石木ダム工事差止訴訟第12回口頭弁論のお知らせ

みなさん、こんにちは。

明日は石木ダムの重要な裁判が開かれます!

証人尋問(嶋津先生)と本人尋問(地権者ら原告6人)が行われます。



石木ダム工事差止訴訟第12回口頭弁論

7月17日(水)10:00~

長崎地裁佐世保支部

傍聴抽選9:30(その後、門前集会)

報告集会 中部地区公民館講座室(光月町体育文化館隣)



尋問の順番と時間は、以下の通り。

1.嶋津暉之氏(水源開発問題全国連絡会 共同代表)
主尋問90分+反対尋問30分

2.岩本宏之さん(こうばる地権者)

3.石丸勇さん(こうばる地権者)

4.岩下すみ子さん(こうばるの主婦)

5.松本好央さん(こうばるの若者)

6.石丸穂澄さん(こうばるの若者)

7.松本美智恵さん(佐世保市民)

2~7については、主尋問20~25分、反対尋問5~10分。

以上の尋問は、10時から、ほぼ一日かけておこなわれます。





昨日は、担当の弁護士の先生とみっちり打ち合わせしました!

きっと大丈夫、ちゃんと喋れるように随所に工夫を凝らしています。

みなさん、楽しみにしていてください。

これから、ほずみは裁判に向けて集中力を高めてまいります。

応援どうぞよろしくおねがいします。

福岡高裁が死んだ日

昨日、7月3日は、事業認定取り消し訴訟控訴審の第3回口頭弁論の日でした。

福岡高裁へ向かう「こうばる発させぼ経由」の貸し切りバスの車中は、笑い声に溢れ、みんな元気いっぱい。
というのも、今回、お二人の学者(法政大学文学部経済地理学教授伊藤達也氏と岐阜大学地域科学部教授富樫幸一氏)により、石木ダム計画の問題点を指摘する意見書が提出されたので、この日の審理の展開に誰もが密かに希望を感じていたからだと思います。

門前集会で合流した弁護団の表情も晴れやかでした。

午後2時、開廷。
提出書面の確認後、通告通り、原告側から、その書面の要旨を陳述しました。

最初に、緒方弁護士から治水に関して述べました。



法廷スケッチ=中島三代治さん

主張したのはただ1つ、「県が算出した費用便益比は正しくない。算定方法が不適切」ということです。

石木ダムの治水目的は川棚川の洪水対策であるのに、①石木川の被害軽減や、②河川流量の維持による利益を重視し、③しかも、その利益は、ダムができる前の昭和50年から計算しているという、とんでもない手法でやられていたのです。
そのような誤魔化しをしなければ、石木ダムは費用に見合う効果が得られないということです。

全文はこちらです。高裁J7要旨


続いて、高橋弁護士が利水に関して述べました。



佐世保市が算定した水需要予測と保有水源の問題点について、学術的に客観的に指摘された2人の学者の意見書をもとにわかりやすく論述。

特に、慣行水利権を保有水源として認めようとしない佐世保市に対し、「本来、後発水利権は先発水利権を侵害しない限度でしか認められない」のであるから、ダムよりも先発している慣行水利権を不安定として除外するのは、著しく不合理だと断じました。

全文はこちらです。高裁J8等要旨

そして、意見書を提出した伊藤教授と富樫教授の証人尋問を求めました

それに対し、西井和徒裁判長は、被告側に意見を求め、被告代理人が「その必要は無い」と述べると、言下に「当裁判所も必要ないと認め、採用しない」とあっさり却下。

えっ!?と思っているうちに、裁判官3人は立ち上がって後ろの扉の中へ。
約2分後、裁判官たちは戻ってきて着席。

向こうで何を相談していたのかな~と思っていたら、
これで審理は終結します。判決は11月29日午後1時10分に言い渡します」と。

「えー!」「なんだ?これ!」「何なの?」と傍聴席はザワザワ。
そんな反応にはお構いなく、再び3人の黒衣の人は扉の向こうに去っていきました。



つまり、控訴人が、新たな証拠や意見書を提出しているにもかかわらず、それらには一顧だにもせず、福岡高裁の西井和徒裁判長ら3人の裁判官は、問答無用と一刀両断。私たちを斬り捨てたのです。

民主主義国家の裁判官とは思えない、酷い仕業です。

おそらく、それらの証拠調べをすれば、行政側の不都合な真実が見えてくるから、忖度ではなく、露払いをしたのでしょう。

閉廷後、高裁の建物の隣の弁護士会館で始まった報告集会では、弁護団の中からも次々に怒りのコメントが発せられました。

中でも、弁護団長の馬奈木昭雄弁護士は、「福岡高裁が死んだ日」「裁判所としての使命を放棄した日だ」と吐き捨てました。



しかし、一方で、「初心に帰ろう!」とも言われました。

裁判で勝っても、石木ダムが止まるわけではない。
裁判は水戸黄門の印籠とは違う。
悪代官は水戸黄門にひれ伏すが、国は司法に従わない。
我々が要求を実現する道はただ一つ。頑張り抜くこと。
おかしいことはおかしいと言い続けること。
許せないことは許せないと態度で示すこと。
「あらためて頑張り抜きましょう!」と。

そうですよね!
落ち込んでいる場合ではありません。

こんな理不尽な裁判がまかり通る今の社会は、絶対おかしい!
もっとまともな社会にしたい!

