい景色・・・(さすがプロのカメラマン!)
中央左に見える青いテントが祭り会場です。周辺にはたくさんの人・人・人。
中央右に見える空を映した水面は川ではなく水田です。田植えを待つばかりの田んぼ。
石木川はその下。あまりにも小さなな川なのでここからは見えませーん!
この小さな川に棲むたくさんのホタルたちの命の輝きを見ようと、
県内外からやってきた人たちの車もたくさん!毎年駐車場の確保に追われます。
手前の花畑は、こうばる住民の想いです。
ダムのために土地を売り、この地を去った元ご近所さん。
主を失った土地は草ぼうぼうですぐに荒れ果ててしまいました。
それは見るに忍びなく、せめて花を植えて通る人の目を楽しませたい。
そんな想いで、ここに花を植えています。
ここが「こうばる」です!
ここにダムは似合いません!
中村知事、そう思いませんか?
暗くなったほたる祭りの会場でインタビューに答える地権者のお二人。
金と権力に弱い人もいるけれど、そんな人ばかりではない。
金や権力よりも大切なものの存在を知っている人がいる。
それを失いたくないと思っている人がいる。
そんな人たちが住むところ、それがこうばる。
ここがこうばる。
ほたるの里。
そして、みんなのふる里。