断水が長引いたわけ

平成6-7年の大渇水以来、21年ぶりの断水は全面復旧までに1週間を要しました。

県内で最も遅い回復でした。

何故か。

その理由を長崎新聞が検証しています。

つまり、こういうこと?

1.原因は地形にあり=山あり谷あり凸凹の地形

2.高地にある家まで水を送るには、いくつもの配水池を経由しなければならない

3.その配水池の中の1つでも水位が回復していないと、水圧不足で次の配水池に送れない

4.結果、高地にある家々では全ての施設の水量が回復するまで断水が続いた

 

悪いのは地形であって、水道局に責任は無いと水道局は言いたい?

いやいや・・・

この地形は近年生まれたわけじゃなし、水道事業者としてずーっとつきあってきた地形。

いったん断水したら復旧に時間がかかるのはわかっていたはず。

ならば、断水しないよう、つまり水道管が凍結・破裂しないよう、

市民への注意や、情報伝達に真剣に取り組むべきだったのでは?

 

「水道の仕組みを急に変えることは難しく、各家庭や職場で給水管を守ってもらうしかない」

とおっしゃっているようですが、

その守り方がわからない人も多いのではないでしょうか?

水道管の保護の仕方や、気温がどのくらいになったら保護すべきなのかなど、

日頃からしっかり伝えていたら、市民も備えることができたはず。

個人宅の給水管だから自己責任だ、と言うなら、水道事業者としてはあまりにも無責任。

危機管理、リスク回避に努めているとは思えません。

 

日頃の指導不足を自覚していたら、

天気予報で最低気温がマイナスになることがわかった時点で、

「水道管に保温材を巻き付けましょう」とか

「寝る前に元栓を閉めて水抜きをしましょう」とか

防災無線を使ってやることもできたはず。

 

もちろん私たち市民も今回のことを教訓にして、水道管の凍結防止に努めるべきです。

でも、そのためには水道のプロである水道局の情報提供や指導が必要です。

両者の協力無しには佐世保の漏水は止められません。

 

「石木ダム建設は市民の願い」などというメッセージよりも、

「水道管の凍結破裂に要注意」なんてメッセージの方が必要だと思うんですけどね〜

水道局の建物に掲げられているあの大きな看板、そろそろとり変えませんか?

 

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