津軽ダム建設工事中止!

この非常事態にダムなんか造ってる場合じゃないでしょう?!

そんなお金があったら、すべて災害復興にまわすべき!と仲間内で吠えていたら、

ほんとに、ダム建設休止の情報が入ってきました。

青森県です。

青森県は西目屋村に建設中の津軽ダムの建設を休止したそうです。(中止ではなく休止)

建設資材や燃料の調達が困難なため、休止せざるを得なくなったというのが実情ですが。。


東奥日報 2011年3月19日(土)

建設工事が休止に/津軽ダム

東日本大震災の影響を受け、国が西目屋村に建設中の津軽ダムの工事が休止に追い込まれ、2016年度を目指している完成時期もずれ込む見通しであることが18日、分かった。

同ダム工事事務所が本紙取材に明らかにした。建設資材や燃料の調達が困難なためだという。

同事務所によると、3月までの年度内は休止の方向で業者と調整し、11年度からの工事は当面着手しない。

休止期間は未定。

ダム工事を請け負う建設業者は「物流が滞り、アスファルトや鉄鋼が入ってこない」と内情を語る。

別の業者は「重機を動かす軽油の調達が難しい。

いつ震災前の供給状態に戻るかも分からないので、工程の計画が立てられない」と話した。

同村の関和典村長は本紙取材に「(国の新年度予算で)被災地の復興が優先され、国直轄の公共事業である津軽ダム建設工事も影響を受ける」と工事休止長期化に伴う地域経済の先行きに懸念を示した。

津軽ダムは本体工事着工が08年。

工事が順調に進めば工事進捗(しんちょく)率は3月末で46%(事業費ベース)になる予定だった

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110319105937.asp

 

被災地だけでなく、すべての自治体で、ダム建設の中止、

少なくとも休止を決めてほしい。


ダム決壊! 犠牲者4人!

ずいぶん遅い報告で申し訳ありません。

3月11日の東北地方太平洋沖地震と大津波は、未曾有の被害をもたらしました。

その爪痕の大きさに、誰もが言葉もなくTV画面を見つめるばかり・・・

その衝撃も冷めやらぬうちに、福島原子力発電所に異常事態発生!

爆発、火災、放射能漏れ・・・

日本だけでなく、世界中がその成り行きを固唾を飲んで見つめています。

 

ということで、こちらに入る情報もほとんど原発に関することばかりで、

3月11日に発生したダム決壊のニュースが埋もれてしまっていました。

 



ダム決壊 5棟流出 福島・須賀川


 福島県須賀川市にある農業かんがい用の藤沼ダムが11日、決壊した。流域の家屋5棟が流され、8人が行方不明に。12日午後3時までに4人の遺体が見つかった。

 決壊は地震直後だったという。泥流が流域の家屋や田畑を襲った。流されなかった住宅も流木に壁を打ち抜かれたり、泥流で家具が押し流されたりする被害に遭った。

 ダムの約1キロ下流に住む農業小川祐治さん(68)は「ガラガラガラと変な音がして自宅を出た。大木が一気に流れてきた。恐ろしかった」と振り返った。

 自宅の床上が泥水で浸水した無職男性(48)は「鉄砲水が来たので110番した。いくら巨大地震といってもダムが弱かったのでは」と話した。

 藤沼ダムは1949年完成した。えん堤は高さ18.5メートル、長さ110メートルで貯水量は150万立方メートル。土の堤の一部をコンクリートで補強していたという。

                                                   (河北新報3月13日)

 

あのダムは古いから…石木ダムは違います。

と、県は言うでしょう。

決壊しても仕方ないとでも?

4人亡くなっても経年を言い訳にするのでしょうか?

確か、県は、事業認定の説明会で、ダムは100年もちますと言ってましたよね?

まだ62年じゃないですか。

 

いや、今回のは世界でもまれにみる想定外の大地震で…

と、県は言うでしょう。 

そんな大地震はここ長崎には起こり得ないと断言できますか?