でも、私に何ができる?

まずは、投票に行きましょう!
まもなく参院選。
今日、7月4日に公示されましたね。投票日は21日です。

立候補者の1人、辻村ちひろさん(環境保護NGO職員)は、こんなことを訴えています。
https://www.reiwa-shinsengumi.com/vote/#voteId06


今でも自然破壊は各地で起こっています。

そこでは、いつでも普通に暮らしたいと思っている人々が、その他多くの人たちの利便性向上のためにその暮らしを奪われています。

私たちはいつまで、自分たちの利便性向上のために人を犠牲にし続けるのでしょう?そんな社会を根本的に変えたい。

石木ダム建設のように、自分たちが暮らしている場所がそこに暮らしていない人たちの利便性向上を目的に奪われていくことをもう止めたい。
ただ、普通に暮らしていきたいという願いが叶えられない社会はおかしいと思います。

自然環境を保全することは、ただそこにある自然を守ることではありません。
そこにくらす人たちの暮らしを守ることです。

国政の場で働こうと立ち上がった人の中に、石木ダムについてこんなに真剣に考えている方がいるなんて…驚き、嬉しさ、元気が湧いてきました。

福岡高裁を生き返らせるためにも、ますます頑張りましょう!

「ほたるの川のまもりびと」法廷での上映却下

工事差止訴訟第11回口頭弁論が、6月4日、長崎地裁佐世保支部で開かれました。



(法廷スケッチ=中島三代治さん)

4月から裁判長が変わったので、平井健一郎新裁判長に直接思いを伝えるために、原告側から4人が意見陳述を行いました。

 



トップバッターは、原告代表の岩下和雄さん

「先日、長崎県収用委員会が収用裁決を行い、県より土地家屋を11月18日までに明け渡すようにと一通の命令書が届きましたが、私達は不要なダムの為立ち退くことも土地家屋を明け渡すことも絶対にありえません」と断言し、もしも知事が「行政代執行を行えば、長崎県の恥、後世まで悔いを残すことになるだろう」「裁判官の皆様には、石木ダム工事の差止めを命じることによって、ダム建設にこだわらない、治水・利水の見直しを行うよう長崎県に指導いただければ幸いです」と陳述しました。

 



続いて陳述したのは、利水担当の毛利倫弁護士

佐世保の水需要予測の不可解さを指摘し、だからこそ、「佐世保市水道局の責任者である谷本薫治局長を直接尋問すること」が不可欠であり、「谷本局長の証人尋問を採用されるよう改めて強く要望いたします」と結びました。

 



三番手は治水担当の田篭亮博弁護士

石木ダム計画における治水の問題点、①計画規模、②基本高水、③治水方法、④費用便益比の4つについて、いずれも結論ありきで数字合わせをしていると指摘、特に費用便益については、次回、証人として出廷予定の嶋津暉之氏が明らかにしてくれるだろうと述べました。

 

最後は鍋島典子弁護士



「石木ダム建設工事は、13世帯もの人々の生活とそこで築かれてきた一つの地域社会を消滅させるという点で、人々の人格権の侵害」であると述べ、それは5人の本人尋問であきらかになるだろう、「原告らがなぜこうばるの土地を離れないのか、心からの言葉を真摯に聞いていただきたい」と訴えました。

以上、4名による意見陳述書はこちらです。

工事差止訴訟第11回口頭弁論-意見陳述集

 

その後、提出された書面や書証の確認がありました。

原告側が提出した「ほたるの川のまもりびと」を法廷で上映することに対して、裁判長が被告側の意見を聞くと、県も市も「法廷で上映する必要はない」と述べ、裁判長は「検証を却下」しました。

一方、尋問については、前回の進行協議や原告側の上申書の通り行うことが決定されました。その順番と時間は、以下の通り。

1.嶋津暉之氏(水源開発問題全国連絡会 共同代表)
主尋問90分+反対尋問30分

2.岩本宏之さん(こうばる地権者)

3.石丸勇さん(こうばる地権者)

4.岩下すみ子さん(こうばるの主婦)

5.松本好央さん(こうばるの若者)

6.石丸穂澄さん(こうばるの若者)

7.松本美智恵さん(佐世保市民)

2~7については、主尋問20~25分、反対尋問5~10分。

 

以上の尋問は、次回7月17日(水)の10時から、ほぼ一日かけておこなわれます。

次々回の期日は、9月18日(水)の予定です。

 

報告集会では、これらの内容について平山弁護士から報告があり、その後いつものように、質疑や意見交換となりましたが、参加者の関心は、前日に届いたばかりの収用裁決書についてです。

