中村知事への公開質問書

去る9月14日、知事は、九州地方整備局に対し、

「足踏みしている事業認定手続きについて、早急に進めていただくよう」

電話で要請を行っていた、ということを、私たちは10月5日に確認しました。

 

この行動は、国交大臣が要望した「地域の方々の理解を得る努力」とは正反対のもの、

地権者の気持ちを逆なでするものです。

とても看過できません。

 

そこで、私たち5団体は、次のような公開質問書を県知事宛に送付しました。

回答期限は10日後としました。

10日あれば、お答えいただけますよね?

中村知事の誠意ある回答をお待ちしています。

 

 

2012年10月8日

 

長崎県知事 中 村 法 道 様

 

石木ダム建設絶対反対同盟

石木川の清流を守り川棚川の治水を考える町民の会

水問題を考える市民の会

石木川まもり隊

石木川の清流とホタルを守る市民の会

 

 

石木ダム事業認定に関する公開質問書

 

 去る6月11日に国土交通省は、長崎県に対して石木ダム建設事業に関する国土交通省の対応方針を伝え,あわせて「石木ダムに関しては、事業に関して様々な意見があることに鑑み、地域の方々の理解が得られるよう努力することを希望する」旨を通知しました。

ところが新聞報道等によると、貴方は9月14日の県議会一般質問に対する回答で、国土交通省九州地方整備局に対し「あらためて事業認定手続きを早急に進めていただくように要請する」と表明し、直ちに事業認定手続き促進要請を行ったそうです。私たちは貴方のこの行動を容認できません。国土交通省が求めている「理解を得る努力」を何ら行っていないではありませんか。私たちは貴方の不誠実で一方的な行動に怒りさえ感じます。

認定庁が動かない、いや動けないのはいろんな理由があるからです。そのひとつに国土交通省は長崎県の行動を監視する責務があるからです。上記の通知文が意味することについて6月27日に社民党の中島隆利衆議院議員 吉田忠智参議院議員が国土交通省の担当幹部(水管理・国土保全局の森北佳昭・治水課長、泊宏・河川計画調整室長)からヒアリングを行いました。

2012年6月27日の中島隆利衆議院議員 吉田忠智参議院議員の国土交通省ヒアリング 

主な質疑応答

        (答:森北佳昭・治水課長、泊宏・河川計画調整室長)

質問:国土交通大臣から長崎県知事への通知文書は国土交通大臣の意思であると解してよいか。

答:  国土交通大臣の意思が入ったものである。

質問:国土交通大臣の通知についてあとのフォローをどうするのか。

答: 新聞報道によれば、県は地域の理解に向けては誠心誠意努力すると述べているので、国土交通省としては見守っていく。通知を出したから終わりということではない。

質問:もし長崎県が通知を無視して、地元の理解を得る努力をせずに強行した場合はどうするのか。

答: 仮定の話には答えられない。

質問:長崎県が事業推進のための補助金の増額申請をしたときに、長崎県の姿勢が通知とは異なると判断された場合はどうするのか。

答: 仮定の話には答えられないが、国土交通省としては長崎県の姿勢を見守っていく。

その時の主な質疑応答は次のとおりです。(提供:水源開発問題全国連絡会)

上記のとおり、国土交通省から長崎県への通知文「石木ダムに関しては、事業に関して様々な意見があることに鑑み、地域の方々の理解が得られるよう努力することを希望する」は、国土交通大臣の意思が入ったものであり、それゆえに国土交通省としては通知を出して終わりということではなく、長崎県の姿勢、すなわち、通知文の趣旨に沿って努力することを国土交通省が見守っていることを、担当幹部が明らかにしました。

仮定の話に答えられないということでしたが、長崎県がこの努力を怠った場合は国土交通省として何らかの対応をすることになるのではないかと推測されます。

そこで下記の質問にお答えください。先の長崎県による「事業認定手続き促進要請」行動は、私たちに不信感を与えています。誠意ある回答を期待します。

 

1 国土交通省から通知された対応方針「石木ダムに関しては、事業に関して様々な意見があることに鑑み、地域の方々の理解が得られるよう努力することを希望する」に対しどのような努力をされましたか。

2 私たちは、長崎県が事業認定申請を取り下げて、石木ダム建設事業について白紙の状態で話し合うことを求めます。公開の場で双方が納得のいくまで討論し合うことは、「地域の方々の理解を得る努力」のひとつとして評価されると思いますがいかがですか。

3 石木ダム事業は諸々のデータを精査すればすでに破たんしています。この際勇気ある撤退を検討する時期と思いますがどうですか。

 

