お米販売の会計報告

「これからもずっとおいしいこうばる米」2021。

会計報告!

今更〜

みなさん、本当にぐずぐずしていて申し訳ありません。

会計処理自体は去年の2021年12月31日くらいでほぼ終わっていました。

しかし、その裏で2022年2月20日投開票の長崎県知事選挙のことでドタバタが始まりかけていました。

わたし個人的に、1月2月は選挙期間中で大変でした。

そして、3月はもう疲れちゃって、一ヶ月とりあえず休みました。

4月に入りまして、ようやく少しずつリハビリ。

ちょっとずつやりたいことに手をつけていっています。

お米を買ってくださったみなさん、本当にありがとうございました!

お米販売に向けてのチラシづくり、受付のやり取り、発送に向けてのめんどくさい雑用作業、

一番最後のマンパワー、発送作業、快く協力してくださったスタッフの皆さん本当に感謝します。

おかげさまで、お米約1,500キロに対して約140件ほどの注文がありました。

最後の方、せっかくお問い合わせいただいたのにご注文お断りせざるを得ない状況にもなりました。

やっぱり、こうばるのお米って本当に美味しいですし、いいよね。

ざっくりとした会計報告ですが、

今回のお米販売で残ったお金(寄付)は、334,209円でした。

この寄付から何はともあれ、

現場の抗議行動をやっている「ルビー会」に3万円

裁判の原告団に3万円

4/6に寄付させていただきました。


あまり大きな額を寄付すると遠慮されてしまうのでこの額にしてみました。

残りは、どう使わせていただくかまだ考えていません。

スタッフの皆さんと話し合ってより良い使い方をと考えています。

使い道が決定した場合は、また改めて報告します。

4/6に久しぶりに付け替え道路工事の抗議行動の現場に長い時間滞在しました。

と言っても、2時間程度、そんなもんです。

みなさんは、ここに4時間から8時間くらい滞在しているのです。

すごいと思います、尊敬します。


現場への入り口では、支援者のみなさんとばったり遭遇。

ちょうど山菜を摘んでいらっしゃるところでした。


雑木林の中に建ててあった仮説のトイレです。

あれ?こんなところに??

というくらい、付け替え道路工事とは直接関係のない場所なのに森を伐採してこんなに拓かれてしまいました。


ブルーシートの屋根は「森のレストラン」と呼ばれている憩いの場所でした。

「森のレストラン」という名称通り、ここは森でした。

だけど、付け替え道路工事とは直接関係のないこの場所も長崎県の嫌がらせで、

見せしめとして雑木林を伐採してしまいました。

「タブノキ」が生えていた場所です。

樹齢を重ねて太くなったタブノキもへし折られるように重機で殺されてしまいました。

タブノキの咆哮

森が切り拓かれる様子がブログに残っています。

ぜひ、比較してみてください。

抗議行動の現場では最近目立った動きはないようです。

そのため、テントの中でゆっくりと雑談したり、

外の椅子に腰掛けてみんな思い思いに時間を過ごしていらっしゃるようでした。

「ブロッコリーは各自、自由に持ち帰ってね!」


この日は、偶然にもゲストの支援者の方が多かったです。

絵描きのSさん、Sさんが一緒に連れてきてくれたお友達のギターリストさんやお店を営んでいる人など。

わたしもそんな中の一人です、めったに現場には来ないんです。。

ここで毎日いてくれる人がいるから、私たちは今でもなんとかここに住み続けられるんです。

わたしも引き続き、行動を起こしていかないと。

あ、ちなみに、写真の上の方に写っているヘルメットをかぶった人たちは、一時間おきくらい?に計3回ほど午前中監視に来る長崎県の職員の人たちです。

あんな高いところから見下ろして、毎回写真や動画など撮影しています。

すぐそばには、監視カメラもあるのですが…

(別にわざわざ来なくても良くない??)


4/6時点での抗議行動現場の全体的な写真。

この日は、天気も穏やかで過ごしやすい陽気。

平和な抗議行動の日でした。

でも、毎回来るたびに、周辺の地形が変わる…

山積みになっていた土砂が移動して無くなっていたり、

谷になっていた場所に新たに砂利が運び込まれていたり、

いつの間にか新しい砂利道が作られてしまっていたり…


テントのそばには、立派な倉庫が構えてあります。

これも作戦の1つ。

椅子を入れておく倉庫です。

抗議行動の場所に置いてあるすべてのものは、

行政代執行しない限り長崎県であっても勝手に動かすことはできないのです。


午前中の番を終えて、抗議行動現場から帰るみなさん。

抗議行動現場のメインのテントまでは、こんな感じで坂道を下って歩いてきます。

(帰り道は当然上り坂)

4/6時点では、このように随分と開けてしまっています。

ここはすべて森でした。

右側の土砂の山、こちらは元々は雑木林の森で谷となっておりました。

すっかり変わり果てました。

文明の利器ってすごいもので、賢く使えば人を大いに助けられるし、自然環境にも良かったりするんですが、

間違った使い方をするとこのような悲惨な光景が広がる結果となります。

工事を請け負っている現場の業者さんも、できれば人々に喜ばれる仕事がしたいんじゃないかな。

何はともあれ、4/6、寄付金を直接ルビー会と原告団の会計の人にお渡しできました。

わたしの動きは相変わらずのろいです。

でも、気になっていることは頭の中にたくさんあります。

少しずつ攻略していきますね。

読んでくださってありがとう!

報告・長崎県石木ダム水没予定地住民イラストレーター、こうばるほずみ