『清流に殉じた漁協組合長』出版記念イベント

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

先週は風邪をひいてダウンし、意外にも久しぶりにゆっくり休むことができました!

モチベーションが上がって最近は、真面目にイラスト制作をしています。

本日は、東京で企画されているイベントのお知らせです。

3/18(日)に久々、東京にほーちゃんが上陸します!

そのイベントとは…

ジャーナリストの相川俊英さんがこのほど出版された新刊、『清流に殉じた漁協組合長』の出版記念イベントです!



この本は、2014年に山形県の最上小国ダム問題で自ら命を絶った漁協組合長がなぜ自殺に追い込まれたのか、その闇に葬られた事件の真相に迫る本です。

この本は、クラウドファンディングで資金を集めて出版にこぎつけました。

ダム建設によって起きた悲劇をあなたに知ってほしい
『清流に殉じた漁協組合長』出版プロジェクト
https://motion-gallery.net/projects/oguni-dam

達成率は当初予定金額の221%、クラウドファンディング参加者数111名、集まった金額は664,000円!

よく頑張った!

実は、私もこのクラウドファンディングに参加しました。

今、手元にできたてほやほやの本があります!

がしかし、内容はやはり辛く厳しい…

山形県最上小国川ダムの現地で起こっていることは、ここ長崎県石木ダムの現地で起きていることと差して変わらないかなと思います。

要するに、めちゃくちゃいじめられている!

かわいそうすぎる!

ひどすぎる!!

気の毒でならなさすぎる!!!


石木ダムの場合は、幸か不幸か?そのいじめを主に水没予定地内で暮らし続ける13世帯54人で受け止めていますが、最上小国川ダムの場合はこのいじめを漁協組合長を筆頭に、限られた支援者でしのいでいたものと思われます。

う〜ん、そういう状況はかなり厳しい………

悲しい事件ですが、これをなかったことのように闇に葬り去られるのはおかしいと思います。

そして、私たちはこの事件を教訓に最上小国川ダムの二の舞にならないようさらなる強力な戦略のもと闘わないといけないでしょう。

私としては、長崎県石木ダム問題の水没予定地住民を代表してこのイベントに登壇し、できるだけ多くの方に石木ダム問題の危機的な状況をお伝えしたいと思います。

ただ、地元住民は前向きに元気に暮らしていますので、明るい未来のために応援よろしくお願いします!



以下、イベントの詳細です。

イベント参加ご希望の方は、『清流に殉じた漁協組合長』出版プロジェクト事務局へのお申し込みをよろしくお願いします



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3月18日(日)
“ダム問題は終わっていない”
―『清流に殉じた漁協組合長』出版記念イベント

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★“ダム問題は終わっていない”

地方で起きている深刻な開発問題は、
なかなか知られる機会がありません。

山形県東北部で進行中のダム建設事業も同様です。

アユ釣りのメッカとして名高い最上小国川に、
現在、山形県が最上小国川ダムを建設中です。

当初、清流への悪影響も懸念し、計画に反対していた
漁業協同組合も最終的にはダムを容認することになりました。

様々な揺さぶり・圧力・懐柔工作が行なわれた末に、
反対運動の先頭に立っていた漁協の組合長が
自ら命を絶ってしまったためです。

『清流に殉じた漁協組合長』はこの地域で
一体何が起きていたのかを
徹底取材、闇に葬られた事件に迫った一冊です。

***

『清流に殉じた漁協組合長』で取り上げた
山形の最上小国川ダム事業は、
地域の課題解決に役立たず、
地域の価値を損ねる悪しき公共事業の典型です。

ダム建設問題はこれまでも、
住民の立退きや治水効果、清流への影響などをめぐり、
大きな論争になってきました。

なぜ、こうした公共事業が一向になくならないのでしょうか。
このイベントではその根本原因に迫ります。

そして、今もなお全国で進行中の
理不尽不合理なダム事業について
ゲストスピーカーの方々に
地域で今、何が起きているのか語っていただきます。

ダム問題は大手メディアで報道されなくなっただけで、
今もなお日本中で地域を分断し、毀損し続けています。

中でも長崎県が建設を強行している石木ダムは見過ごせません。
反対地権者の土地を力づくで奪う土地収用の経緯と現状について
ダム建設に異を唱え続ける当事者に語っていただきます。

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■参加費:1000円
(クラウドファンディングで5000円以上
ご支援いただいた方は無料で参加することができます
チケットをご持参ください。)

■日時:2018年3月18日(日)14:00~16:30(開場13:30)
■登壇者:
相川俊英(『清流に殉じた漁協組合長』著者/地方自治ジャーナリスト)
遠藤保男(水源開発問題全国連絡会共同代表)
こうばるほずみ(石木ダム建設に反対する地元地権者)

■会場:東京麻布台セミナーハウス・大研修室

〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-5

地下鉄日比谷線 神谷町下車(E1出口)徒歩3分
都営三田線 御成門駅下車 徒歩10分
都営大江戸線 赤羽橋駅下車 徒歩8分
都営浅草線・大江戸線 大門駅下車 徒歩8分
JR 浜松町駅下車 徒歩20分

http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

■お申し込み
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ec53eb6b554112

上記のリンクからお申込みいただくか事務局までメール・電話などでお申込みください。

<お申し込み・お問い合わせ>
『清流に殉じた漁協組合長』出版プロジェクト事務局
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-16-15 レックス西早稲田503
TEL:03-6265-9617 FAX:03-6265-9618
info@commonsonline.co.jp

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

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