以上の3点に対するご回答を10月18日(木)までに下記の連絡先へ文書でお寄せくださるようお願いいたします。

 

 

パタゴニア訪問

一週間遅れで、やっとパタゴニア福岡店に行ってきました。

先週は台風のせいでキャンセル、

遅ればせながら、「こうばる通信」「ダムのツボ」と、急ごしらえのアルバム

(強制測量、川原の風景、石木川と生きもの、川で遊ぶ子どもの写真など)

を届け、ホッとしました。

 

ボイス・ユア・チョイスのコーナーには、

「ヒナモロコ里親会」のカラフルでりっぱなパンフレットなどが置かれ、

「石木川まもり隊」は何にもなくて・・・さびしい感じでした。

これじゃあ投票も少なかったことでしょう。

今日持参したものが役に立つといいな〜

明日から投票が増えるといいな〜

 

真ん中の色黒の男性は、ほーちゃんのBFではありません。

マネキンです。

彼のお腹のあたりにある透明の箱が投票箱。

I さん夫妻は先日もここに来たのに、

自分たちが投票するのは「ヤラセになる!」と思ってしなかったそうな・・・

なんと○○正直なお二人

「石木川まもり隊」の方でもいいんですよ、どうぞ投票してくださいと店員さんに勧められ、

みんなで投票を済ませました。

 

イムズの「野の葡萄」 http://nonobudouims.jimdo.com/ で、

体に優しい美味しいランチをたっぷり食べた後、

ほーちゃんと二人で行ったのは、「反転地」という不思議な名前のお店。

http://hantenchi.blog102.fc2.com/

 

原発や沖縄や無農薬関連の本やグッズがたくさん並んだインフォショップ。

若くて美しい女性店主サノさんは、トツトツと自然体で話す、お店に相応しい雰囲気の方。

反原発の運動に、いま少し悩みを抱えていることなど、

とても正直に話してくださいました。

 

すぐに帰る時間となり、手作りクッキー少々とお茶を買ってお店を後にしました。

また機会があったら寄ってみたいと思います。

                                 

 

石木ダム建設促進 町民の集い

「石木ダム建設促進川棚町民の会」結成以来初めての大規模な集会が開催されました。

会場はJAながさき川棚支店で、500人規模の集会と聞いていましたが、

前の方は空席が多く、たぶん200人くらいだったのでしょうか・・・?

それでも、たくさんの町民の方々がお集まりでした。

あ、私のような佐世保市民や長崎市民もごく数名混じっていました。

すみません。

町民でなくても参加させて頂いたことに、まず感謝します。

 

同会の結成は2008年12月だそうですから、

約3年9ヶ月ほど大きな活動はなさっておられなかったのに、なぜ今?

という思いがあって、是非傍聴させていただきたいと考えたのです。

 

会長の挨拶から始まって、

山口・川棚町長、石塚・長崎副知事、朝長・佐世保市長による来賓挨拶、

5人の川棚町民による意見発表など続きました。

 

おっしゃっていたことは、ほとんど皆さん同じ。

・川棚町民の命と財産を洪水被害から守るために、

 また佐世保市民や川棚町民の安定的な水源確保のためにも、

 そして県北地域の経済発展のためにも石木ダムは必要なダムである。

 (県の説明通り)

・ダムの検証も終わり国も継続を認めたのだから、 早く事業認定手続きを進めてほしい。

 (促進派の皆さんなので当然の思いでしょう)

・ふる里を失うという地権者の辛さを思うと心が痛むが、

 その苦渋の決断をして出て行かれた8割の地権者の犠牲を忘れてはならない。

 その犠牲に報いるためにも一日も早く建設してほしい。

 (他人の心情を美化したり決めつけたりして語るのは止めてほしい

  出て行った方々の中にもふるさとの存続を願っている人はいる)

などなど耳タコのような話がほとんど。

 

そんな中、ちょっと新鮮に感じた話として、次の2点がありました。

A:今まで川棚町民はどこか傍観者的で、他人事のようだった。

 石木ダム問題を町民一人ひとりが自分の問題としてしっかり考えていくべき。

B:ハイリョ(配慮)とエンリョ(遠慮)は違う。感情論にとらわれていてはいけない。

 県の対応を見ているとややもすると遠慮しているように見える。

 県には毅然とした勇気ある態度で臨んでほしい。

 

Aについては同感です。

まさにその通り。

建設予定地であり、治水の受益者でもある川棚町民が、

石木ダムのこと&石木川のことを当事者としてもっと真剣に考えて欲しい…そう思います。

川棚川の治水対策として、石木ダムが最適なのか?

