昨日に続き「川原のいま」です。
2回目の今日は、先日の県公共事業評価監視委員会にフォーカスし、
県・佐世保市と地権者の主張の違いが整理されています。
治水面については、
県と市:100年に1度の大雨の時、川棚川の氾濫を防ぐには石木川にダムを造るしかない。
他の代替案(遊水地案・放水路案・河道掘削案など)よりコスト的に有利。
地権者:100年に1度の大雨の時の推定流量が過大。
代替案としては堤防の嵩上げの方がはるかに経済的。
利水面については、
県と市:今後の水需要の増加と不安定水源解消のために石木ダムは是非とも必要。
地権者:水需要の予測は過大で、建設のための数字合わせ。水は足りている。
というように、県市と地権者の間には見解の大きな隔たりがあります。
そして、
公共事業評価監視委員会:住民の理解を得て進めるべき。
弁護団:大型公共事業は行政ではなく住民が決めるべき。
などの意見も紹介しつつ、結局は、
「推進」「反対」双方が原点に返って、話し合いのテーブルに着くことが求められている。
と結ばれています。
その通り!
地権者の皆さんは、いつでも椅子を用意して待っていますよ〜