強制収用に反対する4回目の請願

今日は佐世保市議会石木ダム建設促進特別委員会で私たちが提出した請願についての審査がおこなわれました。

請願の内容は、

長崎県知事へ、石木ダム建設反対地権者所有地についての権利取得と明渡しの裁決申請を断念し、

撤回することを求める意見書を提出して下さい。

というものです。一言で言えば「強制収用しないで!」という請願です。

文章の中身はその都度異なっていますが、同じ趣旨の請願を過去3回おこなってきました。

今回で4回目。過去3回いずれも不採択。今回も多分。

そうとわかっていても、私たちは請願を続けます。

市民の代表である議会に市民の声を届けるために。

残念ながら、佐世保市議会は私たちの要望(市民との意見交換会)を受け入れようとはしません。

私たちの思いを届けるには、今のところこの方法しかありません。

 

まず、趣旨説明の文章を読み上げました。要点としては、

・11月25日、県は石木ダム建設用地取得のため4世帯の土地の保留手続きを解除し、
 収用裁決申請にむけて動き出したが、そこには4世帯の宅地が含まれている。
 現在生活している家を壊してまでダムを造ろうとしている。

・強制収用は、地権者のふる里に住み続けたいという意思を踏み躙る人権侵害である。

・佐世保市民の生活の安心のためと称して、地権者の生活の安心を奪うことは人道に反する。

・石木ダムの必要性について知事は反対地権者との意見交換を約束しているにもかかわらず、
 県当局は11月21日に開催を求められていた説明会を拒否した。
 これは国交大臣が「補助金継続」を決定した際の附帯意見(理解を得る努力)に反する。

・仮に、さらなる水源が必要であるなら他の方法を真剣に検討すべき。

 

続いて、地元地権者のお二人から意見陳述がなされました。

お二人共、そこに住み続けたいとの思いを、心を込めて話してくださいました。

Kさんは涙ながらに語られ、そこにいた誰もが胸を熱くしました。(多分委員の皆さんも…?)

Iさんは、憲法13条を守れと議会人の良識に訴えました。

いま強制収用されようとしている土地は、戦前にも強制収用されたことがある、
そのときは海軍工廠が人間魚雷の工場を造るため、住民の立ち退きを命じた。
当時は大日本帝国憲法のもと、住民の権利は認められなかった。

しかし、今は民主憲法のもと、国民の権利が守られている。
13条には、「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大限の尊重を必要とする」と書かれている。

私たちの住む権利は守られているはず。
それが守られなければ、今の日本は戦前と同じ社会だということになる。

良識ある議会人の皆さんが、長崎県の暴走に歯止めをかけていただくようお願いしたい。

 

最後に「水問題を考える市民の会」のSさんから、

県当局は「理解を得る努力」を放棄して、収用裁決申請手続きを進めている。
このまま収用手続きが進められたら、深刻な事態が想定される、そのような事態は何としても避けたい。

それが「佐世保市民の安心のため」とされるならば、佐世保市民は自己の安心のためには、他人を犠牲にして、その人たちの苦痛を顧みない薄情で利己的な人間なのかと、全国から非難されるだろう。

仮に、水源があと幾らか必要だとしたら、佐々川の水利権の拡大とか、ダイヤソルトの副産水の利用など方法はいろいろある。

行政のチェック役として、市議会の皆さんのご尽力を要望する。

と結ばれました。

 

質疑に入り、3人の委員の方から質問をいただきました。

T委員:石木ダムは公益性のある事業だと既に国から認められている。
    それに反対することは「公共の福祉」に反していることにならないか?

請願者:もちろん反していない。なぜなら石木ダムの必要性は失われているから。
    石木ダムがなくても私たちは日常生活において何も困っていない。
    平成6年のような大渇水が訪れても、水需要が減った現在では減圧給水で対応できる。

K委員:佐世保の水受給の安全度は他都市に比べて異常に低い。これをどう思うか?

請願者:それは安全度を算出するとき、保有水源として安定水源の77,000トンで計算しているから。
    それ以外に日々取水している不安定水源も保有水源と認めれば、格段に安全度は上がる。
    佐世保市は慣行水利権を認可されていない不安定水源と称し保有水源として認めないが、
    実際には渇水の時にも取水されており、長崎市など他都市では保有水源として認めている。

Y委員:いま言われた平成6年の大渇水がきても減圧給水で対応できるという分析は誰がおこなったのか?