できるはずはありませんね。

 

ならば、もう止めましょうよ。

川棚町民の命を脅かすダムを造るのは。

 

石木ダムを今すぐ中止して、

石木ダムに使うはずだった予算を、被災地の復興のために使ってもらいましょうー! 

 

 

3・14団結集会

今年の3・14団結大会は、3月13日でした。

この地にダム計画が持ち上がって49年。

地元住民は1974年「石木ダム建設反対同盟」を結成し、県や町に抗議してきましたが、

県によるあの手この手の切り崩しにあい、同盟の結束は崩れ…

1980年3月14日、「石木ダム建設絶対反対同盟」を新たに結成。

この日記念して毎年、団結集会が開催されています。

今年で32年目です。

長い長い年月です。

同盟の皆さんの思いの深さ、団結の強さが、今年もまたしっかりと伝わってきました。

 

支援者から、次々に応援メッセージが語られます。

参加できなかった人からは、心のこもった手紙が届き、読み上げられました。

上の写真は、佐世保市議の山下さん。

まるで委員会の時の説明のように、フリップを用意しての熱弁です。

 

最近は若者の活躍も目立ってきました。

団結を守ることに必死だった親の世代と異なって、

若者たちは、自ら外に向かって発信し、アンテナを張って仲間を求めています。

今日は、上関原発に反対し、祝島の島民と一緒に運動している「虹のカヤック隊」のらんぼう君も参加です。

 

決議文が朗読され、大きな拍手。

そして「ガンバロー」の元気な声が、狭くて古い川原公民館に響き渡りました。

 

最後は「We Love こうばる」合唱団による『川原のうた』

いつも小さな体で精一杯歌うHちゃんとK君が、とても頼もしく見えました。

 

お待ちかねの親睦会。

川原の主婦たちの、腕によりをかけた美味しい美味しいお料理がテーブルいっぱいに並びます。

おにぎり、唐揚げ、サラダ、煮物、和えもの、汁もの、お萩に団子…

どれもこれもとても美味しいのですが、やはり、山菜料理とシシ肉の旨煮が絶品でした。

 

この心からのもてなしは、川原の自然が生んだ食の幸と、

その自然を愛する人々の団結の中で伝えられてきた技の宝によるものです。

 

この幸と宝が、どうか永遠に続きますよう・・・ 

 

 

石木ダム建設事業の検証に係る関係住民説明会

3月11日夜7時から関係住民説明会が開かれました。

6日の討論会と同じ会場です。

 

でも、席はがらがら…。

大地震の発生で、町民はテレビの前に釘付けかな?

それとも、6日の6時間にも及ぶ討論会でもう十分!と思ったのかな?

 

県は「説明会」と名付けていますが、

県側の説明は短めに切り上げ、ダム推進・反対、双方の意見を聴いてくれました。

が、それは、やはり聞き置くだけ。

質問への簡単な答えは返すけど、決して議論しようとしない。

逃げていると思いました。

 

推進派の人はもっと露骨です。

「こんな説明会はもう止めてもらいたい、不愉快だ」

「説明なら新聞にちゃんと書いてある。それを読めばわかるはず」

 

この方たちを荒瀬ダムにお誘いしたい。

雪浦ダムにご案内したい。

そこの住民の方々のお話を聴いてもらいたい。

そう思いました。。

 

いま日本中の目が注がれている福島原子力発電所。

半径20km以内からの避難勧告が出ている。

原発を誘致する時は、県も町も住民に言ったはず。

原発がどんなに安全か。原発で雇用は生まれ、観光客は増え、補助金は付き、町は栄えると。

 

でも、現実は・・?