ダムができたために洪水被害が大きくなったと嘆く住民はたくさんいます。

荒瀬ダムや県内では雪浦ダムなどの体験者の話も聴いてみませんか?

この夏の北部九州集中豪雨でも、大きな被害をもたらしたのは、

ダム計画があったために必要な護岸工事を怠った、その結果堤防が決壊したそうです。

そんな話も聞いてみませんか?

行政の話を鵜呑みにするのではなく、

川棚町の人の命と財産と、そしてかけがえのない自然を守る方法を

是非みなさん自身で考えて欲しいと心から思いました。

 

Bについては、少しドキっとしました。

町民の口から、そろそろ強行策に打って出よと、県にけしかけているようにきこえました。

促進派の町民にすれば、そういう思いは当然有ったのかもしれませんが、

これまでそれを公開の場で聞いたことはありませんでした。

その変化は、促進派の焦りのようにも感じられます。

 

それに関することで、副知事の発言にも注目すべきことがありました。

14日の県議会において、一般質問を受け知事は、足踏みしている事業認定手続きについて、

あらためて九州地方整備局に対し「早急に進めていただくよう要請する」と答えていましたが、

実は、「即日、要請を行った」そうです。

 

ということは・・

まもなく佐世保でも同様の行動が取られるでしょう。

市議会も動くかもしれない。

当然、促進佐世保市民会も…。

 

それらの怒涛のような「早く進めよ」の要請に惑わされることなく、

九州地方整備局におかれては、冷静に状況を判断して対応していただきたいものです。

審査をするには、正確なデータや資料が必要ですが、

県や市は、その提出を怠っているのですから。

新たな資料が出されるまで、審査を進めるべきではありません。

 

その後、元地権者で「石木ダム地域住民の会」の岩永会長と、

「箕島の会」(長崎空港が建設された島の元地権者の会)の元会長さん、お二人の講演がありました。

 

「町民の集い」の最後に読み上げられた大会宣言は、

工事の早期着工と事業認定手続きの早期再開を望むもので、

それは事業者の願いそのものでした。 

 

どっち?

昨日の新聞に促進パレードのことが報道されました。

石木ダム:建設促進、横断幕掲げ行進 反対市民、パレード中止訴えビラ−−佐世保
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000204-mailo-l42

「水を大切にする日」 石木ダム、賛否訴え
長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ishiki/2012/09/07091923.shtml

 

どちらも、市側の集会&パレードの内容と反対市民によるチラシ配りのことが書かれています。

そのチラシとはこちらのこと

1時間ちょっとで、700枚配布しました。

(新聞記者さんには間違って600枚と伝えてしまいました。700枚が正しい数です)

いつものように、拒否する人、避けて通る人、気持ちよく受け取る人いろいろですが、

終わってから、仲間の一人がこんな感想をMLに寄せてくれました。

 

チラシを渡そうとしたら 受け取らずに

「私は石木ダムに反対」と言って通り過ぎようとした方がありました。

「石木ダム反対のビラですよ」と言ったら、立ち止まって受け取られました。

 

別の仲間は、そのメールを読んで、こう伝えてくれました。

私も渡そうとしたら同じように

「私は石木ダムには反対」と言って受け取られなかった女性の方がいらっしゃいました。

「反対のビラです」と言ったのですが、結局受け取られずに行かれました。

同じ方かも知れませんね?

 

私たちは、チラシを渡すときに、渡しやすいよう、また受け取りやすいようにと考えて、

A4サイズのチラシを2つ折りにして、A5サイズにして渡していました。

こんな感じになります。

通行人の方から見れば、タイトルの「水を大切にする日」と「石木ダム」が目に付き、

ダム推進派のチラシだと思われたのでしょう。。

 

私も配布していて、同様の誤解を感じました。

これは何のビラ?水を大切にする日?それがどうしたの?

ああ、石木ダムね・・

で、賛成と言いたいのかしら?反対なのかな?どっち?

といった感じの一瞬の戸惑い。

そんな雰囲気を感じたら「私たちは石木ダムに反対しているんです」と言ってみます。

「そうでしょ?いらないよね?私も前からずっと要らんと思ってました。頑張ってください」

と嬉しい反応が返ってくることもあるし、

「え?反対?じゃ要りません」とチラシを返される方もいるし、

「どうして要らないんですか?水不足になると困るでしょ?」と反論される方もいるし・・

そういう方の話を聞くのは、とても参考になります。

ダム賛成派の市民の本音が聞けるから。

 

一昨日出会った賛成派の方は、元市議会議員さんでした。

反対派だと知って、チラシの受け取りは拒否した上で

  私はあなたたちよりも石木ダムのことはよく知っている、

なぜこの問題が何十年も続いているのか、あなたは知っていますか?