請願者:全国のダム問題を研究している団体である「水源開発問題全国連絡会」がおこなった。
    分析に使ったデータは佐世保市水道局から入手したものである。

 

などの質疑応答が交わされ、30分ほどの休憩を挟み、11:30から再開。

各会派からの討論の後、予想通り、全会一致で不採択となりました。

反対理由としては、どの会派も述べていたのは、

・この手続きは法に則って進められている

・手続に法的瑕疵がない以上、この請願を採択するわけにはいかない

というものでした。

土地収用法という法に則っていても、憲法13条には反しているということが、まだ理解して頂けないようです。

 

また、T委員からは、

石木ダムに代わる手段があったのではないかと言われたが、かつて「水資源確保対策特別委員会」の中であらゆる方法を検討した結果、石木ダムしかないという結論に至った。私はその時の委員の一人だったので、やはり石木ダムをお願いするしかないと思っている。

と付け加えられました。

 

T委員、そして石特委員会の皆さん、だからこそ、私たちと意見交換しませんか?

皆さんがその時検討した資料を私たちも見せていただきたい、知りたいです。

そしてその検討結果に地権者の方がなるほどと思えば、石木ダム建設が実現するかもしれません。

一方、私たちの主張の根拠もお示しします。

なぜ石木ダムが不要だと考えるのか、他にどんな方法があるのか、その根拠を提示します。

その内容に皆さんが納得して下さるかどうかわかりませんが、互いに聞いてみる価値はあるはずです。

話し合いをせずして、理解が生まれるわけはありません。

 

な〜んてここで呟いても、委員には届かないですねー。

すでに2回、議会には意見交換の申し入れをおこなったのですが、フラレっぱなし・・

はてさて、どうしたものか・・・ 

 

請願と収用委員会

皆さん、来週の活動について2つお知らせがあります。

 

その1 佐世保市議会の石木ダム建設促進特別委員会(石特委員会)を傍聴しよう!

私たち「石木川まもり隊」と「水問題を考える市民の会」は、12月1日、佐世保市議会に

「石木ダム建設計画地の収用裁決申請を断念し撤回することを求める請願」を提出しました。

この請願について、石特委員会で15日(月)の10時から審査がおこなわれます。

石特委員会は、その名前の通り石木ダム推進のための委員会なので、たぶん不採択になるでしょう。

しかし私たちは請願することによって、趣旨説明の機会が得られます。

推進派の議員たちに、石木ダムに反対する理由、根拠、思いなどを直接届けることができます。

それが何より大切だと思っています。

特に地権者の方の生の声を佐世保市議会に届けることに大きな意義を感じています。

時間と関心のある方は、ぜひ傍聴にいらしてください。

集合場所:佐世保市役所3階 議会事務局前

集合日時:12月15日(月)9:50

 

その2.収用委員会を傍聴しよう!

去る9月5日長崎県は4世帯の地権者の農地を収用するため、裁決申請を提出しました。

それを収用委員会は受理し、手続きが開始されていますが、

12月16日(火)現地調査と審理がおこなわれます。

午前11時30分 現地広場にて収用委員の到着を待ちます。
 
横断幕、旗、ゼッケンなど準備しますが、私たちは決して収用委員と対立するつもりはありません
ので、言動には注意しましょう。 
 
午後1時15分より、中央公民館2階講堂で審理(意見聴取)がおこなわれます。
 
傍聴者が多い場合入場制限があるかもしれませんが、それほど多くの県民が関心を持って見守って
いるということを、収用委員の皆さんに伝えることが大事です。
 
ぜひ多くの方のご参加を願っています。
 
 

仮処分の結果は・・・えっ!来年3月?

今日は仮処分審尋の最終日。

県は今年8月、私たち(石木ダム建設予定地に住む地権者をはじめ石木ダム反対派市民など計23人)が通行を妨害したとして、その行為を禁止するよう地裁に仮処分を申し立てました。

そのため、私たちは債務者として審尋に参加し、裁判官と弁護団のやり取りを見守ってきましたが、今日で最後。

少しは専門用語にも慣れてきたかな?今日こそはしっかり内容を理解したいと思いつつ地裁前に行くと、

すでにたくさんの支援者と報道関係者が集まり、寒い中弁護団の到着を待っていました。

 

