稲穂の海で遊ぶこどもたち
ではありません。
今日は稲刈りタイケーン!
川原で美味しいお米を作っている炭谷さんの田んぼで、
炭谷さんのご指導のもと、稲刈りを体験させていただきました。
さあ、みんな鎌を手に、稲刈りの始まり始まり〜
小さな子どもたちも、お父さんやお母さんに守られながら、恐る恐る頑張っています。
そのうち、田んぼのあちこちから、いろんな生きものが飛び出してきました。
カエルに、サワガニ、アカハライモリ・・・
こちらはタガメ。水生昆虫の王様だそうです。
子どもたちは見つけるたびに大喜び。
しばらくは可愛い歓声が続きました。
このもじゃもじゃとしたもの、何かわかります?
稲穂にくっついていたものですが、なんと、ネズミの巣!だそうです。
えー!ネズミ?こんな細い稲穂に?
ビックリですが、稲穂で子育てをするカヤネズミの存在を初めて知りました。
こちらはもう巣立った後のようで、中は空っぽ。
でも、ほんとに気持ちよさそうなふかふかベッドでした。
生きもの発見の興奮がおさまると、子どもたちは黙々とお手伝い。
鎌の使い方もみるみる上達。大人顔負けです。
刈った稲は、5束ずつくらいを一まとめにして並べていきます。
その束を稲わらでくくります。
そのやり方を教えてもらいましたが、これが中々難しい・・
私たちがやるとゆるゆるで、炭谷さんのように、バシッとはくくれません。
と、今度は炭谷さん、長い木の棒で何やら作り始めました。
子どもたちの遊具?
ではありませんよね、もちろん。
そう。稲を干すためのものでした。
こうやって、刈り取った稲を干して、2週間ほど天日干し。
お日様と風の力を借りて自然乾燥させると、甘味や養分の増した美味しいお米ができるのです。
こどもたちも稲束を両手にいっぱい抱えてお手伝い。
記念の集合写真を撮った後、残りの稲を刈り終えて作業終了。
炭谷さんは「皆さんがこんなに頑張るとは思わなかった。半分もできないと思ってた」と言って、
先日収穫したばかりのお米と里芋をお土産にとプレゼントしてくださいました。
貴重な体験をさせてもらって、美味しい煮物やおはぎまでご馳走になって、その上お土産まで!
恐縮しつつも、本当に楽しい一日でした。
参加者の皆さんは、全員、来年もまた来たいとおっしゃっていました。
何から何までサポートしてくださったパタゴニア福岡店スタッフの皆さん、
本当にお疲れ様でした