こうばる探検隊 冬の巻



12月9日、再び佐世保の子どもたちがこうばるにやってきました。大好評だった夏の川遊びに続く第2弾です。名付けて「こうばる探検隊 冬の巻」。さあて、今回も楽しめたかな?かなり寒い一日だったけど…



午後1時、こうばる広場に全員集合です。

親子25人と自然観察指導員2人(西澤先生と平野さん)、長崎市や川棚町の方4人、と、地元こうばるの方2人、と私、総勢34人が参加しました。

平野さんの司会で、今日の予定や注意事項を聞き、こうばるのおじさん達(炭谷さんと岩本さん)の話を聞き、さっそく炭谷おじさんの裏山へレッツゴー!



山登りではありません。枯れ枝集めです。

今日のメインイベントは「焚火で焼き芋!」。そのための焚き木拾い。焚き木が集まらないと焚火ができません。焚火ができないと焼き芋は食べられないよ!ということで、みんな頑張りました。



小さな女の子でも両手にいっぱい抱えて運びます。



大きな長い木は力を合わせて運びます。



お母さんたちも楽しそうに運んでいます。



おお!若いお姉さんたちも頑張ってますね!


 

ねーねー、これ見て!

ん?何?

視力0.4の私、ビニール管でも落ちてたのかと近づいて見ると、



ぎゃー!ミミズでした!

こどもたち、ぜんぜん平気で触っています。偉い!

私、恥ずかしい~!


 

さて、いっぱい集まった焚き木を前に、どうやって火をつけるのか、西澤先生が説明しながら手本を示してくれました。まずは、太い幹で土台作り。



その上に細い枝や杉の枯れ葉を被せます。



次に、さっきよりは少し太い枝を斜めに立てかけるように置きます。三角帽子みたいにね。



折りたたんだ新聞紙に火をつけて、枝の隙間から中に入れると、

杉の枯れ葉に火がついて、



煙がもくもく、中の方で燃え始めました。



小枝への着火を確認したら、今度は大きな枝や幹をドサドサ置いていきます。あっという間に火柱を上げて、ゴーゴー燃え出しました。

それを見ていた子どもたち、今度は自分たちで火おこしを始めました。



お!上手く火が着きました。すると、1人の男の子が腹ばいになって、フーフーと風を送っています。そのうち、こちらの焚火もどんどん燃えて大きくなりました。

が、まだまだお芋は入れられません。木々が燃えてたくさんの灰ができてやっと芋を入れるのだそうです。今しばらく時間がかかります。

「では、そろそろ自然観察に出発しますか?」西澤先生が腰をあげました。

西澤先生は実は「たびら昆虫自然園」の元園長さん。昆虫の専門家です。

ほんのひと月前までは秋の虫が沢山いたのに、今日は一見何も見えない。せっかく来てもらったのに申し訳ないな~と思い、「この時期はあまり虫もいないんでしょうね」と呟くと、「何を言ってるんですか!いないわけないじゃないですか。春になると何もないところからワッと現れるんですか?」と、叱られてしまいました。(>_<)

「いえ、土の中にもぐってて見えないのかなーと思って…」と言い訳すると「そんなことありません。ほら、そこにも」

こうばる広場の隅っこに、枯草に紛れるように横たわっていた1本の茎を指さして、教えてくださいました。



茎の途中が、ぷっくりと膨らんでいます。「それは虫コブと言ってね、そのコブの中には虫(ハエなど)の卵が入っているんですよ」

えー!こんなところに虫の卵?どう見ても、植物の一部にしか見えません。

「さあ、みんな、行くぞー!」西澤先生は石木川にかかる橋を渡って、こうばる広場とは反対側の野原へ入っていきました。

そして、すぐに何かを捕まえたようです。手を開いてみると、2匹の小さな虫が…



ヨモギハムシというそうです。ハムシの仲間でヨモギの葉っぱを食べて大きくなるからヨモギハムシ。お腹が大きい方がメスで、この虫は成虫で冬を越すそうです。

西澤先生いわく、ここにもたくさんの生きものがいるんだよ。さっさと歩いていくとわからない。どんどん踏んづけているかもしれないよ。下を向いて、そーっと、ゆっくり歩いてごらん。



みんなが下を向いて歩き始めると、「あ、いたー!」「先生、見つけたー」と、あちこちで子どもの声が…。



あ、これはテントウムシだね。私にもわかる!(^^)



あ、これもわかるよ。アブラムシだね。

「見つけたー!」

ん?どこ?