あ、そう?まだ佐世保に来て4年で昔のことは知らないんだね。

それはね、強制測量という手荒なことをやってしまったから住民を心底怒らせてしまった。

それが拗れて尾を引いているんですよ、感情的な問題。

当時の高田知事の失敗だ。

彼の前は久保知事と言って、久保さんは住民の気持ちがわかる人だった。

あの人がどうやってミノシマに長崎空港を造ったか・・・

と、ひとしきり昔話をされ、

その久保知事のやり方をそばで見ていたはずなのに、高田知事は何も学ばなかったんですよ。

だから未だに石木ダムができないんですよ。

と結び、去っていこうとなさったので、

昔の経緯はわかりました。で、これからはどうなんですか?

水需要はどんどん減っているし、人口も減る一方だし、もうダムは必要ないと思われませんか?

と質問すると、

それは、そう簡単にはいかないでしょう。今減っていてもまた増えるかもしれないし・・

そこで、そのような予測でダム事業に参画し、結局水余りでダムからは一滴も取水せず事業費の負担だけが重くのしかかっている他都市の例などを説明すると、

ほー、そうですか。それはまずいですね。

ダムに頼らない身近な対策、雨水利用や再生水の普及、ため池の活用などの話も少し伝え、

とにかく帰られたら、このチラシを読んでみてください、と渡しました。

はじめは受け取りを拒否してた方が、

わかりました。読んでみましょう。

と持ち帰ってくださったのは、とても嬉しいことでした。

 

水を大切にする日2012

9月6日午後6時、島瀬公園には大勢の人が集まっています。

いかにも仕事帰りのサラリーマン風の人々が・・

「佐世保市PTA連合会」「佐世保市商店街連合会」などのプラカードが見えます。

右にカメラを振ると・・

水を大切に・・の文字が見えます。

そう。今日は佐世保市の「水を大切にする日」です。

平成6年の大渇水のとき、市内全域が給水制限に入った日です。

この時の苦労を忘れないで、限りある資源の水を大切に有効に使いましょう〜

という日のはずですが、

幟に見えるのは、「石木ダム建設は市民の願い」とか「石木ダム建設にご理解とご協力を」???

その横断幕の前で、マイクを握っているのは、

石木ダム建設に誰よりも執着なさっているかに見える佐世保市長さん。

続いて、長崎県議会議長や佐世保市議会議長、石木ダム建設促進佐世保市民の会会長代行・・

などの挨拶がありました。

どなたも、いかに佐世保が水不足で困っているか、

地元地権者の方々の苦しいご心中は十分察せられ申し訳ないが、どうぞご理解を・・

といった内容で、想定通りでしたが、市議会議長の発言にはビックリしました。

彼はこう言ったのです。

 

佐世保が確保できる水源は日量77,000トンと言われていますが、

その中の15,000トンは河川からの取水です。

安定的な水源確保の観点に立てば、本市の水の実力は77,000トンをはるかに下回るのです。

しかし、使われている水の量は、今の時期、一日に約80,000トンです。

つまり、日々水不足なのです。

 

この話を聞いて私もギョッとしましたが、

さすがに後ろの方から「嘘つくな!」との声が聞こえてきました。

そうです。この話の中にはいくつもの嘘というかマチガイがあります。

 

1.現在の佐世保地区の水源は、77,000トンではなく105,500トンです。

  なぜなら、その77,000トンの水源以外にも毎日取水できている場所があり、

  その取水所での最大取水量もプラスすれば、105,500トンになるからです。

2.77,000トンというのは水道局がかってに名づけた安定水源の量です。

  水道局が安定水源は77,000トンと言っているのに、

  部外者の議員さんがかってに安定水源の量を変更していいのでしょうか?

3.その中の、つまり77,000トンの中の15,000トンが河川水とおっしゃってますが、

  その中の河川水は21,600トンです。残り55,400トンがダムの水です。

4.今の時期の使用水量は約80,000トンと言われましたが、

  水道局のホームページをご覧下さい。

  昨日の配水量は、71,820トンと記されてますよ。

  つまり安定水源77,000トンで足りているんです。

  議長さんがおっしゃるように日々本当に足りてなければ、不足分はどこから持ってきてるのですか?

  全くデタラメな数字を自信有りげにおっしゃらないでくださいね。

  思い込みが激しい方なのか? わざとデタラメな数字をおっしゃったのか?わかりませんが。

 

6:40頃、楽隊を先頭にいよいよパレードに出発です。

あら〜!