時間となり、私たちは裁判所内へ。

審尋が始まると、裁判長は双方の弁護団に、言い残したことはないか確認し、双方が「無い」と答えると、

これまでの準備書面を1週間以内にデータで提出するよう求めました。

そして結果が示される時期について問われると、裁判長は「来年3月の頭頃になりそうです」と言いました。

えっ?聞き間違えたのかな?と思いつつ正面の県側の席を見ると、県職員はもっと驚いた顔をしていました。

「もちろん、それより早く出せないか努力はしますが・・・」と早まる可能性も示したので、

県側も頷くしかありませんでした。

「では、これで終わります」との言葉を聞いたのは、審尋開始後ほんの2〜3分のことでした。

 

待っていた報道陣や支援者に弁護団からの報告。

 

終了後、近くの公民館でいつものように報告集会をおこないました。

経験豊富な弁護士の先生方は、

・仮処分の結論がこれほど先になるなんて考えられないこと

・普通1〜2週間後には出ますよ

と、口々におっしゃっていました。

 

素人が考えても、そうだろうと思います。

普通の裁判をやっていたら間に合わない場合にやるのが仮処分の申し立てのはずですから。

県にすれば、工事を始めようとしたら反対派が妨害して工事ができない、反対派を早く排除したい、

でも、警察権力など使うわけにもいかないし・・・ということで裁判所に申し立て、

「工事の邪魔をしてはいけませんよ、これ以上邪魔をするなら罰金を課しますよ」

というお裁きがあるに違いないと思い、その日を一日も早く…と願っていたのだろうと思います。

 

県が私たちに対する仮処分の申し立てをしたのは、8月7日でした。

その後、第1回の審尋が9月18日、第2回が10月24日、第3回が11月21日、そして今日が第4回目の最終日。

申し立てから審尋終了まで4ヶ月を費やし、さらに結論が出るまでに3ヶ月としたら、合計7ヶ月。

これは確かに異例中の異例のことでしょう。

なぜ、その異例のことがおきたのか…

 

弁護団はこう説明しました。(もちろん、あくまでも各弁護士の推測ですが)

裁判官は皆さんの熱意を受け止めたのではないか?

花開いたと言うのは言いすぎかもしれないが、成果を得たのは事実。

県は私たちとの話し合いを拒否して、工事や収用の手続きばかり急いでいる。

何故そんなに急ぐのか、もう少し地元の皆さんと話し合ったらどうですか?と裁判所も思ったのではないか?

 

なるほど・・

そうかもしれない。

そうなら嬉しい!

結論がまだ先になるということは、それまで工事は始まらないということ。

地元地権者をはじめ私たちも安心して年末年始が迎えられるし、1月の佐世保大集会にも集中できます。

また、県や佐世保市とも、話し合いの機会が再び持てるかもしれません。

 

弁護団の先生方は、こうもおっしゃいました。

「裁判官も収用委員も人間です。こちらが誠意を持ってぶつかることが大事です」と。

 

さあ、次は、16日の収用委員会です。

収用委員の先生方に、私たちの「誠意」が伝わるよう、がんばりましょう〜 

 

 

比較すべきは他都市とではなく、過去と現在

12月4日の県議会において、知事は「石木ダム建設は地域にとって必要不可欠」な事業と明言しました。

また、先月27日の定例記者会見においても、記者の質問に答え、

「大体同規模の都市の生活用水量を見てみますと、全国14都市を平均すると1日当たり253リットル使用されているわけですね。佐世保市の現在の使用水量が189リットル、これが石木ダムをつくって207リットルを確保しようとする計画でありますので、決して過大な計画にはなっていないのではないかと私どもは思っているところであります。しかしながら、なかなかそういった点のご理解がいただけない状況が続いてきております」と語っています。 

 

知事が指摘したように、私たち佐世保市民の生活用水の使用量は確かに他都市と比べて少ないです。

しかし、そこには井戸水の利用があります。

自宅に井戸のある家がけっこうあり、庭の散水や車の洗浄などに使われています。

その数がどのくらいに及ぶのか、水道局に情報公開請求しましたが、記録がないのでわからないとのこと!

井戸は市民が保有している水源です。こんな大事なことをなぜ調べないのでしょう?

 

また、仮に、井戸水の使用量が思ったほど多くなかったとしても、

それなら、佐世保市民は本当に節水意識の高い市民として誇るべきことです。

何も平均値を目指す必要はありません。

例えば、県内の交通事故が全国平均よりかなり少なかったとしたら、平均に近づくよう増やそうとするでしょうか

そんなことはありえませんよね。

節水も同じように誇るべきこと。今や節水の時代です。メーカーは節水機器の開発に余念がありません。

 

比較すべきは他都市とではなく、過去と現在です。

昨年度の一日最大給水量は79,930m3でしたが、

5年前の一日最大給水量は85,660m3でした。約6,000m3も減っています。

10年前は96,180m3でしたので、10年間で約16,000m3も減っているわけです。

このように実際は減り続けているのに、予測では急増ですから、過大と言われるのは当然です。

 

昨年3月、市は再評価結果を国に提出しましたが、
 
そこに示されている平成26年度の最大給水量の予測は、91,717m3でした。
 
今年度の実際はどうかと言うと、現時点までのところ、7月に記録した76,970m3が最大です。
 
その差、15,000m3もあるんですよ!
 
