ぜひ見て頂きたい動画があります。
タイトルは、「3分ドキュメンタリー:石木川のほとりにて」
写真家の村山嘉昭さんがご自身のYouTubeページで公開されました。
以下は、村山さんによるキャプションです。
長崎県川棚町を流れる石木川は、佐賀県との県境にそびえる虚空蔵山を源とする全長5〜6キロほどの小さな川です。
長崎県がこの川に石木ダムを計画してから約50年の年月が過ぎました。
川棚町に隣接する佐世保市の埋立地に工業団地を誘致するための「水」が必要との判断から石木ダムは計画されましたが、立案から半世紀が経った今、社会情勢は大きく変化し、当初の目的は失われています。
それでも石木川に石木ダムを建設する計画は継続中です。
現在、石木ダムの事業予定地には13世帯が暮らしており、住民は時代に合わなくなったダム計画の見直しを訴えています。
この映像は石木川のほとりにひろがる自然環境や13世帯の日常を映したものです。
ある意味、とくに珍しくもない〝どこにでもある景色と日常〟だと思います。
それでも他の地域と絶対的に違うのは、この場所で暮らし続けるためには「ダム反対」の意志を持ち続けなければいけないことです。
住民はこの先も石木川のほとりで暮らす未来を望んでいます。
「こうばる」が凝縮された3分間を、どうかじっくりご覧ください。
そして、周りの方にも広げて頂けたら嬉しいです。