「ここ!」



おお!よく見つけたね!そんなちっちゃいのを!

何の幼虫かな~?

 

しばらくすると、西澤先生は虫取り網で草原をなでなでして皆に見せてくれました。何がとれたかな~



取り出したるは芥子粒のような小さな丸いものでした。それにハァーと息をかけたら、九の字のように伸びて…なんじゃ?これは?



シャクトリムシでした!小さなかわいいムシが先生の手の平でヒョコタン、ヒョコタンと歩きだしたのです。止まっても、またハァーとやると、ヒョコタン、ヒョコタン…。

虫はね、寒い時期にはほとんど動かないんだよ。みんな眠ってる。余計なエネルギーは使わない。僕たち人間は寒くても動いてるよなー。体温が変わらないから動けるんだね。

 

さあ、次はこれだよ。



ゲ!毛虫?

これは、ヒメアカタテハっていうチョウの幼虫だよ。みんな毛虫を怖がるけど、これは触っても大丈夫。毒はないからね。チョウの種類は〇千種類もいて、その中で毒のある毛虫は、わずか〇種類だからね。

などと説明されていたのですが、記憶力がすっかり減退してしまった私は覚えていません。トホホ…。

 

「そして、危険なのはこれ! 覚えておいて!」

アオバアリガタハネカクシ。アリのような形をしていて、黒とオレンジの縞々が特徴の綺麗な虫だね。(まるでジャイアンツ?)

こうやって触っていても大丈夫だけど、バチっと叩いちゃいけないよ。潰れると体内の毒が人の皮膚に触れてしまい、ヒリヒリしてミミズ腫れのようになるんだよ。

綺麗な虫には注意するように!植物もそうだね。(毒キノコ!綺麗なバラにはトゲがある!)綺麗な虫にもけっこう毒があるんだよ。

などなど、たくさんの虫を見た後は石木川の河原へ…



さあて、何がいるのかな~



網とバケツで魚を捕っているのかと思いきや、



先生が見せてくれたのは、カゲロウサワガニの子ども、そして、カワニナなどでした。

ここ「こうばる」は「ほたるの里」と呼ばれるゲンジボタルの生息地。ホタルの餌となるカワニナはきっとたくさんいるのでしょうね。

カゲロウの幼虫は流れのあるところで生きていて、藻や枯れ葉などを食べているそうです。

虫も人も、みんな同じ生きもの。虫が死ぬようなところは人も生きられないんだよ。だから自然を汚すな!

先生の言葉を子どもたちは、しっかりと受け止めたことでしょう。



観察した生きものはみな川に戻しましたが、最後まで子どもたちは釘付けでしたね~

 

さて、広場に戻ると、焚火がち ょうどいい感じの熾火(おきび。薪が燃えたあとの赤くなった状態)になっていました。

お芋を新聞紙にくるみ、水に浸し絞ります。それをアルミホイルで包み、焚火の中に置いていきます。

さあ、どのくらいで焼けるでしょう~

待っている間、焚火で沸かしたお湯で、ココアを飲んだり、炭谷おじさんが剥いてくれた柿を食べたり、



みんなで歌を歌ったり、



絵本を読んでもらったり、



の~んびりと過ごしました。

あれ?いつのまにか炭谷おじさんの周りには人だかりが…



僕らの子どもの頃は食べるもんがなくてね、鳥を捕まえて、焼き鳥にして食べとったとよ。枝をこうして紐で組み合わせて…と、仕掛けるワナの実演です。



「何の鳥が一番美味しかったですか?」西澤先生も興味津々で聞いていましたよ。

こちらでは、岩本おじさんが竹とんぼの作り方を教えてくれていました。



実は、岩本のおじさんは、みんなが来る前から広場にやってきて、太い孟宗竹をギコギコ切っていました。



何やってるんですか?竹のコップ作り?