こうばるの地権者以外にも、共有地権者が200名以上もいます。書類が届いた人の多くが怒りだけでなく、戸惑いも感じているはずです。いま自分は何をすべきか、何ができるのかと。

報告集会には、地権者の皆さん、弁護団、共有地権者、支援者などそれぞれの立場の人たちが揃っているので、ちょうどいい機会です。意見を出し合い、大方の方針が決まりました。

まずは、30日以内という期限に間に合うよう、不服審査請求をみんなでまとめて提出する、ということです。これを急がねばなりません。

さらに具体的なことが決まったら、関係者の皆さんにはお知らせしますので、今しばらくお待ちくださいね。

その他のことでは、

〇法廷で「ほたるの川のまもりびと」を上映し検証することはできなくなったが、証拠として扱われるのなら、裁判官や被告はちゃんと見るのか?との質問に、弁護団は「被告側が観るかどうかはわからないが、裁判官は観るでしょうね。まともな裁判官なら」と答えました。

〇毛利弁護士の意見陳述も空しく、谷本水道局長は、やはり証人を却下されました。(水道局長が尋問されると、よほどマズイことがあるのかな?と勘繰りたくなりますね~)

〇共有地権者だけでなく、立木トラスト運動に参加し、地権者の敷地の立木を買い取って所有している人たちがいる。この人たちの所有権はどうなっているのか?との質問があり、これについては所有者リストと状況など把握して弁護団で検討することになりました。

〇9月19日の強制収用の前に、強制収用させない運動、世論づくりが重要、という点で全会一致。具体的な行動案は7団体による連絡会議で話し合うことになりました。

 

いま、こうばるはまさに「ほたるの里」です。ほたる祭りが終わっても、ホタルを見に来る人がたくさんいるそうです。

先日、友人(佐世保市民で若いお母さん)も子どもと一緒に見に行ったのですが、そのとき小学1年生の息子さんが「 市長さんも見に来たら、意見が変わるかな」と言ったそうです。

きっとN君は闇に舞うホタルの光に圧倒され「すごい!」と思ったのでしょう。ここがダムになったら、もうこのホタルは見られない。市長さんはきっと、ここのホタルを知らないんだ。見たことないんだ。見たら考えが変わるかもしれない。きっと!

と、思ったのかな~
私も同じことを思いましたよ~

裁判官の皆さん!こうばるのホタルを見に来ませんか?

忙しくてその時間が無い?
それなら、せめて、あのDVDを見てほしい!

ほたるの川のまもりびと

それを観れば、こうばるの人々のありのままの暮らしが伝わってきます。

どの家庭も、ホタルのように、優しく、温かく、懐かしい光を放っていることに、きっと気づいてくれるはず…。

それが、本当にかけがえのないものであることに。

気付いてほしい! (‘◇’)

水道局長の証言は必要無し?!



4月22日(月)10時半、私たちは長崎地裁佐世保支部前に集まりました。

11時から始まる進行協議へのアピールです。進行協議は裁判官と原告・被告双方の代理人が今後の進行予定について話し合うもので、私たちは傍聴できません。



それでも、いつもと同じくらいの原告が集まりました。みんなが手に持っているのは・・・



「水道局長!正々堂々と証言を!」と書かれたプラカードです。

私たちは、これまでの裁判を全て傍聴してきました。
佐世保市の主張が書かれた書面や証拠書類も見ました。
事業認定取消訴訟で証言台に立った元水道事業部長の田中英隆氏の発言も聞きました。
しかし、どうしても、何故いま石木ダムが必要なのか?が理解できません。

現水道局長なら、それが語れるはず。
過去の必要性ではなく現時点での必要性です。
佐世保水道の現状を最も把握している水道局長以上に説得力のある説明ができる人はいません。
だからこそ、私たちは、この裁判の原告として、そして佐世保市民として水道局長の話を聴きたいのです。

この私たちの願いを裁判所に伝えたい!

弁護団が裁判所の建物の中に消えた後、私たちは裁判所に向かって、このプラカードを高く掲げアピールしました。
無言でただ掲げました。

さて、結果はどうだったでしょう?

報告集会では、いつものように、まず平山弁護士から経過報告がありました。

こちらが求めたのは、
①嶋津氏と谷本水道局長の証人尋問
②原告6名の本人尋問

これに対して
①嶋津氏については県が反対し、谷本氏については佐世保市が反対
②については特に意見無し

裁判所の考えは
①嶋津氏は採用するが、谷本氏は採用しない
②本人尋問はおこなう

今後の予定としては、
尋問予定日=7月17日(水)
午前~嶋津氏(主尋問+反対尋問=2時間)
午後~原告6人(主尋問+反対尋問=30分×6=3時間)

これで確定ではないが、ほぼ決まりだとのことでした。
この説明に対し、会場からは質問や意見が次々に出されました。

原告:裁判所が谷本水道局長を採用しない理由は何ですか?

弁護団:裁判所は理由は言いません。必要性が無いと判断したとしか言いません。
推測すれば、「谷本氏の証言を聞かなくても、資料は出揃っているので、それを見れば判断できる」と考えているのでしょう。

原告:では、なぜ嶋津さんは採用されたのでしょうか?

