もう4月。里山こうばるは花盛り。
2021年こうばるの春を、ほんの少しおすそ分け。
野原や山道には、まだまだいろんな花が咲いている。
懐かしいレンゲソウ!
何十年ぶりだろう・・昔は田んぼにたくさん咲いていて・・両手にいっぱい摘んで、それで首飾りや冠を作ったっけ・・
ギシギシ
クローバー
・・などは分かるけど、私は山野の花の名をあまり知りません。
こちらはリンドウに似てるけど、リンドウは秋では?と思っていたら、ハルリンドウだそうです。
こちらはムベだそうです。
実はよく似てますが、花は、あまり似てませんね。
小さなチョウがとまっているのはキンポウゲだそうですが、黄色の花は、他にもいろいろ見かけます。
この花とそっくりな黄色の花が、工事現場のあちこちに咲いています。
ナルトサワギクというマダガスカル原産の帰化植物で、特定外来生物に指定されているそうです。
Wikipediaによると、毒性が強く、オーストラリアでは家畜の中毒死が多く報告されているらしい。また、繁殖力がきわめて強いので、在来植物を駆逐する危険性が大きいとも書かれていました。
たしかに・・・工事現場では、盛土の中から、次々に芽を出し・・
でも、現場では、そんなことはおかまいなく、重機が地肌を削り、
茶色になった大地の一角で、
雨の中、座り込みを続けるこうばるの女性たち。
女性も男性も交代で、早朝から夜まで抗議行動を続けている。
その姿は野花のように、しなやかで逞しい。
それでも、ほとんどが70代。疲労の色は濃い。
県は、これ以上県民を苦しめないでほしい。
春眠、暁を覚えず・・・そんな穏やかな春が、一日も早く、こうばるの皆さんに訪れますように! (._.)