常に命に関わる危険と隣り合わせで暮らしていかなければならない。

今回のようなことが起こって初めてそれに気付いても、もう遅い。

いま、非難の途中で被爆した人も出てきている。

原発作業員に死者も出ている。

 

ダムも原発も同じ。

造るときには美味しい話しか言わない。

造った後で被害が起きても責任は取らないし、取れない。

 

私たちの暮らしは、私たち自身で考え、選択しましょうよ。

何が本当のことなのか、

一緒に考えていきましょうよ。

まだ、今なら引き返せます!

 

 


この時の様子は、ちかさんが徹夜でアップロードして、翌日さっそくユーチューブに投稿してくれました。

http://www.youtube.com/watch?v=k07PJfglMCQ


石木タ?ム建設事業の検証に係る関係住民説明会.mov

 

大成功! 石木ダム公開討論会

3月6日あいにくの雨の一日。

それでも、約160人の傍聴人が集まりました。

関係自治体から約30人、

地元住民と5人の専門家(治水・利水・環境)で約40人との新聞報道でした。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230230

ということは、合計230人!

私たちが用意した資料は200部でしたから足りないはずです。

あわてて住民席から回収し、傍聴者に渡したりしましたが、それは嬉しい誤算でした。

 

 

初めに県から、石木ダム建設事業の検証について、
これまでの検討の場で「検討」してきた内容についての説明が30分弱ありました。

 

続いて、この日の最大の目的である地権者の意見発表です。

初めに口火を切ったのは、やはりI・Kさん。

1972年の予備調査の時から、県や町に騙され続け、裏切られ続けた歴史を披露しました。

また、アメとムチを使って地域の融和を破壊し、親族を分断された悔しさを語り、

なぜ自分たちが佐世保の水の犠牲にならなければいけないのか。

いま現に生活できている水があるのに、それ以上余分に欲しいというのなら、

自分たちのところに造ればいいではないか!と、声を震わせました。

 

次にマイクを持ったのは、I・Sさん。

彼女はお嫁に来て間もなくの頃の、強制測量のときの恐怖を語りました。

鉄人28号のような機動隊が大勢来て、男も女も子どもも年寄りも闘った、

まさに戦場のようだった…と。

      (前列の有識者の皆さんも涙・・・)


 

終わりのないダム計画に私たちはいつまで苦しまなければならないのか!

あなたたち職員は2〜3年で代わるけど、私たちは代われないのです!

私たちは川原から絶対出て行きません!

と、訴え、大きな拍手がわきました。

  

次は、I・Iさん。

彼は、国や県の借金の話から始めました。

私たち国民・県民がどれほど莫大な借金を抱えているか。

破たん寸前の借金を抱えながら、なぜダムを造り続けようとするのか?

2009年末、長崎新聞の県民アンケートによると、石木ダムが必要と答えた人は、約14%。

2割にも満たない人しか希望していない事業に、公益性があると言えるのか。

しかも、県は540万ものお金を「石木ダム建設対策費補助金」という名目で、
既に移転した人々へ支払い続けている。

いわゆる見返り、飲ませ、喰わせ、タクシーチケット、土産付き視察旅行などなど。

傍聴者の皆さん、あなたの税金ですよ、納得いきますか?しかたなかですか?

  

すごい説得力でした。I・Iさんを再発見した感じでした。

  

次に手を挙げたI・Kさんは、ダムが自然に及ぼす影響について語りました。

県内の雪浦ダムや熊本の荒瀬ダムの事例を具体的に紹介してくれました。

ダムができると洪水はなくなる、観光客が増える、電気代は安くなるetcと言われたけれど、

現実は逆だった。

洪水被害は酷くなり、観光客が増えるどころか、アユ漁が衰退して人口は4分の1に減ってしまった。

昨年ダムの撤去が決まって、ゲートを全開してからは、清流が戻り始め、貝やウナギ漁も復活。

ダムは百害あって一利無し!と言いきっておられるとのこと。

傍聴者も真面目に聴きいってました。

 

続くIさんは、代替案のコストへの疑問(採石場跡地利用の場合の残土処分費が高く見積もられている)を提示し、最後のSさんは、こんなでたらめな検証検討案を誰が書いたのか?