新しい横断幕ができましたね。

「水不足は続いています 今までも これからも」

さきほどの市議会議長さんの話のエッセンスですね。

うまい表現ですね。誰がこんなキャッチフレーズを思いつくんだろう・・

 

うまいけど、ウソです。

今も水不足じゃないし、これからはますます水は十分な余裕が出てきます。

今より人口が減るんですから。

今よりも節水機器が普及していくんですから。

 

会場ではこんな素敵なうちわを配っていました。

シンプルでいいですね〜

 

このうちわのように、わかりやすい企画を、来年こそはお願いします。

「水を大切にする日」には、水を大切にしよう!という意味をこめたキャッチフレーズを考えてください。

水を大切に使う方法、工夫例を紹介してください。

節水に努めた家庭や企業を表彰するのもいいかもしれませんね。

少なくとも、水を大切にする=石木ダム、ではないはずです。

 

動員された皆さま、お疲れ様でした〜

 

集会の一部始終とパレード出発の様子 

 

市役所前でビラ配り

今朝、私たち「石木川まもり隊」隊員と、「水問題を考える市民の会」会員と、サポーターの市民、

合計12人で、ビラ配りを実施。

場所は佐世保市役所と水道局の周囲の6ヶ所ほどで、出勤する職員へのメッセージです。

 

 

公僕である皆さんは、市民の税金がこんな使われ方をしているのをご存知ですか?

看過できますか?

皆さんの中にも28日の「石木ダム建設促進大会」に動員されて参加する方もいるのでしょうが、

何も疑問を感じていらっしゃいませんか?

隣人の犠牲の上に佐世保の未来を明るくしようなんて…胸が痛みませんか?

と訴えたかったのです。

 

1.市は来る8月28日、大々的に「石木ダム建設促進大会」を開こうとしてますよね。

2.そこにたくさんの動員のノルマが各部局にかけられていますよね。

3.共催団体である「石木ダム建設促進佐世保市民の会」の運営費は全部、市が出していますよね。

4.動員で集まった「促進大会」で「石木ダムは市民の願い」というのはヤラセですよね。

5.商店街で一般市民にアンケート調査をしたら57%が「石木ダムは要らない」と答えましたよ。

6.「建設促進市民の会」の運営費の半分以上は建設反対市民の税金が含まれているようですね。

7.今年のテーマは「うるおう水で、くらしの安心、明るい未来」だそうですね。

8.隣人の土地をムリヤリ奪って明るい未来が得られますか?

9.現実は水は足りてて、これからは人口減少で水は余ってきます。余裕、余裕!

10.足りないのは財源で、ダム建設費の借金が重くのしかかり…たぶん未来は暗くなるでしょう。

 

こういうことを伝えたくて、いろいろ書いています。

市役所の職員さん、水道局の職員さん、気持ちよく受け取ってくださってありがとうございました。

おかげ様で、ほんの45分間で、用意した1000枚のビラがほとんどなくなりました。

 

もう読んでくださいましたか?

バッグの中にしまい込んだまま?引き出しに眠ってる?

OKです。

捨ててなかったら、どうか開いて読んでみてください。

お願いします。   

 

長崎市浜町通り商店街でチラシ配り&写真展

今日は、写真の横断幕が示すように、「石木川の清流とホタルを守る市民の会」の総会でした。

マイクを持って笑顔で語りかけている方は、同会の代表世話人である長崎大学教授の戸田先生です。

続いて「石木ダム建設絶対反対同盟」「清流の会」「石木川まもり隊」から、

それぞれ挨拶と現状報告をしました。

 

それらに先立って、開会直後に、まずビデオ上映がありました。

「石木ダム反対の闘い(強制収用について考える)」と題されたそのビデオは、

私たち「石木川まもり隊」のIさんが制作したもので、

6月佐世保市議会に請願の際、委員の皆さんにお伝えしたくて作ったものでした。

最後の歌と映像を見ながら、感動の声が後ろから聞こえてきて、私も嬉しくなりました。

 

さて、総会は午後3時からだったのですが、私たちは浜通り商店街に11時に集合。

それは「石木ダム反対のビラ配り」をするため。

 

 

そして、より関心を持ってもらうためにミニ写真展も行いたい、

そのための写真を貸して欲しいと言われ、喜んで持参し、一緒に準備しました。

 

持っていった甲斐がありました!