いやいや、竹トンボの材料だよ。



へー。それでどうやって作るのかな~と思っていましたが。

岩本さんはいつの間にか、羽、軸、筒の3点セットと糸まで、子どもの数だけ準備してくださっていました。

ここの穴に糸を通して、この辺にしっかり結び付けて…



女の子も一生懸命トライします。



糸を引っ張り、それー!

あ、飛んだー!



見て、見て。僕もいくよ。それー!

と、あっちでも、こっちでも、お父さんたちも、童心に帰って飛ばしてました。

器用な岩本おじさんの作った竹とんぼは、みんなよく飛び、大満足。よかったね!

さあ、そろそろ、お芋も焼けてきたようです。



さあ、召し上がれ。熱いから必ず軍手してね。



アッチッチ!ほんとだ。熱いやー。でも、うめぇ~



あまりの美味しさに、みんな食べるのに夢中で、急に静かになりました~

西海市の野菜農家さん、ほっくほっくで、ホントに絶品でしたよ。美味しいお芋を、ありがとうございました!

最後はまた皆で集まってスタッフから一言ずつメッセージを伝えました。

皆さんの感想も聴きたかったけど時間が無く残念でした。翌日届いたメールにはこんな感想が寄せられました。

100年先の子どもたちに残すべきものはダムなのか、こうばるの豊かな自然なのか。
会の最後で、Mさんが「このままだと、ここがダムの底に沈んでしまう」とお話されたとき、女の子の「えっ」という小さな声が聞こえました。
その小さな声こそが答えのような気もします。


解散直後に炭谷さんが、たくさんの白菜と大根を持ってきてくれました。「みんな、1個ずつ持って帰ってくださーい!」



えー、いいんですか~

お母さんたち、殺到です!

 

子どもたちは竹トンボ、お母さんたちは野菜を手に、それぞれの車に乗り込みました。

バイバーイ!車の窓から大きく手を振る子どもたち。

こうばるが大好きになってくれたようです。

お母さんのお一人がおっしゃっていました。

いくらでも遊べてしまう里山は、子どもたちの「宝島」ですね。改めて、これから、残していきたいことを、考えさせられました。

佐世保市水道局長から回答が届きました!

公開質問状の回答期限が過ぎていると思うが、まだ返事は届かないのか?との問い合わせを頂きました。

ご報告が遅れましたこと、お詫びいたします。
11月13日に提出した公開質問状に対する回答は、11月24日に届きました。

20181122佐世保市回答 4団体宛て

佐世保市水道局長名の回答書で、各質問にはたいへん丁寧にお答えいただきました。
正直なところ、予想以上に真摯な説明で、感動さえ覚えました。

しかし、残念なことに、説明会の開催は「考えておりません」とのことでした。
理由は「広聴の取組み」もしているし、「司法の場で係争中」だから。

でも、大多数の市民は司法の場に関わっていません。

広聴の中で出てきた意見の多くは、石木ダムが本当に必要なのか?という疑問の声が圧倒的に多かったことを私たちは知っています。(数年前の市議会総務委員会にて「市長への手紙」や「意見箱」に寄せられた石木ダムに関する意見のほとんどがダムの必要性を疑問視するものだったと秘書課長証言)

「佐世保市議会においても毎年、多数の賛成による承認を得て事業を推進させていただいているところで、石木ダムによる新規水源開発は、多くの市民の方々が必要とされている事業と認識しております」とのことですが、

議会と市民の意思が一致していると言えるでしょうか?
形式的にはそうあるべきですが、現実はどうでしょう?
それを確認するためにも、説明会を開催し、生の市民の声に耳を傾けてほしいのです。
私たち市民も、水道局職員の方から直に話を聞くことによって、そうだったのか!それは知らなかった!それで疑念が解消された!など、互いに理解し合えるのではないでしょうか?

