昨日から始まった佐世保市議会、3月定例議会。
今議会では7会派中4つの会派が、石木ダムに関して質問をおこなう予定です。
その内容を市議会HPから見てみると
http://www.city.sasebo.nagasaki.jp/gikai/index.html
3月4日
田中稔 議員(緑政クラブ)
○ 石木ダム建設事業の事業認定後の確実な進捗に向けた取り組みについて
3月5日
片渕雅夫 議員(民主市民クラブ)
○ 公平・公正な第三者機関である事業認定庁の厳正な審査により、「佐世保市の安定水源不足の実態、及び川棚町の河川洪水の危険性」が認められ、その解決策として「石木ダム建設の必要性と公益性」が認定・告示されました。この審査結果を重く受けとめます。
○ 既に家屋を移転され御協力いただいている、全体の80%53家屋世帯等の皆様に改めて深謝いたします。私たち佐世保25万人の市民は安全に安心して暮らすために、市民が安定的に安心して働ける職場を守っていけるよう、いまだ反対の13家屋世帯等、地権者皆様へ石木ダム建設をお願いする以外に選択の道はありません。地権者皆様の住み慣れたお家・土地への想いはよくわかりますが、何とぞ市民の窮状を御理解いただき石木ダム建設に御協力を心からお願いします。
○ 石木ダム建設実現に向けた長崎県・川棚町との連携、今後の取り組み
永田秀人 議員(社会民主党)
○ 石木ダム建設は水道料金の値上げにもつながることが想定されるが、具体的な見通しも示されないまま進められている。料金への影響について具体的な提示を求める。
○ 現状は法的には強制収用も可能な状態となっているが、様々な疑問点が払拭されない中で強制収用を行うことは、将来にわたって禍根を残す。強制収用は行わない、行わせない意思を表明していただきたい。
山下千秋 議員(日本共産党)
○ 慢性的な水源不足どころか、十分に足りている。必要性は皆無。
○ 実現性についても、①平成28年度完成予定の8カ年工程表も完全に破綻。
②用地取得の見通しも皆無であり、行き詰まっている。
○ 前代未聞の強制収用までやって、建設を進めるのか。
賛成反対双方の立場からの質問に、市長や水道局長がどのように答えるのか、
注目したいと思います。
インターネット中継はこちらです。
http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/
時代は、進んでいます
石木ダム建設を唱えてから、約40年過ぎようとしています。
が、しかし、まだ、時代が変化していることに気づいていない人たちがいます。
針尾の工業団地をつくる為に、水が必要だ、と長崎県知事は、石木ダム建設を唱えました。
承知の通り、針尾工業団地には、企業は入りませんでした。
当時、西彼杵郡西彼町のオランダ村が繁盛していたので、10万坪の土地が腐っていたから、今のところに、ハウステンボスと名を変え、約2500億円投資しましたが、残念ながら、失敗しました。
毎年約100億円の赤字が出て、累積赤字が増大し、数回倒産しました。税金が無駄になりました。
今、現在は、なんとかハウステンボスは、営業しています。
と言うことで、最初の針尾工業団地は、失敗したから、石木ダム建設は必要ありません。
ハウステンポスは、海水を真水にする装置を持っているから、水が足らないことには、なりません。
これまで、嘘に嘘を重ね、データーを改ざんし、国の補助金をもらわんが為、佐世保市水道局はして来ました。
でも、佐世保市水道局は、お金がありません。
今、平成6年の大渇水時の運搬費55億円を佐世保市民は、3割の値上げを2割の値上げとして、支払って来ています。
しかし、石木ダム建設は、約300億円かかります。
となると、佐世保市民は、約2倍の水道料金を課せられます。
とんでもない話です。
何を考えている愚者ども、と。
更に、佐世保市の財政は、赤字です。債務超過が約234億円です。この金額が、約10年間以上続きます。
だから、300億円の債務超過が加えられ、約534億円になります。
これを、佐世保市民は、高い水道料金と、県市民税の値上げと、消費税8%等を払うことになり、一揆が起こるかもしれません。
消費税が8%に値上げされる、と言っていますが、流通業界は、この消費税の値上げの為に、ポスレジーのロムを変えなければなりません。
その金額は、馬鹿になりません。多大の出費になります。
また、来年は、10%に値上げされるので、また、ロムの交換でお金がいります。
景気になるはずは、ありません。更に不景気になるでしょう。
少子化なのに、税金は今までの様に、入って来ません。
解かってないのは、佐世保市長と佐世保水道局長です。
勉強が足らない、と感じます。
それは、知恵がないからです。そう、思いませんか。