石木ダムとカジノ、立候補者の政策は?

衆院選投票日まであと3日ですね。
すでに期日前投票を済ませた人もいるでしょう。

まだ自分の貴重な1票を託すべき人が決まっていない長崎県民の皆さん、こちらの情報を参考にしてみませんか?

10月24日の長崎新聞に掲載された候補者アンケートの結果です。
当スペースの関係上、2項目についてのみ貼り付けます。



<石木ダム>
・建設すべき=初村・加藤・谷川・石本・北村・萩原
・建設すべきではない=安江・山田勝彦・末次
・どちらとも言えない=西岡・松平・山田博司・田中

<IR>
・誘致すべき=初村・加藤・谷川・石本・北村・萩原・田中
・誘致すべきではない=安江・山田勝彦・末次
・どちらとも言えない=西岡・松平・山田博司

さすが自民党公認の候補者は全員、石木ダムもIR=カジノも推進で一致していますね。

それに対して立憲民主党は、候補者によって若干の差が見られます。
石木ダムもカジノも明確にNOと答えたのは、3区の山田勝彦さんと4区の末次さんで、2区の松平さんは△でした。

でも、この差の存在が大事だと思います。
党ではなく人で選ぶ、政策で選ぶ。
私たちの未来を託すのですから。

国民民主党の西岡さんは、どちらも△で、
共産党の安江さんは、どちらもNOでした。

また、ここには表示できませんでしたが、「選択的夫婦別姓」についての回答もお伝えすると、

賛成=西岡・安江・松平・山田勝彦・末次・北村・田中
反対=初村・加藤・石本
どちらとも言えない=山田博司・谷川・萩原

という結果でした。

みなさん、投票に行きましょうねー!

必見!候補者は石木ダムをこう考えています

一昨日公開した「2021衆院選立候補予定者への石木ダムアンケート結果」が、こんなに見やすくなりました!

 



ホントに見やすくて、候補者の考えが分かりやすいですね。

「投票するときの有益な情報なので、シェアされやすいように」と、プロの方のご厚意による編集です。

1人でも多くの長崎県民に伝わりますように、拡散へのご協力よろしくお願いします!

 

衆院選2021 立候補予定者への石木ダムアンケート

10月11日、私たちは衆院選立候補予定者への石木ダムアンケート結果を記者発表させていただきました。

未だに解決の見通しが立たない石木ダム問題を、次期衆議院議員になろうとする皆さんはどのように考えているのだろう?私たちも知りたいし、多くの県民にも伝えたい。そして投票の判断材料の一つにしてほしいと思ったからです。(公表することは回答者の皆さんには事前にお伝えしています)

まず初めに、このアンケート調査の趣旨を説明しました。

・石木ダム建設は長年にわたる県政の重要課題であるにもかかわらず、これまで選挙の争点にはなってこなかった。それは県民の多くが無関心だったから。

・その無関心が政治家をも無関心にさせ、この問題の解決を先送りしてきた。

・しかし、気候危機が進む今、治水対策は国家的課題であり、環境問題は持続可能な社会を目指す国際的課題である。そして人権問題や公共事業のあり方、それら全てが詰まった石木ダム問題は私たち県民一人ひとりが考えるべき問題である。

・今回の選挙がそのきっかけになることを願って・・・。

続いて結果発表に進みましたが、その後の記者団からの質問で、調査方法などを聞かれたので、それを先に記しておきます。

<調査の概要>
・調査対象者=立候補予定と報道されていた11名(1区=西岡秀子、初村滝一郎、安江綾子、2区=松平浩一、加藤竜祥、3区=谷川弥一、山田勝彦、山田博司、4区=末次精一、北村誠吾、瀬川光之各氏)

・調査方法=アンケート用紙を郵送し、回答はFAXで返送。



・発送日=9月1日。(12日に擁立が確定した加藤氏には9月14日に発送)

・回答期限=9月20日。(加藤氏のみ9月22日)

・回答者=11人中8人が回答(記者会見の時点では7人だったが、その後1人から送られてきた)回答をいただけなかったのは、谷川弥一、瀬川光之、加藤竜祥各氏

回答形式
・2つの選択肢から1つを選ぶ形式=10問
・4つの選択肢から複数を選ぶ形式=1問
・自由記述=1つ

質問内容について
2021衆議院議員選挙にあたってのアンケートのお願い

回答結果について
2021衆院選立候補予定者アンケート結果一覧表

印象的だったのは、

住民を実力で排除することに賛成ですか、反対ですかに対し、8人中7人が「反対」、1人は無回答

意外!自民党の北村氏も反対とのこと。中村知事に提言してほしいな~


佐世保の水需要予測は合理的だと思いますかに対し、8人中5人が「合理的ではない」、1人は「合理的である」、1人は「回答を差し控える」、1人は「全ての判断材料をもちあわせていない」

う~ん。北村氏の目にはこのグラフがどうして合理的に見えるのかな~(アンケート用紙に添付していたのだけれど・・・)


川棚川水系の水害対策として優先すべきものは何ですか(複数選択可)に対し、8人中5人が「堤防整備」を、3人が「河道掘削」を、1人が「石木ダム」、1人が「優先順位をつけることは困難」、1人は「回答を差し控える」つまり、多くの人がダムよりも堤防整備や河道掘削を選んでいた!