この予測値が出されたのはわずか1年半前ですから、佐世保市の予測がいかにデタラメか素人でもわかります。
 
なぜ知事にはそれがわからないのでしょうか??
 
佐世保市の説明を鵜呑みにしているのか、わからない振りをしているのか、わざとわかろうとしないのか…
 
いずれにせよ、迷惑してるのは県民です!
 
 

「ながさきたより」12月号の石木ダム特集に物申す!

「ながさきたより」12月号に掲載された記事をご紹介します。

6ページにわたるカラー刷りで「マナビさん」と「ハカセくん」がQ&A式で、わかりやすく説明しています。

まず石木ダムの概要が書かれています。

80%以上の地権者が同意して出て行ったんだよー、残り2割の住民のために進められないんだ!

と言いたいようですが、

事業着手から40年もの間、なぜ事業が進まなかったのか?

なぜ40年もの間、残り2割の人は反対を続けているのか?

そのことが何も書かれていません。

そして、40年間ダムがなくても私たちは普通に過ごしてきました。

 

「現在おこなっている河川の改修が終われば、戦後最大の雨には対応できる」と県も認めています。

でも、それだけでは心配だから「100年に1度の大雨に対応できるように石木ダムを造らねば」と言いますが、

石木川と合流地点より上流の川棚川流域では30年に1度の大雨に対応できる計画のままなんですよ。

同じ川棚町民なのに、おかしいですね、この差別。というより、

石木ダムの目的を産み出すために、わざとこのような差別的な計画をしているのでは?と勘ぐってしまいます。

 

危機管理は確かに大切です。

でも、自然の威力は人間の浅知恵をはるかに超えるものです。

100年に1回の大雨に対応できるダムを造っても、200年に1回の大雨が降れば、石木ダムでは対応できません。

同じ100年に1回の雨でも、石木川流域ではなく川棚川本流の上流に降れば、石木ダムは役に立ちません。

近年の豪雨はまさにピンポイントで、どこに降るかわかりません。

ダムができてから水害がひどくなったという話はよく聞きます。

想定以上の雨が降れば、溜まっているダム湖の水を放流しますから、一気にどっと流れ出ます。

それは、ダムがないときの徐々に流量が増えていく時の場合とはまるで違う勢いです。

しかも、ダム湖に溜まっていたヘドロのような泥も一緒に流れ出ますから、被害は甚大です。

いま話題の日本初のダム撤去、荒瀬ダムの場合、そんな水害被害が大きな要因になっているのです。

 

これが不思議なんですねー。

ダムの2倍ものコストがかかるなんて!

河川工学の専門家(今本博健 京都大学名誉教授)は、河道掘削なら石木ダムよりはるかに少ない経費ですむ、

と断言しています。

県が示した案では、掘削は1.2mで経費は161億円でしたが、

今本先生は「掘削は0.5m程度で大丈夫、パラペットを併用すればもっと少なくてすむ」とおっしゃいます。

そして、ある興味深い記事を教えてくださいました。

それは、2001年7月25日の日経 BPネットで、中部ダムを中止した片山善博鳥取県知事の話を報じたものです。

1999年4月に就任した片山善博知事が治水、利水両面で効果が期待できないとして中部ダム建設の中止を決断した。計画を精査した結果、下流域の自治体に水需要がなくなっていたうえ、治水に関しても河川改修の方がダム建設よりもはるかに安い費用で実現できることが分かったためだ。
これまで県は「ダム建設の方が費用は安い」と強調していたが、実際には河川改修費用を過大に見積もったうえ、ダム建設費用を100億円近く少なく説明していた。片山知事が「今ならば間違った説明をしたことに関して責任を追及しないが、将来、嘘が明らかになれば責任を問う」と担当職員に迫ったところ、こうした事実を認めた。

う〜ん、こんな現実がいたるところであるのでしょうね〜

石木ダムもその1つです。

 

そして利水に関しては

こんな表を使って「ほぼ2年に1度は渇水の危機!」と市民の不安を煽っています。

どうして過去39年間という変な振り返り方をするのでしょうか?

