え!四条橋は水源じゃないの?


昨日は、こちら北池野公民館での勉強会に参加しました。
小さなかわいい公民館ですが、中は綺麗でとても明るい!

明るいのは嬉しいのですが、カーテンが無い!
動画の上映ができない!?
さあ、大変!
お世話役のNさんは、家からボードや厚手のカーテンを取りに行ってくださり、床に置かれていた衝立を窓の位置まで運び上げたり、準備に汗を流してくださいました。


左奥に黄色のボード、右奥にこげ茶色の衝立、右手前にNさんちのカーテンが見えます。
そして、手作りの木の椅子!
いいですねー

参加者も全部で16人という、少人数だけれど、語り合うにはちょうどいいアットホームな勉強会となりました。

上の写真で皆さんがぎょっとしたり笑ったりしてるのは、

この写真(腐食した水道管)を見て、「これはまだ綺麗な方。うちの会社の水道管はこんなもんじゃないですよ。もっとボロボロで、だから飲み水には浄水器をつけています」との発言を聞いたからです。

これから人口は減るのに水の需要が増えるっていう…意味がわからんですねー。うちの子も二人とも県外に出ましたし」
「お宅もですか?うちもですよ。上の子は〇〇で…」
と、ご近所同士ならではの、きさくなおしゃべりも。

また、ある女性は、「実家が嬉野なんですけど、昔やはりダム計画がありましてね、ダム反対の看板がいっぱいありました。結局ダムは中止になったんですが、おかげで今も豊かな自然が残っていて、ほんとに良かったねーって、みんな言ってます」と実感を込めて話していました。

疑問点として出されたことは、不安定水源の意味や、なぜ保有水源として認められないのか?
近くに四条橋取水場があり毎日取水されていることをご存知の地域の方としては、そこが水源として認められていないのは驚きのようでした。

慣行水利権という水利権の観点から説明しても「???」といった表情。
当然ですよね。私自身理解できないのですから。
やはりこんなとき、水道局の方が参加して頂いてたら…と今回も残念に思いました。

また、「水道局だより」に記されていた余裕率が-10%という話も理解できないとの声が続出。
「毎日足らないってこと?」
「ダムには水がいっぱいあるけど?」
などなど素朴な疑問を出し合い、私たちなりに解釈しましたが…

水道局の皆さん、それで良かったんでしょうか?
私たちが誤解しているかもしれませんよ~
ぜひ専門家の立場からご説明頂ければ、市民の理解も深まるんですけどね・・・

スタッフ以外の参加者の半数が、石木ダムに関する集会に参加したのは初めてとのことで、アンケートにはこのような感想が書かれていました。

・とても納得しました。出席して良かったです。

・少ない人数のほうがお互い意見を言えるみたいで良かったです。

・行政のデータがおかしい。水源余裕率の―10%。

・周りの方々に伝えていかねばと思いました。

・折しも国会でデータ問題(労働時間比較)もあり、データの根拠について関心を持った。工事の正当化は疑わしい。注目していきたい。

などなど。

皆さんの地域でも石木ダムについての自由な「カタリバ」やってみませんか
                            (‘◇’)/