・ということは、多くの候補者が石木ダム計画に納得していない。ではどうするか?その方法として自由記述欄に書かれていた意見は、ダム事業について中立、独立の機関による・・・必要性等を精査すべき」「公共性の再検証が必要」「地権者の皆さんだけの問題ではなく、私たち長崎県民にとっての環境問題」「県民的議論を深めるための情報公開を求めていくなど。

真の再検証のシステムが実現すれば、多くの無駄な公共事業を減らすことができますね。
そこに投じられていた莫大な税金を、本当に必要としている事業に使うことができます。

今回のアンケート結果が少しでも多くの長崎県民に届くことを願っています。
拡散へのご協力よろしくお願いします。 =^_^=

81歳映画人から中村知事への手紙

「水の映像フォーラム」代表で、映画「悠久よりの愛~脱ダム新時代」を制作された矢間秀次郎さん(81歳)が、中村法道長崎県知事に手紙を送られました。この映画のDVDを同封して。

そのお知らせをご本人からいただきましたので、ご了解を得て、ここに転載させていただきます。


2021年7月22日

長崎県知事 中村 法道 様

           水の映像フォーラム代表 矢間 秀次郎

 

暑中お見舞い申し上げます。

貴職におかれましては、コロナ禍の下、長崎県民の安全・安心を確保し、県政の健全な運営にご尽力くださり、感謝にたえません。

このたび、唐突で失礼とは存じますが、お手紙に添え新作映画『悠久よりの愛~脱ダム新時代』DVD(別添「パンフレット」参照)をさしあげたのは、貴職にご高覧いただければとの祈りからであります。

齢81老残の映画人ながら日本のダム問題に47年間取り組み、「石木ダム開発問題」にも関心を寄せ、繰り返し現場に赴きました。貴県が未来に向け、より明るい豊かな展望を拓けるかどうかを問う“県政のアキレス腱”ともいうべき21世紀の課題ではないでしょうか。

このまま万一にも強制収用を貫徹すれば、「伝家の鉈」を振って「返り血も浴びる」(嘉田由紀子参議院議員)汚名を歴史に刻むことになりかねません。

あの「長崎の鐘」がひびく世界に向けて、「石木ダム開発問題」を平和で円満な解決の道標(一助)になればと、製作した映画であります。日本の戦後史で地域住民と話し合い、ダム開発計画を白紙撤回した実例は、吉野川・小歩危ダム(ローカル紙「徳島新聞」の偉業)、鵡川・赤岩ダムなど11例(建設中止は298ヵ所ありますがダミー)もあります。

本映画では京都「鴨川ダム」&気仙沼「新月ダム」を収録してございます。小生が現場に足を運び、地域経済界の背景や「中止決断」の経緯が詳らかで、生の「証言」が得られたからにほかなりません。すでに本映画を世界に発信し、国内劇場でロードショーが内定しております。

危機の時代の「羅針盤」として、SDGSや人新世がかまびすしい昨今、今様の硬直した行政運営を打破して次世代に希望を与えられる貴職のご英断を期待してやみません。ご自愛専一を念じつつ。                  以上


中村知事、見てくれたかな~

まだなら、お盆休みにでもぜひ見てくださいね~

「危機の時代の羅針盤」となりますように・・・

 

 

今日夕方のNCCニュース見てね!

長崎県にお住まいの皆さんへ、緊急のお知らせです。

ここ数年、時々ふらりと現れては、こうばるの人々の暮らしや風景をカメラにおさめている写真家・村山嘉昭さんについて、今日の夕方の報道番組の中で紹介されます。

NCC長崎文化放送(5チャンネル)
NCCスーパーJチャンネル長崎 18:15~のローカルニュースです。
県外の方は見られなくて、ごめんなさい。

先日、このブログでもお伝えした「ドキュメンタリー:石木川のほとり」この撮影のとき、NCCの記者さんが同行し、こうばるの人や生きものにフォーカスする村山さんをフォーカスしていましたが、その取材の成果が見られます。

乞うご期待!

こうばる風景画展は明日(24日)までです!



明日(24日)までです。

佐世保市民の皆さん、ぜひ島瀬美術センターへ!
心がほっとする懐かしい里の風景画が展示されています。

春の「こうばる」は、菜の花がいっぱい!