だから、新聞記者さんから電話取材を受けたとき、そのようにコメントしました。



電話取材があったのは回答日の11月22日でしたが、その時こちらには回答文書は届いていなかったので、中身についてはコメントのしようもありませんでした。
当方に届いたのは24日でした。(翌日は祭日だったので郵便配達はお休み)

内容についての感想などは、また後日、このブログで掲載させていただきます。
今回の質問状は4団体で提出しましたので、そのメンバーが集まって、今後の対応を協議します。
その意見交換を経た上で、私たちの見解を示したいと思います。

関心を持って見守ってくださっている市民県民の皆様、もうしばらくお待ちください。

佐世保市へ公開質問状



11月13日、佐世保市内の4団体は、佐世保市長と佐世保市水道局長あてに公開質問状を提出しました。

内容は、今年6月以降「広報させぼ」で毎月掲載されている「シリーズ佐世保の水事情と石木ダム」についての質問です。

連載記事には石木ダムの必要性について起業者の立場からあれこれ書かれていますが、その情報があまりにも一方的(ダム不要論に繋がるような不都合な情報は一切伝えない)で、論理のすり替えや矛盾などが散見され、このままでは市民に誤解を与えてしまいます。

そこで、ふだんから石木ダムについて勉強している仲間を中心に、市民の疑問点を集め、具体的な質問状としてまとめ、提出することになりました。
広報させぼシリーズ 「佐世保の水事情と石木ダム」への質問状20181113

そして、回答はぜひ公開の場で説明してほしい、と強く求めました。

これについては、「佐世保の水と石木ダムを考える市民の会」からも説明会開催要請書が提出されました。



説明会開催要請書20181113

2つの文書を受け取った秘書課長は、担当部局に渡し、対応を検討し、期日までに回答すると答えてくれました。

はたして水道局は市民の願い通り説明会を開いてくれるでしょうか?今まで通り裁判中を理由に断るのではないかという見方も多いようですが、その理由は今回は当たらないと思います。

当局は広報を使って一般市民に説明をしたのです。その説明を読んだ市民が疑問を感じ質問しているのです。発信者として答える義務がありますよね。

国は公共事業に対する説明責任について「情報の共有化とコミュニケーションの推進」を掲げています。(http://www.mlit.go.jp/tec/kanri/account/acount/dai3.htm)

 国民から見て、「知りたい情報が提供されていない」という印象が、公共事業への不信感につながっている。「行政は国民に対するサービスの提供である」ことを踏まえ、公共事業に関する情報についても、量と質を向上させ、積極的にオープンにし、国民と共有していく姿勢への改革を図る。
 さらに、情報を一方向的に提供するのではなく、双方向のやりとりのなかで国民の意見を反映し、コミュニケーションを推進することによって、信頼関係が構築されるという意識を徹底していく。

2週間後の回答を心待ちしています。

(‘◇’)ゞ

長崎新聞、毎日新聞、西日本新聞、NBC、NCCなども報道しました。





土木の日イベントでの遭遇

先週の日曜日、アーケード街を歩いていたら、ギョギョッ‼

通路のど真ん中に延々と続くパネル展示!

市民も立ち止まってけっこう見ています。

何事?何が書かれてあるの?と近づいて見れば…



な~んだ。石木ダムの宣伝か~またまた大掛かりなことで…

職員さんいわく、「いえ、そうではありません。11月18日は土木の日で、その関連のイベントです」

へぇー、そうですか!なんで11月18日が土木の日なんですか?

11は「十一」で、くっつけると「土」となり、18は「十八」でくっつけると「木」になるでしょ?

なるほどねー

確かに、道路工事現場の写真などもたくさん展示されていましたが、それにしても石木ダム関連のパネルは断トツに多いですねー!多過ぎません?