弁護団:嶋津さんの場合は軋轢が無いから。谷本さんは佐世保市の職員なので、無理やり呼ぼうとすれば軋轢が生じる。裁判所としてはそこまでしたくない。で、谷本さんを拒否した分、嶋津さんは応じて、バランスをとろうとしたのでしょう

原告:いくら客観的なデータや資料があると言っても、ダムが必要だと言ってる水道局のトップが法廷で生々しい証言をすることが極めて重要だと思う。説明をしようとしない水道局は市民を軽視している。そういう現状を訴え世論喚起していくことが必要だ。

弁護団:たいへん重要な指摘だ。裁判所でなくてもいいんです。水道局長が市民の皆さんの前で、今もダムが必要だと説明することが大事なのだから、集会や勉強会を開いて、そこに出てくるよう呼びかけ続けることが大事です。

原告:私たちはその呼びかけを何度もやってきたが、その度に「今は裁判中だから」という理由で断られている。裁判中は応じない、の一点張りである。この言い訳を突破する方法があれば教えて頂きたい。

弁護団:向こうは出ていったら負けるとわかっているから出てこない。これからも出てこないかもしれないが、諦めたら終わりなんです。言い続けるしかない。去年よりは今年、今年よりは来年、と少しずつ世論を大きくしていくことが大事なんです。

原告:今までの説明を聞いていても、私にはわかりません。
あのグラフ(水需要予測)を見た時にほとんどの人がおかしいと思うのに、なぜ裁判官はおかしいと思わないのか?
前回、「裁判は社会通念が左右する」と言われたが、ここでは社会通念は影響しないのでしょうか?

弁護団:裁判官にも変な考えの人はいっぱいいます。政治家もそう。変な政治家に投票する市民もいっぱいいるでしょ?それと同じ。それを前提に、ではどうすればいいのか、それを考えていかなければならない。地権者の皆さんが、そういう知事を相手に何十年も闘ってこられたように。

他の弁護士からこんな回答も。
「これは私個人の意見ですが、裁判所が谷本さんを採用しないのは、谷本さんが出てくると裁判所が困るからですよ」(会場から笑い声)

最後に地権者の岩下さんからご挨拶。
この裁判が始まってもう10回を超えました。その間、工事は少しずつですが進んでいます。一日も早く工事を止めてほしいというのが私たちの願いです。
今まで「寒い、寒い」と言いながら座り込んでいましたが、最近では「暑い、暑い」と言い始めています。暑くなるとホコリ(土埃)もひどいんです。いろいろ苦労もありますが、これからも頑張っていきますので、皆さんのご支援をよろしくお願いいたします!

次回は、第11回口頭弁論です。
6月4日(火)14:00~
よろしくお願いいたします。

証人尋問可否判断は新裁判長へ

なんと裁判の連チャンです。

3月11日の福岡高裁に続き、12日は長崎地裁佐世保支部で口頭弁論。こちらは10回目です。



この日も沢山の傍聴希望者が集まってくれました。一番広い401法廷でも傍聴席は50なので、毎回抽選です。



長崎新聞の記事にあるように、またもや、証人尋問の可否は先送りになりました。

その理由は裁判官の交代によるそうです。



渡邊裁判長が移動になるので、新裁判長のもとで証人尋問をするかどうか決めたい、そのための進行協議を4月22日11時~、次回口頭弁論は6月4日14時~と決まりました。

う~ん、私たち素人にはわかりませんねー。証人を呼ぶか呼ばないかで、どれだけの時間を費やせばいいのでしょう?

原告側が立証計画として証人尋問について申請したのは昨年9月16日の第7回口頭弁論期日でした。あれからちょうど半年です。半年かけてもまだ決まらない。早くて4月22日?6月4日?それでもまだ決まらないかも…。

私たちの弁護団は福岡県内の方が多く、北九州市からも毎回、新幹線や特急みどりを乗り継いで来られているのです。傍聴に参加する人たちも、みな忙しい人ばかり。中には仕事を休んで駆けつけている人たちもいます。

佐世保市が、それほど水道局長の尋問に反対する理由は何なのか?

意見書が提出されました。こちらです。佐世保市意見書(H31.3.6)

ここに書かれてあることは、要するに、

①石木ダムが不要ということを立証するためなら、これまで原告側が請求した資料データは全て提出しているのだから、その書証に基づいて立証すればいいでしょ?

②慣行水利権を保有水源に含めないのが妥当かどうかは法的な問題なので、尋問に基づいて判断することではないでしょ?

よって谷本局長の証人尋問は不要です。

ということのようです。この意見書を受け止めて裁判所も不要と判断するのでしょうか?