こうばるの真ん中を流れる石木川。
細く、澄んだ流れは、まさに「春の小川」。

石木川にかけられた「こうばる橋」は、古い石造りのアーチ橋。カッコイイ!

こちらは、こうばるの上流地域の木場郷。
有名な日向の棚田です。

石木ダムができたら、ダム湖によって下流地域と分断され、寂しくなります。
だから、Yさん夫婦やMさんは、農作業の合間を縫って、こうばる住民と共に毎日抗議の座り込みをしています。

もっともっとたくさんの絵が展示されています。
よかったら、買い物帰りにでも是非立ち寄ってみませんか?
コロナ疲れも癒されますよ~

ポスティング日程大幅に変更(泣)

さて、何はともあれポスティングに向けて3,000部のカレンダーを袋入れしました!
寒波で雪が積もる中、何人かの人が手伝いに来てくださったおかげで二日かけて袋入れ作業無事に終えました!!
本当にありがとうございました!


しかしながら、とほほ………
みなさん、コロナが迫ってきていて、長崎県内には現在、特別警戒警報が出ています。(1/7~1/17まで)
昨日のブログでは、佐世保市での街頭活動が1/24日曜日に延期になっておりました。
言い出しっぺの川棚町の方も、急きょポスティングの日程について再度話し合いを行いました。
その結果、1/24日曜日のみポスティング(投げ込むだけ)を行うことにしました。
もうなんだか、最初の威勢の良さはどこへ行ったか!?
自力でのポスティングはカタチだけとなってしまい、残りは郵便局様のタウンメールを使って有料でポスティングお願いすることにしました。
もうしょうがないですよ…なんかもう、全然日程の目処が立たない状況で…割り切るしかないです。。

ということで、
川棚町のポスティング日程

1月24日(日)
川棚町公会堂駐車場に9:50集合
ポスティング時間10:00~12:00
しかも投げ込むだけ。
150世帯程度の範囲です。


なんども変更を繰り返してしまい、すみません!
もうこれで最後の訂正にしたいです。。

ご都合の合う方、一緒にカレンダーのポスティングしませんか?
お話が苦手な人でもこれなら参加できそう。
コロナだし、みなさん、それでも生きていくしかないんだよね…

佐世保での配布も24日に延期します

遅くなってすみません!
佐世保のカレンダー配布も予定変更です。

1月11日(月)にアーケード街で無料配布を予定していましたが、延期しました。
長崎県はコロナ特別警戒警報を発令し、17日まで不要不急の外出自粛を要請しましたので、それに対応しての判断です。

新たな予定は1月24日(日)です。


この石木川カレンダーが欲しいなぁと思われた方は、13時~16時、アーケード街旧親和銀行前でやっていますのでお立ち寄りください。

こんな幟や、
こんな幟、


こんな横断幕が目印です。

また、配布お手伝い可能な方は、13時半~15時半の間で可能な時間にいらしてください。30分でも1時間でもOKです。


こんなに浅い石木川ですが、たくさんの川魚が棲息しています。


子どもたちは魚が大好き!
夢中で追いかけます。

そんな石木川の魚たちが生き生きと描かれたカレンダーです。


無料でもらえるチャンスを、お見逃しなく!

ポスティング日程変更!

みなさん、こんにちは!
長崎県内は雪でみなさん、動けなくなっていますね。。


そんなわけで、石木川カレンダーポスティング活動も日程が変更になりました!




・1月9日10日のカレンダー袋入れ作業は、場所をこうばる公民館からほーちゃんの自宅に変更し、同日ともに随時行なっています!
みなさん、無理して動かなくてもいいですが、もし行けそうな人いましたらよろしくお願いします…

・1月11日(月・祝)に予定していたカレンダーポスティングも中止します。
第一回目のポスティングは1月16日(土)からです。
時間帯と集合場所に変更はなしです。



こうばる地区は、そんなに積もっていないかも。
なんとか車は走ることができました。
午後になれば、道路の雪は溶けるかもしれません。

みなさん、雪遊びを楽しむか、家でゆっくりしましょうね〜




Fielder【vol.55】反権力 生活の 勧め(後半)



アウトドア雑誌「フィールダー」最新号に掲載された石木の記事が電子版となって無料で読めます!!
みなさん、支援を兼ねてぜひアクセスしてください。
記事の感想を直接フィールダーへ届けていただけますと次に繋がる支援になります!
記事の一番最後に、私が描いた「石木川は今散策マップ」が載っています。

Byこうばるほずみ

記事はこちらから。

【vol.55】反権力 生活の 勧め(後半) http://fielder.jp/archives/14002

みなさん、どうぞよろしくお願いします。