航空写真に、年表に…



石木ダムの概要や、



石木ダムの目的などなど…







県の広報誌や県政テレビで伝えていることのパネル版ですね。しかも、より詳しい…



利水に関しては、さらに詳しく丁寧に、分かりやすく説かれています。こちらも最近の「広報させぼ」の説明にそっくりなので、市水道局の製作でしょうか。



タイトル3「人口が減っているのに・・・」のすぐ下「このような質問を・・・」を読んで思わずクスッ!

確かに人の数は減ってきていますが、一方で、水道の使用水量が増えていく要素もあります」と書かれています。「増えてきています」と嘘は書けませんものね。「要素もあります」ときたか…

職員の方も苦労しますね~



出ましたよ。もう1つの課題!
ボロボロに錆びついた取水バルブの写真、取水設備が全て耐用年数を超えているという説明。
見る人の不安を煽って、その原因を石木ダムに押し付けているようです。

これまでは不安を煽る最大のポイントはこちらでした。



もちろん、今も続いています。市は、佐世保=渇水というイメージが消えないよう、折に触れ、市民への刷り込みを続けています。

そのパネルの前で、一人の女性(60代くらいでしょうか?)Aさんが、職員と話をしていました。

私は、この夏佐世保に越してきたばかりですが、広報やら、あちこちで石木ダム、石木ダムと書かれているので、なんやろな~と興味を持っていたんです。
こういうふうに詳しく説明されていると勉強になります。ありがとうございます。

でも、不思議なんやけど、この夏はえらい暑くて雨も長い間降らんかったけど、水道は普通に出てましたよ。近所の人の話では、ここ何十年も水不足で困ったことはないけど、水道管が古くてしょっちゅう漏水事故があって、それが困るって言われてました。

私は震災で水が使えない生活を経験しているので、水のない生活の大変さはようわかっているんです。だから漏水はもったいないと思うんです。そっちをまず何とかしたほうがいいんと違いますか?

素晴らしい!👏👏👏!(^^)!

あとで尋ねたら、兵庫県の西宮から来られたそうです。
阪神淡路大震災で知人もたくさん亡くなったとか…。
私は震災も、断水生活の経験もありませんが、Aさんとの共通点は3つもありました。

1.仕事をやめて、夫の故郷の佐世保に移住してきたこと。
2.すぐに佐世保が好きになったこと(自然豊かで、食べ物が美味しくて、人が温かいから)
3.あちこちで『石木ダム』という言葉で出会い、強烈にインプットされたこと。

だから、Aさんの戸惑い、疑問はとてもよくわかります。
10年前の自分を思い出させてもらいました。
Aさんも私もヨソモノだったから、わからないことがたくさんあるのは当然で、疑問を率直に口にすることができたのですね。

でも、口には出さなくても心の中で感じている市民はきっとあちこちにいるはず…
そう実感できる場面に遭遇できたことが、とても嬉しかったです。

工事差し止め訴訟 第8回口頭弁論


秋晴れの空の下、いつものように門前集会にはたくさんの人が…


現地こうばるの皆さんは、全員ジャンパー姿。いつものように早朝から現場での座り込みを続け、11時にマイクロバスに飛び乗り、バスの中でお弁当を食べながらやってこられたので、着替える暇もありません。お疲れ様です!

今回はじめて抽選無し。ここに集まった人全員が裁判を傍聴できました。それは、被告側の傍聴希望者がいなかったからです。一般傍聴席は原告側のひとりじめでした。(‘◇’)

しかし、口頭弁論開始予定時刻の13:30になっても一向に始まりません。裁判官はもちろん、原告席にも被告席にも弁護団の姿も見えません。

しばらくして傍聴席から書記官に対し、「開廷が遅れている理由は何ですか?」との質問が出されましたが、答えは何も返ってきませんでした。

実は、13:00から行われていた進行協議が長引いていたのです。

前回原告側が示した立証計画の証人尋問を被告側が否定したため、今回は、口頭弁論の前に、裁判官が双方の意見を聞いて今後の裁判の進め方を決める「進行協議」を30分間行うことになっていたのですが、それが30分では終わらなかったのですねー。