自分たちがこれまで訴えてきたことは何も検討されてないではないかと追及しました。

 

この6人の皆さんの話はどれも信頼に値する深い説得力を持って、傍聴者の心に届きました。

ヤジ・拍手は禁止との注意書きを配布しているにもかかわらず、司会者も制止できず、

度々拍手の嵐が起こりました。

 

つづいて、ようやく専門家による石木ダムの検証が始まったのは、すでに開始から半分以上の予定時間が過ぎてからでした。 

京都大学名誉教授の今本先生は河川工学と防災工学がご専門で、

素人には難しい言葉やグラフを提示しながらも、要所要所では噛み砕くように話して下さいました。

長年ダムに関わってきて、その経験から自信を持ってこのように話されました。

日本中のあらゆる川にダムを造り続けて、もう造るべき適地は残っていない。

今造ろうとしているダムは適当でない場所にあり、石木ダムも然りだということです。

最後に今本先生が伝えたいとおっしゃった言葉がこれでした。

 


治水に関して、水源連の嶋津氏からもパワーポイントを使って具体的な意見が出され、

その後、県側と今本先生・嶋津氏・遠藤氏の激しい議論が展開されました。

 

続いて、利水に関する話。佐世保市民としては興味津々で聴きました。

 

このように、実績値と予測値の大幅なかい離を示され、佐世保市水道局はどう説明するのでしょう?

 

こちらは、平成19年度の渇水時期(減圧給水実施)に、不安定水源から、

20,000〜30,000トン近い水が取水されていたことを示すグラフです。

 

 このまとめに対して佐世保市水道局の答えは、

水需要予測が実績と大きく離れていることは感じているが、それは今経済が落ち込んでいるから、

今は普通ではないのだ。景気が回復したら必ず水需要も伸びる。

これから工業団地や外国航路やハウステンボスや様々な需要拡大の計画があり…

などの説明に会場からも「絵にかいた餅だね〜」と失笑が漏れました。

 

また、佐世保市議の山下氏は、利水の転用など検討したのか?

佐々川の流量を何故調べなかったのかなどと迫りました。

しかし県は、佐々川にも新たな水利権を確保できる余裕は全くないと突っぱねました。

最後に環境カウンセラーで、川棚川水系整備計画検討委員会の副委員長でもあった川内野さんは、

今回の環境影響評価は、石木ダム建設事業を進めるための「アワスメント」でしかないと結論付けました。

環境「アセスメント」ではなく「アワスメント」

つまり、自分たちに都合のいいように合わせるという意味なんだそうです。

な〜るほど。ぴったりですね。

環境だけでなく、治水も利水もアワスメントそのもの・・そのように感じた人は多かったと思います。

 

新聞・TV等の報道では、「平行線」という見出しばかりでしたが、

傍聴席の反応はそうでもなかったですよ。

今まで、気持ち的に反対してたけど、現実的にも造る必要はないらしいということがわかったので、

自信を持って反対と言えるので嬉しいという感想などいただきました。

 

ユーチューブへのアップができましたら、またお知らせいたします。

 

 

 

 

石木ダム 〜公開討論会〜

        

 

いよいよ間近に迫ってきました。公開討論会。

昨日完成したばかりのチラシです。

 

是非、皆さま、お誘い合わせの上、ご参加ください。

ダムは必要!と思っている方も、

ダムなんか要らないと思っている方も、

なんだかよくわからないと思っている方も、

どうでもいいよ、関係ないからと思っている方も、

騙されたと思って足を運んでみませんか?

 

ダムが必要と思っている方は、不必要と考える人の理論に耳を傾けてみませんか?

そして、自分の必要と信じる根拠と比較してみませんか?