高橋弁護士は、この日の進行協議にやや落胆の表情で、次のようにコメント。

この意見書を認めて尋問の必要がないと裁判所が判断するなら、私には驚きでしかないし、簡単には受け入れられない。

なぜなら、この裁判は民事の工事差止訴訟である。今現在、この工事を止めるべきかどうかが問われている裁判である。この工事を続行すべきか止めるべきかは、この工事の必要性を判断せねばならず、その判断において、いま石木ダムが必要かどうかの判断が不可欠となる。

だから、私たちは、佐世保市にとって石木ダムが不可欠と考えている水道局長に尋問したいのだ。勝ち負け以前に、谷本さんの陳述は必要なのだ。

谷本さんは、私たちの質問に対し、堂々と答えてほしい。

この思いは、まさに私たち佐世保市民の思いです。その工事費の多くを佐世保市民が負担しています。石木ダムの必要性がしっかり納得できれば気持ちよく負担できますが、それを曖昧にされたままで、お金だけ徴収されても不満が募るばかりです。

原告側弁護士の質問は、私たちの疑問です。その疑問に、法廷の場で堂々と答えて頂き、解説して頂けますよう、強く願っています。

私たち市民が当局に公開の場での説明会を求めると、いまは裁判中なので…と断られます。裁判の場でも質問に答えないとなると、水道局長は逃げていると誤解されますよ。石木ダムの必要性が説明できないのかな?説明できないということは、必要性がないからなのかな?と。

それは違う!と言いたいですよね。であれば、佐世保市の弁護団に直訴して、ぜひ証言台に座って、必要性をしっかり訴えてください。それを私たち市民は、賛成反対にかかわらず、心から願っています。

 

 

控訴審 第2回口頭弁論 再評価を実施しないのは・・?

3月11日、石木ダム事業認定取消訴訟控訴審の第2回口頭弁論が福岡高裁でありました。

今回は、前回よりも少し広い法廷(前回は傍聴席80、今回は84)でしたが、今回もほぼ満席!福岡市民の皆さんも11名傍聴。ありがとうございました!

長崎県内からは、長崎市発諫早経由と、川棚発佐世保経由の2台のバスをチャーターして向かったのですが、川棚発のバスが途中渋滞で遅れ、門前集会に間に合わず、皆さんにご心配ご迷惑をおかけしました。原告団事務局としてお詫びいたします。次回はもっと余裕をもって出発しますねー

さて、本題です。

今回の弁論で原告側代理人は、第3~第6の準備書面を提出し、その要旨を法廷で読み上げました。

第3、第5、第6が利水関係で、その要旨はこちらです。
19.03.11-利水関係準備書面要旨

傍聴席から見て裁判長の左(右陪席)の裁判官が、諫早湾開門判決を無効にした方だと知ったNさんは、つい「悪いヤツ!!」なんて書きこんじゃってます。

第4は治水関係で、その要旨はこちらです。
19.03.11治水関係準備書面要旨



 

今回弁護団が一番強く主張したのは、ダムの必要性の根拠となる水需要予測の再評価を佐世保市が避けている事実です。

佐世保市は2012年度に再評価をして以降、これまでずっとやっていません。本来であれば5年後の2017年度に実施すべきものですが、市はあの手この手を使って、それを避けているのです。

なぜそこまで再評価を嫌がるのか?それは、いま再評価をすると、石木ダムが必要という結果を出すのが難しい、それがよくわかっているからに他なりません。2012年度の時でさえ数字合わせに四苦八苦したのに、これ以上は無理!と自認しているからでしょう。

しかし、どんなにあの手この手を使っても、2022年度には再評価をしなければならない。これは必須です。そして、それは石木ダムの完成予定年度です。

再評価の結果石木ダムは不要との結論が出ても、もう出来ているか完成間近…その時、その責任は誰が取るのか?巨額の血税を無駄にした責任は誰が取るのか?こうばるの住民を追い出し、暮らしもコミュニティも人生も破壊した責任は誰が取るのか?

土木部長か?知事か?佐世保市長か?佐世保市水道局長か?誰も取らないし、取り得るはずがない。取り返しのつかない事態になるだけ。

だからこそ、いま、その事態を回避するために、私たちは裁判で闘っているのです。

しかし、この闘いに勝つのは現実的にはたいへん難しい。なぜなら…



その理由の1つが「コッカムトウセキ」の論理だと、馬奈木弁護団長。

コッカムトウセキ?初めて聞く言葉です。調べてみました。

「国家無答責」=王は悪を為さず=国家に間違いはない、という戦前の論理。

違法な公権力の行使によって個人が損害を受けても、国が間違いを犯すはずはないので責任は負わない、という考え方。

戦後は、憲法17条で、「何人も,公務員の不法行為により,損害を受けたときは,法律の定めるところにより,国又は公共団体に,その賠償を求めることができる」と定め、この規定を実施するために国家賠償法が制定されたのです。

ところが、未だに国家は国民より上だと勘違いしている公務員が多く、それだけでなく、国と国民は対等平等であることをわきまえていない裁判官も多い。だから行政訴訟で勝つのが難しいのだそうです。

私たちが勝つには「社会通念」が大事。

水俣病訴訟は社会通念=水俣病は国に責任があると大多数の国民が思っていた=で勝てた。

原発は社会通念=国民の多くは原発が必要だと思っている=によって負けた。

嘘でしょ?国民の多くは原発は無くしたいと思っていますよ。世論調査をすると半数以上が反対ですよ。

と言っても通用しない。だって、ほとんどの人が九州電力の電気を使っているでしょ?原発で作った電気を使っている、つまり原発を容認していることになるのだそうです。(えー!そうなるの?それは大変!急いで対策を講じよう…)

やはり、とにもかくにも、石木ダム要らない!の世論をもっともっと大きくしなくちゃ…ですね。 (^^)/

 

次回は7月3日(水)14:00~です。

 

水道局長の尋問、なぜ拒む?