14時過ぎ、つまり予定より30分以上遅れて、ようやく開廷となりました。

ということは1時間も進行協議が行われたのですから、結論が出たのかと思いきや…そうではありませんでした。

結局、前回と同じ。こちら側が求めた証人尋問に対し、県も佐世保市も、その必要性を認めず、裁判所は、原告と被告それぞれと個別の協議を持つことにしたので、時間がかかったようです。

裁判所が原告側に確認したのは、「証人に何を聞きたいのか?ダムの必要性については取り消し訴訟控訴審の方で、詳しくやっているのではないか?全く別のことを聞くのか?」ということ。

それに対して、当方弁護団はこう答えたそうです。

取り消し訴訟で問われているのは事業認定が告示された平成25年当時の必要性であり、こちらの訴訟では現時点で工事をする必要があるかということで、基準とする時点が違う。
特に水需要予測と現在の実績との乖離は重要である。佐世保市は予測と実績の乖離は問題ではないと言っているが我々はそうは思わない。

次回は1月15日(火)15時~

そこで 裁判所の判断(証人として誰を採用し、いつ頃結審したいなどのスケジュール)が示されるのではないか?どんなに遅くとも来年9月までには結審し、年内の判決になるのではないか?とのことでした。

それにしても、県も佐世保市も、どうしてそんなに証人尋問を嫌がるのでしょうねぇ?水源連の嶋津氏に論破されるのが怖いのでしょうか?佐世保市水道局長の谷本氏の証言では不安なのでしょうか?

自分たちの主張に自信があれば、喜んで受け入れ、堂々と立証すればいいと思うのですが…

こうばる支援米、新聞に載りました

こんにちは。

こうばるショップ管理人で石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

10/14日曜日にこうばる支援米の第一陣発送作業を行いました。

続々と、お客様から「届きました!」のメッセージが届いています!

ありがとうございます!



ところで、

本日2018年10月17日水曜日の長崎新聞にこうばる支援米発送作業のことが掲載されていました!

長崎新聞さん、ありがとうございます。

こうばる支援米、お電話でも受け付けています。

ただ、ちょっと発送の時期が不透明になってきています。

今度、11/3(土・祝)に第二陣の発送作業を行いますが、すでに現時点で54件の予約が入っていて、お米の収穫もまだ終わっていないので手に入る新米が間に合わない〜!という状況になっています。

なので、今からご注文いただいた方は発送時期が11月の末ごろになりそうです。

すぐに発送できず、本当に申し訳ないです。



こうばる支援米について

こうばる支援米2018のお知らせhttp://u0u0.net/M87m

ネットショップのこうばるショップでは、5キロ玄米と白米だけ取り扱っています。

http://koubarushop.buyshop.jp/



こうばる支援米をどうぞよろしくお願いします。

ダム問題のエール交換?

今日は、東西の記者が図らずもダム問題でエールの交換を行った!

東京の記者が書いた石木ダムルポと、長崎の記者が書いた八ッ場ダムルポが、同じ日に掲載されたのです。もちろん全くの偶然。
どちらの記者も今日それを知ってビックリしていました。

東京新聞の片山記者が書いた記事はこちらです。2ページにまたがる力作です。



毎日工事現場に座り込む現地の女性たちの横顔とその思いから始まり、県の河川課と佐世保市水道局の職員に聞いたダムの必要性、それを否定する専門家のコメントが続き、最後はまた、現地の男性たちの固い決意で締められていました。