ダムが不要と思っている方も、本当にそうなのか、確かめる意味で聞いてみませんか?

よくわからない方は、少しでもわかるように聴きに来てみませんか?

関係ないと思っている方も、納税者なら、すべて関係有るんですよ。

貴方の貴重な税金がより有効に使われるために、

そして、貴方の子どもや未来のために、少しだけ耳を傾けてみませんか?

 

3月6日午後2時〜

川棚JA会館=川棚町下組郷385−1

傍聴無料

 

ダム建設予定地で半世紀に亘って、そのかけがえのない自然を守り続けている住民、

川原地区の皆さんが、心から、その思いを訴えます。

 

八ッ場ダムをはじめ全国のダム問題に精通したダムのエキスパートのお二人が東京から駆けつけ、

石木ダム事業の問題点を客観的に指摘します。

河川工学、水理、防災など流域の科学を知り尽くした専門家が、わかりやすく語ります。

 

ダムや河川に関する一流の方々が、この西の果てに集合することは最初で最後かもしれません。

お近くの方、是非いらしてください。

もちろん、遠くてもOKですよ。

 

一緒に見て、聴いて、考えましょう!

 

民主党長崎3区 石木ダム反対表明!

みなさ〜ん!
TVニュースご覧になりましたか?

本日夕方、NBCニュースです。

 

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NBC長崎放送  2月26日

民主3区支部石木ダム反対表明

県などが川棚町に計画している石木ダム建設事業について民主党長崎県連の第3区総支部は建設に反対することを表明した。きょう大村市で開かれた総支部の定期大会で表明。民主党長崎県連の3区総支部は、石木ダムが計画されている川棚町を衆議院の選挙区に抱えている。石木ダム事業は水不足に悩む佐世保市の水道水確保などを目的に県と佐世保市が進めていて民主党長崎県連は事業推進の立場をとっている。しかし3区総支部としては「ダムの効果には疑問があり必要ない」などとしてきょうの定期大会で建設反対の大会アピールを採択した。石木ダム事業について民主党長崎県連は「推進」3区総支部は「反対」と組織内で「ねじれ」が生じることになりこの問題は今後波紋が広がるとみられる。
http://www.nbc-nagasaki.co.jp/news/nbcnews.php

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民主党長崎3区が石木ダム反対を表明したというのです!

県連自体は推進なのに、支部の3区は独自の意思を貫いて反対だというのです。

勇気のいる行動だったと思います。

選挙前です。尚更です。

 

でも・・・ということは・・・

長崎3区、4市4町の住民に反対の声が広がっているということではないでしょうか?

まあ、壱岐や対馬や五島など遠く離れているところは、選挙にさほどの影響はないでしょうが、

お膝元の川棚町をはじめ、東彼杵町や大村市では、同じ大村湾を囲む自治体として、

少なからぬ関心があったはずです。

嬉しいです!

山が動き始めた・・と思うのはまだ早いでしょうか?
少なくとも、風は吹き始めました。

この追い風に乗って、3月6日をまず成功させるよう頑張りたいと思います。

石木ダム事業検証〜公開討論会ついに開催!!

ついに、私たちが望んでいた公開討論会が実現しそうです!

公開討論会という正式名称が付けられるかどうかは定かではありませんが、内容的には間違いありません。

ダム建設を強く推進する県が、やっと、反対する住民の声に耳を傾けてくれます。

ダムは不要と説く専門家の意見も聴いてくれます。

聴くだけではありません。質疑応答、意見交換ができるのですから、それは討論の場となります。

それは公開され、県民は傍聴できます。

だから私たちは「公開討論会」だと位置づけています。

そして、その内容はすべて録画され、記録され、国に提出する検討結果の資料として添付されるはずです。

 

今朝の長崎新聞に、そのことが大きく報道されました。

 