今年はじめての裁判が、1月15日、長崎地裁佐世保支部で開かれました。
石木ダム工事差止訴訟の第9回口頭弁論です。



一般傍聴席25席(全席50のうち、報道席12と特別傍聴席13を除く)に対し、56名が抽選の列に並びました。

定刻に席に着いた裁判長は大きなマスクをしていましたので、いつもよりやや聞き取りにくい場面はありましたが、おおよそは理解できました。



(法廷スケッチ:中島三代治さん)

この日も、原告側が求めている証人尋問を実施するかどうかについてのやりとりが行われましたが、結論はまた出ませんでした。

裁判長:こちらの都合で申し訳ありませんが、7月8月は3人(裁判長・左陪席裁判官・右陪席裁判官)が揃わないので、証人尋問を行うとすればそれ以前かそれ以後になります。
谷本さん(現佐世保市水道局長:谷本薫治氏)は6月は議会があるでしょうから、5月はどうでしょう?

被告(佐世保市)代理人弁護士:議会の予定はこちらではわからない。そもそも、なぜ証人尋問が必要なのか?谷本さんから何を聴きたいのか?数字等が必要なら書面でいいではないか?

原告側代理人(高橋弁護士):谷本さんは現在の水道局長として現在の佐世保の水事情を一番よく把握しておられる方である。我々は平成24年度予測が間違っていると主張したが、今回知りたいのは現状である。現状に照らして24年度の予測はどうだったと思うか?間違っていないと言えるのか?おそらく谷本さんは間違っていなかったとお考えだろう。そして、だから、石木ダムは今でも必要だとおっしゃるだろう。その根拠を我々は確認したいし、それに対して反論したいと思っている。

それに対する佐世保市代理人からの反論はありませんでしたが、その表情は苦虫を噛み潰したよう・・

その後、裁判長は嶋津さん(治水に関する証人:水源連代表の嶋津暉之氏)が佐世保まで来られるのかどうかの可能性を確認したり、原告本人尋問については、人数や時間を制限するかもしれないと告げ、特にこの人の話を聞きたいという要望があるか被告側に確認しましたが、県も佐世保市も「特にない」でした。

また、途中で10分ほどの暫時休憩があり、裁判官と被告側は別室へ。



再開されてからは、次回期日の日程調整があり、3月12日(火)16:00~と決まりました。
ギョ、ギョ!です。

前日の3月11日(月)は、福岡高裁で事業認定取消訴訟控訴審の第2回目の日。
連日の裁判となり、弁護団の先生方はもちろん、地権者の方々も大変だと思います。
また、傍聴に来てくださる皆さんもご苦労様ですが、できる範囲で、よろしくお願いいたします。

4時過ぎに始まった報告集会では、いつものように、


平山弁護士から今日の弁論内容についての説明と、
高橋弁護士からの補足説明があり、


高橋弁護士:谷本さんへの尋問は極めて重要。谷本尋問を抜きにして判決を書くことは許されない。

と、谷本尋問の重要性を強調されました。
その後質疑応答も短時間で終わりましたので、他の弁護士の皆さんからもお一人ずつコメントをいただきました。

緒方弁護士:私は嶋津先生の意見書を担当しています。費用対効果の面で、新たな主張を展開したいと思っています。

毛利弁護士:取消訴訟の一審でも複数の証人を申請しました。利水では、水道局の関係者3人と学者が2人。最終的には治水1人と利水1人だった。今回はそれを踏まえての申請なのでよりハードルが高いが、頑張っていきます。

鍋島弁護士:私は権利関係を担当しています。原告尋問の前に意見書の提出などでまたお世話になると思いますが、よろしくお願いします。

田篭弁護士:私は治水の担当で特に費用便益について取り組んでいます。今日の裁判長の話を聞いて証人尋問はおそらくあると思いました。長崎地裁のときと同じように、多くの方がそれを聴きに来て、応援をしてくださることが重要だと思っているので、その時はよろしくお願いします。

八木弁護士:利水班で生活用水を担当しています。控訴審の方では再評価について注目しています。佐世保市は29年度の再評価を避けてきましたが、34年度には必ずしなければならない。その時どんな結果になるのか、何というのか、学者はどう評価するのか。目の前の裁判については原告尋問の際に、また石木にお邪魔しますのでよろしくお願いします。

