今日の長崎県議会環境生活委員会で、私たちのラッピングバスについて取り上げられていたと聞き、
ustreamの録画を覗いてみました。
http://www.ustream.tv/recorded/65391451
土木部長と河川課長から石木ダムの進捗状況についての説明の後、
委員からの主な意見は、「賛成派の声が聞こえてこない」ということ。
・反対派の声ばかりが聞こえてくる。
・反対派の話を聞いて、「ああ、なるほどな」と県民の皆さんがなってしまいよる。
・推進派の声をもっと大きくせねば。ピーアールが足りない。
・佐世保市民は節水に慣れてしまってる。
・川棚町では過去に大きな洪水があったことを県民に分かってもらわねば。
・反対派が活動してるように推進派も活動してもらいたい。
本末転倒の議員たちばかりで呆れます。
県議は県民の代弁者。
県民の声を届けるのが仕事。
石木ダム反対の声ばかり聞こえるなら、石木ダムはもう要らんのじゃないか？と行政に問いかけるべきなのに、
推進派の市民県民がもっと声をあげ、もっと活動するよう指導せよと行政の尻を叩いている。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜嘆かわしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
河川課長の答弁は、
マスコミにも反対派の意見が取り上げられる事が多く・・
県民だよりとかいろいろやってはいるんですが・・佐世保市とも協議して広報活動をもっと努力していきたい。
でした。
全くです。
行政は、県民だより、広報させぼ、水の輪、水道だより、新聞広告、県政チャンネル・・
あらゆるメディアで、お金をかけて、十分広報活動なさっていますよ。
質問していた委員たちが何も見てないだけ！勉強不足も甚だしい！
そして、ついに、こんな質問が飛び出しました。
中村委員：今ネットで見ていたら、西肥バスにダムの必要性を問いかけるバスが走ってるそうだが、
西肥バスは県の公費入ってないの？補助金とか・・
こういう一つの団体のものをさ、公共のバスがそれを掲示して走るのは大丈夫なの？
河川課長：佐世保市によると、市バスにも掲示させてほしいと言ってきたそうですが、
そちらは丁重に断ったということです。
中村委員：西肥バスについても調べる必要があるだろう？
片方だけの掲示物を掲げるのは良くないだろう？
どうなんだ？
河川課長：早急に調べてご報告します。
このやり取りに至っては唖然としました。
「西肥バスに補助金払ってないの？」と聞くってことは、補助金払ってたら、圧力かけて車体広告を止めさせろってこと？
あらら、自民党の若手勉強会と同じですね。
と思ったら、この中村委員は自民党議員でした。やっぱりね〜（表現の自由が全くわかってない党だ！）
「片方だけの掲示物を掲げるのは良くないだろう？」
本当にそう思うんだったら、もっと早く言わんかい！
推進派のバスは２０年前からずーっと走っていたんだよ！
片方だけの主張を載せて、西肥バスも市バスも。
２０年後にやっともう片方の主張を掲げさせてもらえたのに、それを潰そうとするんかい！？
河川課長ならその事実関係を説明できるだろうと思っていたら、
知らない？調べて報告します？
もー、ホントに皆さん勉強不足というか、情報収集できてませんねー。
長崎新聞にも西日本新聞にも大きく出たのに。
ＮＢＣのニュースにも登場したのに。。。
行政も県議会も、「世の中の動きを察知し、県民の意思に寄り添う」ことをしようとせず、
ただただ自分たちがやりたいことをしゃにむに推し進めようとしているだけなのでしょうか？
イサカン問題が解決しないはずです。
はじめ呆れて、次に怒って、最後は空しさばかり・・・
長崎県の借入金の返済が債務不履行になれば、ギリシャの似の前になる
6月20日に、長崎県知事中村法道氏と長崎県議会議長田中愛国氏に対して、「長崎県や佐世保市は、行政改革推進計画を実施するために、人口減少により、石木ダム建設の中止、及び、見直しをしなければ、財政の健全化が難しい」について、資料添付し陳情書を提出しました。
その内容は、平成25年度佐世保市の収支は、2億5千万円の赤字でした。
平成24年度佐世保市の財務は、債務超過234億円が10年以上続くとなっています。更に、平成24年度佐世保市水道局の決算書は、資金不足が24.1億円となっています。つまり、毎年、毎年、赤字が続けば、累積赤字が増え、債務超過が増大し、平成4年に開業したハウステンポスは、毎年100億円の累積赤字を出し、倒産し破たんしました。