石木ダム反対派と公開討論 関係自治体が3月

 県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業で、反対地権者らでつくる「石木ダム建設絶対反対同盟」と関係自治体との意見交換会が、来月6日に同町内で開かれることが分かった。県はダムの専門家、研究者など有識者の参加を認める方針で、実質的に反対派が求め続けてきた「公開討論会」の形となりそうだ。

 同事業をめぐっては、県、佐世保市、川棚、波佐見両町の4自治体による再検証作業が進んでいる。先月開かれた第2回会議では、県が治水、利水両面でダム事業と複数の代替案を比較し、ダムがコスト面で最も低いとの試算結果を示した。また、この会議で山口文夫川棚町長が「反対地権者の意見を聞く場を設けてほしい」と求め、事務局の県が対応を検討していた。

 意見交換会は再検証作業の一環として実施。有識者を加えることについて、県石木ダム建設事務所(川棚町)の古川章所長は「事業の専門的内容を地権者に理解、納得してもらうためには(有識者が)必要」とした。ただ、反対派の支援団体については参加を認めない方針という。

 一方、絶対反対同盟の岩下和雄さん(63)は「ダムの代替案があるということは、地権者を犠牲にしてまでダムを造る必要はないということ。(意見交換会での)われわれの意見を議事録として国に提出させたい」と話している。

(長崎新聞 2月23日付)

 

私たちは一年以上前から公開討論会を求めてきました。

石木ダム事業の検証が始まってからも、申し入れのたびに要望してきました。

しかし県の回答は、いつも「必要ない」というものでした。

なぜなら、「これまでも数十回に亘っていくつかの委員会で検討されてきたから」と。

(それらは実は、御用学者に仕切られた不当な委員会だったり、

ダムや河川のことが分かる人など誰一人いない単なる評価委員会だったり…なのですが)

だから私たちは、口を酸っぱくして訴えてきたのです。

ダムのこと、河川のこと、利水のことがわかる専門家による討論をしてもらいましょう!と。

賛成・反対双方の理論や根拠を県民の前に明らかにして議論してもらいましょう。

そうすれば、その財源を負担する私たち県民がその是非を考えることができますからと。

 

その思いがやっと通じたのでしょうか?

それとも・・・別の見方をする人もいます。

不安を感じている人もいます。

「検討の場」の結論を早く出すために、とにかく反対意見も聞いたよとのアリバイ作りではないか…と。

 

でも、私は県を信じたい。

知事、土木部長、河川課長、佐世保市長、佐世保市水道局長、あなた方を信じます。

あなた方が本当に自信を持って石木ダムが必要だと考えているのなら、

正々堂々と議論して下さい。

3月6日を私たちは楽しみに待っています。 

 

2000万円もの広告宣伝費!!

先月、1月19日、長崎新聞に1面(1ページ)全部を使った全面広告が出され、

その内容が、石木ダムの必要性を強くアピールするものであり、

今、本当に必要かどうか予断を持たずに再検証しようとしているこの時期に、それはおかしいだろう

ということを当ブログ上で訴えました。

http://ishikigawa.jp/blog/cat13/456/

多くの人が同様の感想を持ち、

ブログの読者の中には、長崎新聞に広告料の問い合わせをした方もいました。

長崎新聞は「個人情報なのでお答えできません」と言ったそうです。

 

私たち「石木ダム事業の真の検証を求める連絡会議」では、重要な問題だと捉え、

県や佐世保市に再三抗議しましたが、その非を認めようとはしませんでした。

 

新聞広告だけでなく、TVでは5週間にわたって放映されました。

今もインターネット上で、その番組を見ることができます。

それらの広告料はすべて私たちの税金から支払われているものです。

いったい、どのくらいの税金が使われているのでしょう?