多くの市民の方々が、立ち止まり、あるいはわざわざ近づいてきて見てくださいました。

「わー、良かとこやねー」「こがんとこは残さんばねー」

「私は前、川棚に住んどったとですよ。前から反対でした。ぜひ頑張ってください」

「署名はせんとですか?署名しますよ」

「私、天草の出身なんですけど、天草も同じです。無駄なダムのために自然が壊されようとしています」

などなど、たくさん話しかけてくださいました。

 

特に子どもたちが川で遊んでいる写真が好評で、

ここを子どもたちから取り上げるなんて許されん!と怒るジジババ世代の声が多く聞かれました。

 

もちろん何の関心も持たず素通りする方もたくさんいます。

「石木ダムのことが書かれています。読んで頂けますか」とチラシを差し出しても、

無言で通り過ぎる人、拒否のポーズをする人、

「あ、全然関心ありませんから」と言い捨てる人、

避けるように通る人などなど。

どこでも同じですね。

 

でも、佐世保と違うところは、「知らなかった人」が多いこと。

行政による刷り込みがなされていない人々は、写真もデータもありのままに受け取ってくれる。

自分の感覚で感じ、考えてくれる。

県都長崎で伝える意味はとても大きい…と、あらためて思いました。

 

 

石木ダム事務所長さんへ質問とお願いに行きました

8月10日、私たち「石木川まもり隊」と、「石木川の清流を守り川棚川の治水を考える町民の会」「水問題を考える市民の会」「石木川の清流とホタルを守る市民の会」の4団体は、石木ダム建設事務所に申し入れに行きました。

目的は、先日同事務所から送られてきた文書について疑問点を質し、

私たちの考えを伝え、お願いしたいことも有り…

問題の文書については、5日に詳しく紹介しています。

http://ishikigawa.jp/blog/cat13/599/

 

質問と回答は以下のとおりです。

Q 誰に出したのか?

A 共有地権者全員へ

Q 何の目的で出したのか?

A 一つ目に、国の対応方針が出たことを知らせるため、

  二つ目に、ダムの必要性に対する理解をお願いするために

  三つ目に、土地譲渡への協力をお願いするために送った

Q なぜ知事名ではなく、ダム建設事務所長名で出したのか?(これまでは知事名だったと思うが)

A 目的の三番目の担当がダム事務所の仕事であるから

Q  「地域の方々の理解が得られるよう努力することを希望する」ことが書かれてないのはなぜか?

A 当然のことなので、あえて触れなかった

Q  「ダム建設は、先祖から受け継がれた自然豊かな土地や長年住み慣れた古里を失うことなど、
   心の痛みや苦しみ、悲しみが伴うものであり、このような地権者の皆様の思いがあることを肝
   に銘じ、決しておろそかにしてはならないと考えております」と書かれているが、
   そうであるなら当然、石木ダム建設を中止すべきではないか?

A 地元の方のそのような思いを十分考えた上でもダムは必要というのが私たちの結論である

 

所長さんの回答を聴いて、私たちが強く反論したのは、

 1.国の方針が出たことを伝えるのが大事な目的ならば、その内容は正確に書いて伝えるべき。

   これは付帯意見を全く無視しており、認められない。

2.その国の方針は、「ダムの必要性を客観的に認めた」と書かれているが、実際は客観的ではない。

  県の結論をただ追認しただけ。

  国がチェックしたのは手続き上のことで、中身については何も議論されていない。

3.「地域の方々の理解が得られるよう努力する」のは当たり前と言うが、どのようにしてやるのか?

  

ここで、いつものように誠心誠意とか、衷心よりとかの言葉しか出てこない。

具体策は思いつかないのか言えないのかわからないが…

そこで私たちが提案したのは、公開説明会。

所長さんは、「え?説明会?もう何度もやったじゃないですかー」と。

 

いいえ、県が国に検証結果として報告した内容の説明会です。

それについては、私たちは一度も聴いていません。

石木ダムは私たちの税金を投入して造るのですから、

その私達への説明責任があるでしょう?

私たちは必要性が理解できないと言っているのですから、

国が付帯意見で言っているように、

私たちの理解を得る努力を、貴方がたはしなければならないのではありませんか?