平成になってからの25年間(4半世紀)とか、過去20年間とか、キリのいい検証をしないのでしょうか?

それは、かつての渇水被害の多かった時代のデータを取り込むためです。

時代は変わり、人口減少と節水機器の普及に伴い近年ではほとんど渇水危機は訪れていません。

平成6年の大渇水から、断水は一度もありません。

平成17年と19年に減圧給水をやっていますが、市民生活への影響はほとんどありませんでした。

「渇水警戒」と言っても、どの時点で警戒するかは主観的なものです。

ダムの貯水率が80%を切ると大騒ぎする佐世保市水道局は、少し日照りが続くとすぐに警戒態勢に入ります。

平成6年の大渇水がよほどこたえて、羹に懲りて膾を吹く状態に陥っているのか、

はたまたこちらも石木ダムの必要性作りのためなのか…

 

問題はこちら!

現在不安定な水源が、0〜28,500㎥あると書かれていますが、0の日なんてありません。

平成19年の減圧給水したときも、この不安定水源と呼ばれる水を平均で21,000㎥取水していました。

最低でも15,000㎥ほど取っていました。

ということは、安定水源と合わせると、92,000〜98,000㎥あるってことですよね!

さて、それでは現在、佐世保地区ではどれだけ水が使われているかと言うと…、

平均で、71,085㎥/日

最大で、79,930㎥/日

なのです。これは昨年度、つまり2013年度の実績です。水道局から得たデータです。

どうですか?これでも足りないと言うのでしょうか?

そりゃあ何でも多いに越したことはないでしょう。

水でも電気でもお金でも・・

でも欲を言えばキリがない、限られた資源は大切に皆で分かち合っていくべきですよね。

 

ここでも大事な情報が隠されています。

佐世保市の隣、佐々町を流れる佐々川の水利権も実は一日5,000㎥持っています。

ただし、それは渇水で水不足になったときに佐々川から菰田ダムに導水してもよいという権利なのですが、

それが全く使われていません。

ということは?

そう、それほど水に困っていないということです。

他にも佐世保市内には大きな溜池がたくさんあって、長崎県内でもダントツの1位です。

この中のいくつかの溜池の管理者とも、渇水の時は緊急に使わせてくださいとの約束を交わしていますが、

こちらも、一度も実行されたことはありません。

やっぱり、それほどの水不足ではないということになります。

それなのに、

 「石木ダムの建設はなくてはならないもの」と結論づけるのは、どう考えても納得ができません。

これは、地元地権者の皆さんが一番強く感じているところです。

必要のないと思われるダムのために、どうしてもふる里を明け渡す気にはなれないのです。

だから納得のいく説明をしてくれと、何度も頼んでいるのに、

知事や佐世保市長がそれに応じたのはたった1回だけ、あとは部下任せ。

その部下(土木部長や水道局長)たちも、夏以降、話し合いには応じません。

 

なのに、「これからも、地権者の皆さんのご理解を得るため…最大限の努力を続けていきます」と結んでいます。

地権者の理解を得るための最大限の努力をする気があるなら、まず知事が出てきて、地権者と対話すべきです。

それ以外のどんな努力があると言うのでしょう。

知事が話したいのは「生活再建のための説明」であり、それは地権者がダム建設を納得してからの話です!

 

私たちの税金を使って、こんな手前勝手な記事を載せないでほしい! 

そんなに石木ダムの必要性を県民に訴えたいのなら、公開討論会に応じてください。

私たちは何度も要望してきました。

そのたびに、もう国の結論が出ている、その話をする段階は過ぎたと突っぱねたではありませんか。

それなのに、私たちが反論できないところで、都合のいい説明をして県民世論を納得させようなんて…

とてもフェアとはいえませんね。

よほど県は自信がないのでしょうか?  

 

「今こそ考えよう石木ダム」佐世保大集会のお知らせ

来年のことを言うと鬼が笑う、なんていいますが・・

明日から師走、今年も残すところ後1ヶ月。

もうそろそろお知らせしてもいいでしょう?

ジャーン!

このチラシに書かれているように、来年1月18日(日)午後1時半から、

アルカスSASEBOで、「今こそ考えよう石木ダム」大集会を開催します!

詳しいことは、また近づいたらお伝えしますね。

 

今はとにかくカレンダーに印をしっかり入れておいてくださいね。

石木ダムに関心のある人もない人も、さあさ、まずは映画をご覧あれ!