そして、デスクメモには、こう書かれていました。

私たちは一体どれだけの数の村を沈めてしまったのか。反省なき国で、石木ダム予定地の住民はもう半世紀も闘っている。「止まらない公共工事」で済まされる話ではない。

この言葉に頷く読者がどのくらいいたでしょう。たくさんいたと信じたい。


一方、今日の長崎新聞には、なんと関東の八ッ場ダムのことが、同じく2ページにわたって(こちらは1面と16面ですが)大きく取り上げられていました。

まず1面の記事です。



八ッ場ダム周辺の風景描写から始まって、代替え地に移転し暮らしている人々のそれぞれの思いを、気遣いながら紹介しています。




特にSさんの言葉は重い。

お金で買えないものをお金に換えさせられた。すきま風が吹き、ほこりだらけだったあの家を取り戻せるなら、喜んで全て返すのに

その思いを中央大法学部の中澤教授は「人は空間に記憶を刻み込んでいる」「場所こそ記憶のよりどころ」と分析し、「コミュニティが簡単にカネで買えると考えるのは戦後日本の致命的な悪所だ」と指摘しています。

この記事を長崎地裁の武田瑞佳裁判長は、どのような思いで読んだでしょう?
それとも、今関わっている裁判のことで忙しくて「読んでもいない」かな?

12月からお世話になる福岡高裁の裁判長には、ぜひ読んでほしいところですが、福岡にお住まいなら長崎新聞を読む機会はありませんねー
残念! (~_~;)

映画は観れないけれど・・

連休最終日の10月8日(月)午前10時過ぎ、佐世保市中央公民館には続々と人が集まり始めました。

えー!開場は11時なのにもう?1時間も立ったままお待たせするのは申し訳ないし、ロビーの椅子席は少ないし…で、私たちは慌てて会場の椅子をロビーに運びました。

嬉しい誤算でした。
映画「ほたるの川のまもりびと」は佐世保では既に14回も先行試写会をおこなっていますし、劇場公開を見に行った人も多いと聞いていたので、きっと会場はガラガラかも…と内心覚悟していたのです。



ところが、ほら、すごいでしょ?
と自慢したいところですが、本当はこれで62名。
午後3時半からの部は23名でした。
合計で85名。
目標の100名には達しませんでしたが、それでも、85名もの方々に観て頂けたと思うと、とても嬉しいです。

なぜなら、今回来られたのは日頃見かけない方々ばかりでした。
おそらく「ライフさせぼ」や新聞の行事案内欄、そして一般市民の口コミにより来てくださったのでしょう。
若い世代の姿がほとんど見られなかったのは残念ですが、この日は「体育の日」!あちこちの学校や幼稚園で運動会が行われていましたので、しかたありません。

そんな中、佐世保市に住む若いお母さんFさんが準備のお手伝いに駆けつけて下さいました!

しかも、上映中は会場の外で、石木ダムの是非を問う公開討論会開催を求める署名活動にトライ。はじめは市外の人と二人でやっていましたが、その人が帰ってからも夕方まで一人でコツコツと頑張っていました。

そのFさんが、署名活動をやった感想を今日送ってくれました。

みなさん、こうばるのことを大切に思ってくださってるご意見ばかりでした。
(ダム建設を強行するのは)長崎の恥だ!と言われた方もいました。
中学生も署名してくれました。
(石木ダムは)市民の願いではないことを伝えていけるよう、出来ることをやっていきたいと、昨日また思いました。

それから、石木小学校の先生だった方も来られてました。ほのかちゃんたちのこともよく知っていますと言われてました。皆さんによろしく伝えてくださいとのことでした。佐世保まで足を運んでくださる元先生がいることを嬉しく思いました。

と、書かれていました。
この先生は、当時は、ダム賛成・反対、あるいは故郷を去った人・残った人という相反する家庭環境の子どもたちを前にして、自分の胸の内を明かすことなどできるはずもなく、でもきっと川原に住む子どもたちを陰ながら応援しておられたのでしょう。
そのような先生がいてくださったことを知り、私も心がほっこりしましたし、そんな話を聴き取ってくれたFさんにも感謝!でした。

また、以前試写会を観て石木ダム問題に関心を持ち、現地を訪ねてくださったKさんが、今回たくさんの知人にメール等で上映会の案内をしてくださいました。自分がそうであったように、この映画を観れば何かを感じ、何かに気づくはず。一人でも多くの人に見てほしい…そうおっしゃって。
そして今日、Kさんのもとに届いた知人たちの感想のメールまで送ってくださいました。