 

はじめは「説明会をするつもりはない」と言っていた所長さんも、

上に伝えると約束してくださいました。

 

「上」の方、どうぞよろしくお願い致します。 

 

「内部被ばく…」上映会と石木ダム

   

鎌仲監督の最新作「内部被ばくを生き抜く」の上映会が東彼杵町で開催されました。

8月9日、長崎原爆のその日です。

原爆被爆者と同じように、原発事故で内部被ばくし続けている福島とその周辺の人々。

特に子供たちへの影響が心配されています。

 

上映後、鎌仲監督のトーク。

核燃サイクルや医学的な話をわかりやすく解説し、

子どもの命を守るために様々な問題に直面し、頑張っているお母さんやお父さんたち、

その人々への補償や除染など一向に進まない現実などなど、あっという間の1時間でした。

 

その後、なんと!石木ダム問題について、ほんの9分ほどですが、話をさせていただきました。

実は、この上映会の実行委員長は、私たち「石木川まもり隊」の隊員なのです。

彼女は、原発とダムの共通項(地球の汚染、自然破壊、地域の分断)に目を向けて欲しいと

仲間の皆さんを説得し、鎌仲監督の快諾も得たのです。

 

とてもありがたい申し出でしたが、

でも、本当にいいんだろうか?放射能や原発の話を聴きに来たお客様に石木ダムの話をして…

と不安も抱きつつ、彼女の熱意を無にしないよう、与えられた9分間を有効に活かそう…

と頭を切り替え、資料を作ってみました。

 

たぶん石木ダムのことはほとんどご存知ないか関心がない人々が多いだろうと想定して、

まず石木ダム計画の概要を記し、私たちがダムに反対する理由を示しました。

そして、裏には、

ダム事業に参画したために、大きな負債を抱えることになった市や県の事例をリストアップ。

 

ダムそのものには関心がなくても、無駄な公共事業については県民として耳を傾けてもらえるだろう。

そしてその無駄な事業によって自然が破壊され、環境に大きな影響が出るとなれば、

核汚染に関心を持つ人々なら、理解してくれるだろう…

そんなことを思いつつ話すポイントなど準備していきました。

 

ところが、いざ話しをしてみると、予定通りにはいかないもの…

私たちがダム計画に反対する理由の1つ、

今現在そこには13軒の家庭があり、70人の人々の暮らしがあるのだという紹介の前に、

原発でふる里を追われ、ふる里に戻れなくなって、疲れ果て自殺した方のことが、ふと頭に浮かび、

ついさっき鎌仲監督が話してくれた、福島浜通りのお年寄りの自殺が多いことも思い出され、

言葉が出なくなりました。

 

時間がないんだから早く話さなくちゃ…

と、もう一人の自分の声が聞こえるんですが、胸が詰まって声が出ません。

ムリムリに話し出しても途切れ途切れで…

ふと用意していたタイマーに目をやると、残り時間1分ほど。

慌てて現実に戻り、残りはほとんど流してしまい、

「あとはお帰りになって、この資料をよーく読んでくださいね」という始末。

トホホでした。

 

受付のところに置いてある「こうばる通信」や「ダムのツボ」も、是非手にとってみてください。

そして、よかったらお持ち帰りください!

なんてアピールするつもりだったのに、それもすっかり忘れてしまい…

ほーちゃん、ごめんね〜

 

 

 

 

アンケート「本当に必要ですか?石木ダム」

8月5日、日曜日、佐世保の最高気温は37度に達し・・

ちょうどその頃、私たちは、佐世保唯一の?繁華街アーケード街でアンケート調査を実施。

デパート玉屋入口横で、駐車場の前という立地。買い物客を狙ってのことでしたが…

 

 

この暑さ、この強烈な日差しに、人々は避けて通ります。

横断幕の下の白い部分はコンクリートではないんですよ。

手前の石畳のような歩道が長テーブルの下までずっと続いているのですが、

強すぎる日差しに反射して真っ白に写ってますね〜

せっかく展示した写真や資料も、近寄って見てはもらえず・・

それに遠くから見ると、後ろの看板(和牛の祭典だの、チャリティナントカだの)が邪魔して、

目立ちませんね〜トホホ・・

 

で、私たちは、こんなこともあろうかと…

用意していた画板にアンケート用紙をはさんで、日陰の方へ移動。

通行人の方に、「石木ダムについてアンケート調査をやっていまーす、ご協力をおねがいしまーす」

と声をかけると、けっこう応じてくださる方もいて、嬉しくなりました。

 

若い方は自分で書いてくださいますが、

ご高齢の方には、聞き取り調査のような形で、

質問を読み上げ、頂いたお返事をこちらで代筆していきました。

 

用意したアンケート用紙は100枚。

予定時間は3時間。

半分の50枚埋まればいいかな〜と思っていたのですが…

 

なんと、2時間で100枚終了!