佐世保市は、行財政改革推進計画に基づき、平成27年から33年度まで、7年間の収支合計を△125億円と見込んでいます。
つまり、当年から約18億円以上の黒字を出さなければ、「絵に描いた餅」になります。そして、実現しなければ、為政者は、政治責任を取らなければいけません。
一方、長崎県の財政も5年後には、預金のお金が△52億円となります。
平成26年度、県債権は、1兆3,066億円を超えています。
長崎県中期財政見通しは、平成27年〜31年までの債権は、右肩上がりで、増加し続けています。
平成31年度には、1兆3,666億円です。
この数字には、公共事業のダム建設、新幹線費用は、含まれていません。
このままでは、支払い利息を含めれば、2兆円となり、将来、黒字倒産で、財政破綻します。その責任は、為政者となります。
と言うことを、記しました。
まだ、他にも記載しましたが、長くなるので、後は次回とします。
ところで、長崎県や佐世保市が資金を借りているところが、解りません。
例えば、都市銀行や地方銀行から、借入していたら、返済額が少なければ、当然借入金は、減少していきませんので、各銀行が融資を断れば、お金が回らなくなり、長崎県や佐世保市の財政は、破綻になります。
銀行も慈善事業では、ありません。
今のままでは、債務不履行になる恐れがあります。
返済が、滞るでしょう。
余りに、借入金が多すぎます。
その責任は、長崎県知事、佐世保市長です。
長崎県、佐世保市に対して、金融機関は、融資の裏付けを取って、貸しているのか、疑問です
長崎県や佐世保市の債務超過に対して、各金融機関は、貸したお金の裏付けを取って、融資しているのか、疑問です。
これを弁護士さんや会計に詳しい方に、調べて欲しい、と思います。
それは、普通、金融機関が融資を行う時には、必ず、担保や保証人や土地、建物の不動産等を抵当に入れ、貸しつけます。
この長崎県や佐世保市の場合、余りにも債務超過に感じます。そんなに、担保があるのですか。
融資の裏付けがなく、金融機関が融資していたら、債務が払えない場合、損害が生じます。
その損害、つまり、債務不履行で払うことができなくなれば、当然、融資したことが、背任罪となり、当事者は、逮捕されます。
このようなことにならない、とは思いますが、念のため、調べる必要があります。
ところで、長崎県議会の話ですが、
①反対派ばかりが、目立つ、とありますが、それは、これまでの佐世保市水道局の実務が間違っていたからです。
それと、石木ダム建設反対者の憎しみやつらさやもろもろの嫌がらせでいじめにあっているからです。
②推進派の活動は、出来ません。
それは、長崎県、佐世保市が、税金の無駄遣いをしよう、としているからです。
③節水に慣れている。と言うことですが、それは、命が一番、お金が二番だからです。
今、佐世保市民は、平成6年の渇水の運搬費50億円を、長い期間、二割の値上げされて、水道料金を支払っているからです。高くつく水道水は、要りません。
石木ダム建設をすれば、一世帯、年間五千円の支払いが、三十年間続きます。子供たちや孫の代まで、支払うことになりました。
更に、人口減少のため、世帯数が減り、その負担は増大し、高い水道水を飲むことになります。当然、お金が二番で、大切だからです。
④水害の件ですが、まだ、県議会議員は、解ってない。
長崎県河川課が「非」を認めた、平成26年6月22日の新聞を読んでいません。
長崎県河川課は、「川棚川の河川改修で、川棚町の水害は、防ぐことが出来る」と言っています。
但し、100年に一度の大雨が降れば水害はある、と言っていますが、それは、想定外の話で、言い訳です。
⑤推進活動は、どうするのか、と言っていますが、石木ダム建設を推進すれば、長崎県や佐世保市の財政は、必ず債務超過のため、倒産し、破綻します。その責任は、この長崎県議会で、推進派が責任を負うことになります。
連帯保証人の意味で、責任を取ることになります。
長崎県議会議員は、県民、市民に、今以上の税金の負担増を決めつけています。
こんな考えを正さなければ、いけません。
それは、これより先、
沖縄の問題で、自民党の若手の人たちの一人が、新聞社2社を潰せ、と発言しました。
驕りだと思います。
言論の自由とは、民主主義の根幹です。
長崎県議会も余り、変わらない、と感じました。
選挙で落選すれば、ただの県民、ただの市民です。