「ダムの底に沈めてしまうには、余りにも美しく恵まれた自然があり、何より人々の慎ましくも心豊かな暮らしが観えました。本当に佐世保にダムが必要なら佐世保で検討すべきと考えます。いくらお金が掛かってもです。」

「住民の要望は至極当然。長崎県の行政マンのレベルの低さを痛感しました。アホな公務員を辞めさせる運動が妥当のようです。諫早干拓堤防も同様にですね。」

などの感想が寄せられたそうです。このような率直な感想を伝えて頂くのは本当に有難いですし、私たちに元気を与えてくれます。

そして、今回はお2人の方からカンパを頂きました。
お1人は会場受付で。こちらは当然、実行委員会の会計の方にお渡ししました。
もうお1人の方は、会場まで入らず、公民館ロビーの椅子に、よっこらしょと座り、用意された封筒を差し出されました。

私はもうトシで1時間以上も、よう座っとれんのです。だから映画は観ません。だけど、佐世保市民として現地の人に申し訳ないとずっと思うとったけん、気持ちを伝えたくてやってきました。

伝えます!この封筒はこうばるの方にお渡しします。お名前とご住所を教えてくださいと頼んだのですが、どちらも教えて頂けませんでした。

気持ちだけだから。
送るのも恥ずかしいほどの金額だから、持ってきたとやけん、聞かんで・・・

せめてお歳を…と言うと、

もう九十過ぎました。もうすぐ九十一になります。

と言われました。

杖を突いて息を切らして、「気持ち」(高齢者にとっては貴重な生活費である年金から差し出されたものかも)を渡したくてやってきた90歳のおばあちゃんの存在を、

佐世保市長、
あなたは、どう思われますか?

石木ダム推進の法被に反発か?

新聞記者の目に映った佐世保市民の反応。

無言の意思表示。

それを伝える記事。貴重です。



「水を大切にする日」に、市長自ら先頭に立ってチラシを配ったけれど、受け取る人は少なかったそうです。

水を大切にすることに誰も異論はありません。では、なぜ?

考えられる理由は、「石木ダム推進の法被」ではないかと記者は指摘しています。

その推測は当たっていると思います。

市長さん、この現実を受け止めて、いまこそ石木ダムについて、市民と対話してみませんか?

市民が水行政について何を望んでいるか、真摯に耳を傾けて頂けませんか?

ネットショップでこうばる支援米販売開始

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

今年のこうばる支援米の販売のお知らせは掲載したものの、ネットショップこうばるショップの方ではまだこうばる支援米を登録していませんでした。

大変お待たせしました!

先ほど、なんとか商品登録完了しました。

http://koubarushop.buyshop.jp/

こちらのサイトから気軽に購入できます。

しかし、ネットショップの管理会社への手数料支払い分300円が上乗せされています。

あと、購入されてもすぐにお米発送できません…

大変申し訳ありません。。

次の発送は、10月末か11月に入ってからになりそうです。

第一陣発送分(10/14発送)の方のお米はすでにご用意できていますが、第二陣の方(現在受付中!)はまだお米が収穫できていません。

今、頑張って収穫中です!







どうぞよろしくお願いします。

こうばるショップ管理人の石丸穂澄へ直接ご注文いただくと手数料いらずです。

ただいま絶賛受け付けております!ご希望の方は、

1ご注文内容
2郵便番号
3住所
4氏名
5電話番号
6メールアドレス

をご記入の上SNS(facebookのメッセンジャー、Twitterのメッセージ)か、ほーちゃんのGmailアドレスに、ご連絡をよろしくお願いします。

お問い合わせももちろんOKです。

ほーちゃんのメールアドレス
hozumix1982☆gmail.com(☆を@に変えてください)



あと、こうばるショップのチラシをこの前作りましたが、新たにこうばる支援米のチラシも作りました!





2,000部印刷しました!

これから、自主上映会でもどんどん配布したいと思います。