魚住弁護士:皆さん、こんばんは。いえ、こんにちは。年末年始ヒマラヤに行っていたので、まだ社会復帰ができていないようで…(会場、爆笑)私は難しいことはできないので、長崎市で情宣活動をやっています。県庁で、少しずつ広がっているようです。よろしくお願いします。

そして、お知らせもありました。

会場から:先日波佐見町で「ほたるの川のまもりびと」の上映会があり、100人もの方々が観に来られました。主催者の坂本さんに拍手をお願いします。(大きな拍手)

事務局から:先月の福岡高裁での1回目の裁判の後、福岡市在住の方からカンパをいただいたり、上映会の企画がもちあがっています。また、3月の2回目の時は、川棚からだけでなく、長崎からもバスを出す予定です。ぜひ多くの方の傍聴をお願いします。

最後に原告団代表の岩下さんからご挨拶。

今日もたくさんの方、お集まりいただき本当にありがとうございました。毎回裁判のたびに出かけてこられるのは大変だと思います。
また、弁護団の皆さんは裁判の時だけでなく、毎日ご苦労されておられます。本当に頭が下がりますが、今後とも石木ダム中止に向けて、よろしくお願いいたします。

今年最初の裁判は、初春に相応しい、なんとなく希望を感じる明るい船出となりました~(‘◇’)ゞ

第9回口頭弁論(石木ダム工事差止訴訟)

工事差止訴訟の第9回口頭弁論のお知らせです。



場所:長崎地裁佐世保支部(佐世保市光月町9-4)

日時:1月15日(火)15:00~
(14:30からの傍聴券抽選に遅れたら入廷できませんので、ご注意ください)

門前集会:傍聴券抽選が終わり次第おこないます

報告集会:中部地区公民館研修室(佐世保市光月町6-17)

前回(2018年11月6日)は1時間に及ぶ進行協議がおこなわれましたが、原告側が要望した証人尋問は、被告側(県と佐世保市)の反論により、確定しませんでした。
その後、原告側より新たな意見書や準備書面も提出され、それに対する被告側の書面も提出されているはずで、それらを踏まえて、裁判所がどのような結論(進行予定)を言い渡すかが注目されます。

ご都合のつく方は、ぜひご参加ください。
よろしくお願いいたします。

地権者、意見陳述「ダムに翻弄」



ここが福岡高等裁判所の新庁舎!(今年8月に移転)さすがにデカいなぁ~

12月19日(水)9時半、長崎から貸し切りバスでやってきた原告団44名が降り立つと、



そこには既に沢山の人が集まっていました。

出勤前に門前集会だけでも…と足を運んでくださった若い方々(パタゴニア福岡ストアのスタッフさんたちや岩田屋デパートにお勤めの方も!)ありがとうございました!



すぐに門前集会が始まりました。平山弁護士から今日までの流れなどについて説明があり、原告を代表して岩下和雄さんから控訴審に臨む決意が述べられ、最後に馬奈木弁護団長が静かな声で熱く挨拶。



なんでも全て行政の裁量権で片づけるなら話し合いは要らない。それは日本の社会が根底から崩れることを意味する。私たちは民主主義と国民主権を守る闘いをおこなっている。共に頑張りましょう。

 



この日の夕方のTVニュースでは、開廷前の様子や、



原告の主な主張なども報じられました。

 

こちらは、川棚町にお住いの中島三代治さんが描かれた法廷スケッチです。



この日は原告側から5人による意見陳述がおこなわれました。
トップバッターは、地元地権者の石丸勇さんです。

石丸さんは、「石木ダム事業が、私の人生のほとんどを束縛してきた」「1日も早く…行政の圧力から解放されて、自由で安泰な生活をおくりたい」そして「何度考えても、石木ダム事業が法に則った適正なものであるとは私には信じられません」「正しいことは正しいと言い続けますので、私たちに転機をください」と訴えました。

陳述書の全文はこちら→ 181219意見陳述(石丸勇)

 

二番バッターは共有地権者の遠藤保男さんです。



遠藤さんは「水源開発問題全国連絡会」の事務局として25年間、全国のダム問題に携わってこられたダム問題の専門家です。
行政が一度ダム事業を決めてしまうと、…どんなに科学的・具体的・根拠ある異論を唱えても全く顧みられることはなく、地権者が譲渡に応じない場合は、収用まで一直線で行政の思うがままに進められてきた」という実態を指摘し、この裁判で「不必要なダムを造り続けてきたダム行政に一石を投じるべく,本当に,利水及び治水の両面において石木ダムが必要であるのか,私たちの主張や証拠を正面から受け止めて頂きたい」と訴えました。

陳述書の全文はこちら→ 181219意見陳述(遠藤)

 

3番バッターは利水担当の高橋謙一弁護士です。



高橋弁護士は、佐世保市の水需要予測が『机上の空論』であることをズバリ指摘し、そのような『机上の空論』は何物も生み出さないし、それどころか「本件事業の『机上の空論』は、現に居住する13世帯の方々の生活を、積極的に破壊します。同様に、税金の無駄使いや水道費の高騰などにより佐世保市民の生活も破壊します」と断言し、『法』の番人たる裁判所がこの空論(佐世保市の水需要予測)を容認してはいけないと結びました。

