宮島市長、市民との対話、実現してください!

7月10日、佐世保市内の4つの市民団体が宮島市長への要請書を手渡しました。

要請書はこちら。20230710宮島市長への面談要請書

要請事項はただ1つ。

「石木ダム建設について、私たち市民との直接対話の場を設けてください」

 

秘書課長に手渡した後、各団体から一言ずつ補足説明がありました。

 

Mさん(#ダムより花を):市内のあちこちに「石木ダムは市民の願い」という看板等が見られるが、私たちの周りには「石木ダムはもういらんっちゃない?」という人が多い。他の市民はどう思っているのだろう?という疑問からシール投票やアンケート調査などをやってきた。新市長に、その結果をお伝えしたい。

 

Uさん(佐世保の水と石木ダムを考える市民の会):私たちは石木ダムの賛成反対を問わず広く語り合おうと座談会を開いてきた。が、なかなか賛成派の参加が得られなかったので、参加者からは行政側の説明が聴きたいという声が多く寄せられた。新市長にはぜひ市民の前で語っていただきたい。

 

Uさん(水問題を考える市民の会):私たちの会は2008年に発足し、まずは佐世保の水事情についての勉強会を重ねていった。当初は水道局の職員が講師となって説明してくれたので市民もよく理解できた。現在はそうではない。これからは宮島市長に期待しているので、市民との対話をより多く重ねていただきたい。

 

Mさん(石木川まもり隊):宮島市長は『99の政策』の中で「市民との対話を深化させ市民目線の行政」を目指すと書かれている。私たちは宮島市長のその政治姿勢に共感し、このような要請をすることにした。是非その政策を実行していただきたい。

 

稲富秘書課長:皆様のご意見は私から市長に必ず伝えるただ、7月20日(木)という回答期限は守れそうにない。実は市長が新型コロナに感染しまして・・・

 

そういう事情ならもちろんやむを得ません。

市長にはしっかり療養していただき、一日も早いご快復を祈っています!

今回の様子は石木川まもり隊のYouTubeチャンネルにアップしています。
宮島新市長、私たちの声を聴いて下さい – YouTube

 

さて、皆さんの中には、何故この4団体が一緒に要請することになったのだろう?と疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。それにお答えすると…

 

要請文書の中にも書かれていますが、

昨年11月24日私たち4団体は大石知事と面会しました。その時の知事の最後の言葉が忘れられませんでした。

 

佐世保市民も私にとっては長崎県民です。知事の私が皆さんのお話を聞くことは何ら不思議なことではありません。それを踏まえた上で、皆様のお考えを佐世保市に届けることも重要なことだと思います。

私が口出しすることではありませんが、しっかり届けていただければ、しっかりお答えされると思いますので、よろしくお願いいたします。

 

知事は「私たちの考えを佐世保市に届けることは重要なこと」と認め「よろしくお願いします」とまで語ったのです。それを私たちは私たちへの宿題だと受け止めました。

そして「しっかり届けていただければ、しっかりお答えされると思います」は、佐世保市への注文だと思います。

利水の問題はやはり佐世保市に説明責任があります。これに関して市民からの声が届いたらしっかり対応してくださいねと知事は市長に言いたかったのではないでしょうか?。

 

宮島市長、早く元気になって、大石知事や佐世保市民の期待に応えてくださいね~