寄ってらっしゃい、見てらっしゃい、素晴らしい映画『ダムネーション』を上映しますよ。

何が素晴らしいかって?

それは観てのお楽しみですが・・・

この映画のテーマはダム撤去です。

 

アメリカ全土に造られた75,000基ものダム。

その多くは川を変貌させ、魚を絶滅させ、凄まじい環境破壊を起こしてきました。

もうダムは要らない、撤去に立ち上がったダムバスターたち。

50年前はクレイジーと言われた彼らは、今やその信念とユーモアで多くの支持を得ています。

 

 

映画『ダムネーション』のプロデューサーで生物学者のマット・シュテッカーさんはインタビューを受け、こう語っています。

(livedoor NEWS 2014年11月29日) http://news.livedoor.com/article/detail/9522044/ 

 

──まず最初に、なぜ『ダムネーション』をつくろうと思ったのかを教えてください。

人々に、川への関心をもっともってもらいたかったんだ。破壊的なダムの力、そしてそれがなくなったときにどれだけ速く生態系が回復して、自然と社会に恩恵が与えられるのかを観てほしかったそれから撮影当時、アメリカでは3つの大きなダムが取り壊されようとしていた。だからイヴォン・シュイナード(パタゴニア創設者)とぼくは、そのアメリカの歴史的瞬間を捉え、川が蘇る姿を記録しようと思って映画を撮ることを決めたんだ。

──あなたが自然の大切さに気付いたきっかけはなんだったのでしょうか?

大切さに気付いた「瞬間」というのはなかったと思う。ぼくは小さいころから兄弟と川で遊んだり、釣りをしたりしていたからね。自然というのはただ単に楽しい場所で、ぼくはそこで育ち、自然からたくさんのことを学んでいるんだ。自然は常にぼくという人間の一部であったと思うよ。

──映画を観て、ダムの問題は、いま原発に対して問われている問題と共通する部分があると感じました。

ぼくもそう思う。ダムに限らず、原子力発電や火力発電は時代遅れのテクノロジーで、そういうものがたくさん建てられた時代には、いまのような太陽光や風力といったエネルギーはまだなかったんだ。ぼくたちは危険で時代遅れなテクノロジーにお金を使うのをやめて、よりクリーンな他の方法に目を向けるべきだね。

 

──映画に登場する人々は、「クレイジー」と呼ばれたことを「常識」に変えました。そのような変化を起こすには、何が必要なのでしょうか?

変化を起こすことができるという、情熱と自信をもつこと。アメリカのダムを取り壊すプロジェクトも、最初は情熱をもった1人か2人の普通の人から始まったんだ。日本ではまだ多くの人が「ダムをなくすなんてクレイジーだ」と思っているけれど、20年前のアメリカもそうだった。でもひとつダムが壊されると、川が蘇り、魚が戻り、人々がそこで楽しむ姿を見ることができる。そういう成果はドミノ倒しのように広がっていくんだ。

──映画で描かれる活動家は、豊かなユーモアをもっていますよね。ユーモアは、どんな力をもつのでしょうか?

こういう問題に積極的に関わろうとしない人が多いのは、ユーモアが足りてないからだと思う。問題を訴えるためにみんなが道路に集まって抗議を起こす必要はないけれど、ユーモアやアートを組み合わせることで、人々の興味を惹き、巻き込むことができると思うんだ。例えば映画に登場する活動家は、ダムに大きなヒビを描くことでそのバカバカしさを示している。そのヒビを見た人は、「すごい」と思って興味をもったり、「なんであそこにダムがあるんだ?」と不思議に思ったりするよね。ユーモアには、人々に疑問をもたせる力があるんだ。

──映画も、人々に問題を提示するアートのひとつですよね。

映画のいいところは、誰かに「ダムは悪いものだ」と言われるのとは違って、観た人それぞれが心の中で考え、判断できることだと思う。ほとんどの人はこれまでダムについて聞いたことがないと思うけど、この映画を通して、「エネルギーや水を得るためのより良い方法がある」という結論にたどり着けるんじゃないかな。

──最後に、ぼくたちが自然と共存していくために必要な考えを教えてください。

ダムを守ろうとしている人たちは、0か100かの議論をしているんだ。ダムを取るか、魚を取るかってね。でもこの映画を撮ってわかったことは、ぼくたちはそのどちらをも取れるということなんだ。

人間はきっと携帯電話を手放すことはないだろうし、電気を使わなくなる必要もない。でもこの20年で太陽光や風力といったエネルギーが増えたことや、これからの20年で起こるテクノロジーの進化を考えれば、ぼくたちは豊かな生活を、より自然にやさしい方法で実現していくことができると思う。

 

いかがですか?がぜん興味がわいてきた?