意見陳述書の全文はこちら→ 18.12.19-意見陳述(高橋)


 

4番バッターは治水担当の田篭弁護士です。



田篭弁護士は、これまで長崎県がおこなってきた様々な数字合わせの実態を整理し、「行政の恣意的な数字操作により、地権者達の生活が理不尽に奪われることのないよう、現実を直視した判断を」求めました。そして、計画規模や基本高水流量だけでなく、新たに費用便益比においても重要な数字操作があることを指摘しました。

意見陳述書の全文はこちら→ 181219-意見陳述(田篭)

 

トリは、もちろん、馬奈木昭雄弁護団長。



馬奈木弁護士は、石木ダムに関する行政や一審判決の「冷たさ」「問答無用」の本質を突き、このようなことが許されていけば、この国の「民主主義そのものが揺らぐ」ことになると警告し、「事実をありのままに見ていただき、行政と控訴人らとの間で対話が行われ、合意形成を目指すことが可能となるよう」な審理を切望すると述べました。

意見陳述書の全文はこちら→ 181219-意見陳述(馬奈木)

 

5人の陳述後は、今後の書面のやり取りについての協議。

そして、次回期日は、3月11日(月)14:00~と決まりました。

 

裁判終了後すぐに報告集会会場に移動。今回は車で十数分の、城南市民センターです。



定員90名の視聴覚室がほぼ満席(報道人も含めて)で、立ち見の人も…。

平山弁護士からの説明の後、陳述者の皆さんに補足して頂きました。


遠藤さん:私が一番頭に来てるのは、県と佐世保市が事業認定申請を出した時。13世帯の皆さんの「失われる利益」について全く書かれていないことに非常にビックリしました。そして、この問題は絶対負けてはならないと思い、関わり続けています。

 



石丸さん:子どもの頃からダムが生活に入り込み頭から離れなかった、また、地域が分断されてしまったことなどを伝えたかった。どこまで伝わったかわからないが…。これまでに集めた証拠書類を次の機会に出したいと考えている。

 



高橋弁護士:私が利水について言ったのは3つのこと。①平成24年度水需要予測は今現在全く外れてるでしょ?②その外れ方は過去の予測の外れ方と全く同じでしょ。③全国どこでも(ダム計画のあるところは)間違った予測をしています。つまり造りたいから造るための予測でしょということ。こんなデタラメな予測を認めて私たちを負けさせて社会のためになるのか?裁判所のあり方を問いたい。

 



田篭弁護士:治水について長崎県の視点で考えてみると、ダムを造りたいので、治水安全度を1/30から1/100に変えなければいけなかったし、河道についてもダムを造るために50年遡った。費用便益比についても同様のことが言え、この件については、嶋津さんに意見書を書いて頂いた。いかに数字合わせがおこなわれてきたか、裁判所にわかるように伝えることが大事だと思っている。

 



馬奈木弁護士:今の裁判はおかしい。日本全体がおかしい。近代市民社会(自由で平等な社会。自分の自由意思で意見を交換し、その合意のもとで売買したり物事を決めていく)が崩されそうになっている。

沖縄の意思は選挙で示されているのに、国はそれを無視している。石木ダムの覚書も同じ。

川原公民館で知事は今後も話し合いを続けると約束したのに出てこなくなった。

国や県のやり方は今の社会制度を壊そうとしている。それに裁判所が乗っかってはダメだ。裁判所はかじ取りをするのが役目。対話ができるようにするのが裁判所の仕事。

「支援」という言葉は好きではない。自分の権利を守るために、自分が頑張る。それぞれが自分のため、自分の子や孫のために頑張る。そして、一緒になって頑張る。それが国民全体の権利を守ること。それが日本を平和にすること。戦争は国民の自由な権利を奪わなければできないから。

最後に原告を代表して、岩下さんからご挨拶。

裁判の場所が福岡に変わったが、私たちはこれからも負けずに頑張っていきます。現在も県の職員は毎日10~15人やってきます。その中で私たちも抗議行動を続けています。寒くなりましたが、雨で工事が休みの日以外は頑張っています。
是非この裁判に勝って工事を中止に追い込みたいです。
今後ともよろしくお願いします!

12/19石木ダム事業認定取消訴訟控訴審第1回口頭弁論のお知らせ

みなさん、大切なお知らせです!
とうとう明日に迫りました!
 
12月19日に福岡高裁で開かれる事業認定取消訴訟の控訴審の第1回口頭弁論のご案内です。
 
地元からも大型バスをチャターして50人規模で駆けつけます!
福岡中心部近くにお住いの方、ぜひ傍聴に来てください!
新しい高等裁判所は傍聴席が80席あるらしいです!
なんとかして全席埋めましょう😀
 
石木ダム事業認定取消訴訟控訴審第1回口頭弁論
 
日時 12月19日(水)
午前9時30分 福岡高裁(六本松)門前集会
午前10時 口頭弁論 
 
報告集会 福岡市立城南市民センター(城南区片江)