驚きの結果でした。

理由の一つには、この日は佐世保のお祭り「シーサイドフェスティバル」の日でしたし、

すぐそばの島瀬公園ではアメリカンフェスティバルも開催中で、

いつもより人通りが多かったこともあるでしょう。

もう一つの理由は、助っ人で来てくださった川棚のKさんの呼び込み?のおかげ。

Kさんが声をかけると、アンケートに応じてくださる確率がとても高いのです。

どんな秘訣があるのか…次の機会があったら、じっくり観察してみたいものです。

 

さて、アンケートの結果をご報告します。

まず、100枚完了と思っていましたが、持ち帰った用紙は97枚でした。

テーブルに置いていた時に、風で飛ばされたのかもしれません。

しかも、そのうちの1枚は白紙でしたので、有効回答は96人分ということになります。

 

   

 

以上のような結果でした。

予想通りのこともあり、意外なこともあり、現実を知るためにアンケート調査は大事なことだと、

あらためて思いました。

 

予想通りだったのは、

「佐世保は慢性的な水不足だ」と答えた人が32人もいたこと。

ちょうど3分の1です。

3人に1人はそう思っているってこと。

「あなた自身が水不足で困っているか」との質問にイエスと答えた人は5人ですから、

自分は水不足じゃないけど市全体としては水不足だという思い込みがあるのですね〜

平成6年〜7年の渇水経験がトラウマになっているのかもしれませんし、

市や水道局のマインドコントロールもしっかり効いているのでしょう。

 

そのマインドコントロールされている人の多くは、やはり「石木ダムが必要」と答えます。

人数では26人、全体の27%でした。

 

しかし、意外だったのは、その倍以上の55人の人が「必要ではない」と答えていることです。

57%の確率。

これはとても大きい結果です。

「石木ダムは市民の願い」という看板は誇大広告である、ウソであると自信を持って言えます。

 

でも、もっと意外だったのは、

「石木ダムが必要」と答えた人に、

建設予定地で暮らしている約70人の人たちを「強制的に追い出してでも必要ですか?」との問いに、

11人(必要と答えた人の42%、全体の11%)の人が、「必要」と答えたのです。

佐世保市民の1割強の人は、そんな風に考えるのか…と思うとちょっとショックでしたが、

でも逆に、9割近い人は強制収容をしてまで石木ダムは望んでいないんだ!と考えれば、

心強い気もしてきました。

 

最後に私が対応して印象的だったケースを紹介します。

 

1) その男性はそれほど高齢には見えないのに「僕は書くのは苦手だから」とおっしゃるので、

質問を読み上げていきました。

②で珍しく「はい」と答えられたので、「どのように困っているのですか?」と尋ねると

「う〜ん」とおっしゃったまま返事が返ってこないので、

③に進みましたが、そこでも無言。

④に進んだらすぐに「必要」

⑤でも「必要」と即答でした。

「よほど水に困ってらっしゃるんですね。何か水を使うお仕事をなさってるんですか?」と尋ねたら、

にこにこ笑顔で「いいえ。でも佐世保市にはダムが必要なんですよ。僕は佐世保市民だから」と。

なんだか少し背筋が寒くなる感じがしました。

 

2) その女性も、「水に困っている」で「はい」を選びました。

「どういうふうに困ってらっしゃるんですか?」と訊いたら、

「お庭にね、植木鉢が120以上もあるんですよ。

夏は、朝夕2回も水遣りせんといかんでしょう?だから水道代がグンと跳ね上がるんですよ。

佐世保は水が少ないから水道代が高いんでしょう?

石木ダムができたら水が豊富になるから安くなると思って・・・」

だから石木ダム!?という怒りを心に秘めて、にっこり笑って、

「それは逆なんですよ。ダムを造るには建設費がたくさんかかるでしょ?

それだけじゃなくて、導水管とか浄水場とか新たに施設を造らなければならないから、

水道局は今以上に経営がたいへんになって、当然水道料金も値上げになるようですよ」と言うと、

「えー!今より高くなるの?!それは知らんかった。それならダムは造らんほうがいいね〜」

 

3) もう一つのケースは母娘3人連れでした。

「佐世保は慢性的な水不足?」「うん」「だよね」

「あなた自身は水不足で困ってる?」「ううん」「別に」「困っとらんよ」

「石木ダムは必要ですかだって」「必要やろ?」「そうかな〜」「必要さ」

「70人の人たちを強制的に追い出しても必要ですかだって」

「要らんっちゃない?」

「要らんよね」

「どうして?水不足になったら、あんたたちプールに入られんごとなるよ」

「そうかぁ」

「そうだけど、追い出してダム造って、そこまでして泳ぎたくないよ、私は」

「そうだよね。私もそう思う」

「そうね。そんならこっちに丸しとこう」

 

佐世保の未来は、今より明るいかも…

そう思いつつ、三人の後ろ姿に、ありがとうございました〜