マットさんも言ってるように、映画を観た人それぞれが考え判断すればいいのです。

私たちはより多くの人にダム問題に関心を持ってもらい、考えてもらいたい、ただそれだけです。

 

「ツール会議」を振り返って

この美しい景色を一望するのは、山梨県北斗市の清里にある清泉寮。

そこで4日間におよぶ「草の根活動家のためのツール会議」に参加してきました。

パタゴニア主催、2年に1回開催されており、今回で4回目だそうです。

今回は、映画『ダムネーション』の上映会もあり、ダム関係者がかなり参加していました。

(通常の割合は知りませんが・・)

日本中の人が知っている八ッ場ダム、日本初のダム撤去で注目されている荒瀬ダムをはじめ、

設楽ダム、川上ダム、二風谷ダムなどなど・・・

そんな中、最も小さな石木ダムについて、多くの方が関心を示してくださったのは、

やはり、そこに人が住んでいるということ。

ダム建設予定地に何十年も住み続け反対し続け、自然を守り続けているということ。

それも数人ではなく、13世帯60人も住んでいるというかつてなかった事実に誰もが心を動かされたのだと思います。

様々な分野の人と出会い、様々な助言をいただきました。

それを今後にどう活かせるか…今は目の前の課題をこなすことで精一杯の状況ですが、

少し落ち着いたら、じっくり考え、とりくんでいきたいと思っています。

それが私たちに出来る「ツール会議」への唯一の恩返しですから。

 

それにしても「ツール会議」って、何?と思うでしょ?

私も初めは全く???でした。

ツールなので何か道具を使いこなすこと、例えばソーシャルネットワークの活用術とか・・

その程度の予測はしていましたが、もっと奥が深かった〜

 

ねー!

ムズカシイでしょう〜

なんとなくわかるけど、説明しろと言われたらできませーん。

特にこの言葉には、はじめ戸惑い、後で納得。

深く心に沁みました。

私たちは石木川流域の多様な生態系を守りたい、そのためにダム建設を阻止したい、と思いながら、

私たちの活動は多様性があるとは言えなかった、

違う考えの人たちや無関心な人たちとも繋がり合う努力が足りなかったな〜と実感。。

 

初めからそこを踏まえて地域のいろんな人たち(漁業者や農業者、自然観察会メンバー、

女性の会、アウトドア関係者など)と繋がり広がっていった熊本の事例は、素晴らしいお手本。

 

その熊本で大活躍、いえいえ、日本中のダム反対・ダム撤去の仲間から最も尊敬されているつるさんの基調講演もありました。

つるさんのお話はとってもわかりやすいのです。

写真中心だから、ほら!一目瞭然でしょ?

本流球磨川と支流川辺川の合流地点の水の違い。

上流にダムのある球磨川は濁っているけど、ダムのない川辺川はこんなに透明なブルー。

 

荒瀬ダムの撤去が決まりゲートを全開してしばらくすると、青のりがこんなに伸びたそうで・・

もちろん、撤去が始まった今はたくさんの魚介類が種類も数も増え、豊かな川と海が戻りつつあって・・

その現実を目の当たりにしている地域住民はみんな荒瀬ダム撤去という公共事業を大歓迎しているそうです。

つるさんは言います。

「荒瀬ダム撤去が他の公共事業と違う点は住民に喜ばれていること。

 工事業者も県の職員も住民も一緒になって工事の成功を祈り進めている」と。

 

でも、それって、ちょっとヘン。

公共事業って本来そんなものでなくてはならないのでは?

公共の事業ですもの、公益に資する事業、多くの住民のためにやるはずだけどなー。

 

石木ダムをはじめ、多くの公共事業は誰のためにやろうとしているのでしょう 

 

 

 

11・16 石木ダムのための強制収用を許さない佐世保集会

昨日の石木ダム強制収用反対集会は、予想以上の参加者で会場は熱気ムンムン・・・

気分を悪くして倒れる方が出てしまい、主催者として深く反省しています。

進行が予定より遅れていたので、そちらにばかり気が行ってしまい、

室温や換気についての気配りが全くできていませんでした。

暖房は一切入れてなかったのですが、

お天気だったので、窓越しの日差しが室温をぐんぐん上昇させてしまったのでしょう。

緒方弁護士がフォローしてくださったように、参加者の熱意が輪をかけて室温をあげた?のかも・・・

でも、倒れた方はまもなく回復され、大事に至らずホッとしました。

 