仲間の一人が、情報公開請求をし、その結果がつい昨日手に入りましたので、公開いたします。

 

以下の金額は「なるほど!県政チャンネル」に係る契約書の数字です。

つまり、「諫早湾干拓」「県庁舎」「新幹線」「石木ダム」の4事業の広告宣伝を一括した契約になっています。
したがって、個別事業ごとの支出金額は合計の4分の1ということになります。

 (民放4社関係)
             NBC  2,940,000円
             NCC  2,940,000円
             NIB   2,940,000円
             KTN  2,058,000円
              計  10,878,000円

(テレビ番組制作会社関係)
                   3,150,000円

(長崎新聞社関係)
                   5,775,000円

  以上合計          19,803,000円

 

県政チャンネルに関する4事業の広告宣伝費の合計は約2000万円、

そして、石木ダム事業に関してはその4分の1で、約500万円ということです。

この税金支出の名目は「県の主要事業をわかりやすく県民に広報し、県民の疑問に応えるため」だそうです。

県には「県民だより」「水のわ」、佐世保市には「広報させぼ」「水道だより」などがあり、

その中で、これまでも十分に石木ダムの必要性を説明してきました。

また、市役所の電光掲示板、水道局の垂れ幕、商店街の立て看板、

挙句の果ては、バスの車体広告などなど、あらゆる手段と税金を投じて、石木ダムを訴えてきました。

他県の人は皆驚いています。

川辺川ダムや八ッ場ダムで長年脱ダムに取り組んできた人々も、

こんなに盛大な広告は見たことがないと驚いています。

しかし県は、それでも足りないと、今回のTV放映と新聞広告を実施したのでしょう。

私たちがダム建設をストップさせたいと思う理由の一つは税金の無駄遣いです。

他にも対策はあるのに、莫大な金額を投じて建設し、

いずれまた、それを上回るような莫大なお金をかけて破壊しなければならないダムを造るのはムダだ

と思うからです。

しかし、その建設を実現させるために、こんなにも多くの広告宣伝費を使うとは…

造りたい人たちの金銭感覚がよ〜くわかりますね。      

 

水道局に質問に行きました

昨日、「水問題を考える市民の会」と「石木川まもり隊」のメンバー6人で佐世保市水道局にお邪魔しました。

お忙しい中、一瀬司副理事ら5人の職員の方が対応して下さいました。

いつもながら、水道局職員の皆さんの市民に対する姿勢には感謝しています。

 

しかし、立場の違いは、ものの見方の違いであり、その溝が埋まることはありませんでした。

 

私たちの最大の疑問は、「あと4万トンの水が必要」ということについてでした。

昨年度の配水量は1日平均で約74,300トン

一年間で一番たくさん水を使った日でも約82,400トン

それに対して、佐世保の水源量は全部で105,500トンもあるのです。

おつりがくるじゃないですか。

どうしてこれ以上40,000トンも必要ですか?

 

水道局は、いえいえ、105,500トンのうち28,500トンは不安定水源だからあてにできない水です。

本当に水源として頼れるのは安定水源の77,000トンだけだと言い続けます。

 

過去5年間のデータを示して(それは水道局自身が作成した統計年報によるものですが)、

その不安定な水源から1日約15,000トンも取り続けている実績があるじゃないですか。

77,000+15,000で 92,000トンの水が取れるわけですよ。 

どうしてその数字はカウントしないのですか?と何度質問しても、

それは平均値であって、渇水の時にはあてにならないのだと言い続けます。

 

でも、渇水の年と言われる平成19年と17年には、

「あてにできない不安定水源」から平均以上のたくさんの水を取水していますよ。

それはどうしてですか?と質問しても、

「それは、その1年の中でも渇水の日ばかりではないので云々」と続き、決して主張を変えることはありませんでした。

 

今朝の長崎新聞にも、「意見かみ合わず」と出ていました。

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ishiki/2011/02/11102233.shtml

 

約束の1時間はあっという間に経ってしまいました。

私が数字に拘わりすぎたためにたくさんの時間を消費してしまい、

皆さんにたいへんご迷惑をかけてしまったことが悔やまれてなりません。