昨夜はTVニュースで、今日は新聞各紙が伝えていました。

 

本当にやって良かった!と思える集会でした。

参加者の半数近い66人がアンケートを提出し、そのほとんどが感想欄にびっしり書かれていました。

多くの人が「参加して良かった」「とても有意義な集会だった」「弁護団の話が大変わかりやすかった」と書かれていました。

具体的には、

・石木ダムは利水でも治水でも必要のないことがよくわかった

・佐世保の水の需要予測は本当におかしい、周りの人にも伝えたい

・石木ダムは自分たちの問題だと感じた、目からウロコだった

・若い地権者の言葉に感動した、今度現地を訪ねてみたい

・こんな集会を川棚でも開いてほしい

などなど、実感のこもった感想が綴られていました。

 

私自身も、聴きながら、なるほど〜、そうだ!、うんうん、

と感心したり、納得したり、共感したり・・・

 

板井弁護士:大型公共事業は住民が決定するもの。治水問題は流域住民が主人公。

馬奈木弁護士:私たちが勝つには行政を圧倒する力をつけなければならない

          それは、決して行政をやっつけることではない

          行政側よりも優れた対案を提起し、それを議論する

          これは長距離マラソン、走りながら力をつけよう

 

そして、地権者からの訴え。

 

今では4人の子の父親であるMさんは、強制測量の時、小学2年生でした。

あの時の記憶は心の傷として残っている。

子どもには同じ思いをさせたくない。

私たちは自然によって生かされている。

自然を壊すのではなく、このダム計画を壊して欲しい。

そう言うと、会場からは大きな拍手がおこりました。

 

主催者からは、強制収用反対署名への協力と、来年の佐世保大集会への参加を呼びかけましたが、

アンケート結果を見ると、66人中53人が参加、わからない9人、参加しないは0でした。

そして、実行委員や賛同人としての参加希望が8人もいて、びっくり!

 

さあて、またまた忙しくなりそうです。

来年1月18日の大集会まで、あと2ヶ月。

その間、選挙あり(多分)、お正月休みあり・・・

時間がないな〜と、仲間内では頭を抱えていますが、

ま、成るように成るさー 

 

「ダムネーション」上映会 in パタゴニア福岡

あわただしい日々が続いています。

明日は佐世保市と水道局への申し入れ、

今度の日曜日には、強制収用を止めよう!と呼びかける佐世保集会、

そして来年1月開催の「ダムネーション」上映会&大集会の準備も始まって…

 

そんな中、一昨日の11月10日、パタゴニア福岡店での「ダムネーション」上映会に参加してきました。

22日の一般公開を前に、パタゴニア店内での上映ということで、ごく少人数のものかと思いきや・・

商品を全部隅っこに移動してスペースを確保。こーんなに人が入りました。

今、スタッフの石津さんが挨拶しているところで、上映前の時点です。

この後も続々とお客さんが集まって、床が見えなくなるほど。

そして、私たちは「動物園席」に座って、階段の手すりの間から観ることに・・・

 

この映画を観るのは2回目ですが、あらためて共感し、感動させられました。

「水は血液と同じ。淀めば死に至る」

毛細血管のように地上のすみずみまで張り巡らされた川という水の流れを、

私たち人間の都合で勝手にせき止めて、静脈瘤のような水溜りをあちこちに造ってきた。

一刻も早く、この溜りを取り除いて、本来の流れを取り除かないと、地球は死に向かう…

すでに多くの生き物が、その被害を受けている。

それに気づいた人々が発信し、行動することが大事!

あらためて、そう思いました。

 

このドキュメンタリー映画に出てくる人々のような行動力はありませんが、思いは同じ。

とりあえず、この映画を上映する!

そうして、うまく伝えられない私の思いを、少しでも多くの人にわかってほしい…

そう思いました。

 

来年1月18日、アルカスSASEBOで上映しますからね。

皆さん、覚えていてくださいね。

いえ、カレンダーか手帳にご記入をお願いします。

近づいたら、チラシなど、また発信しますね〜

 

上映会の後は、身近なダム問題についてアピールの場が用意されていました。

いま話してくださっているのは、瀬戸石ダム撤去の運動をなさっているTさん、

日本初のダム撤去が進んでいる荒瀬ダムからもMさんが駆けつけ、

もちろん石木ダムも!

ほーちゃんと私の凸凹コンビで、しっかり訴えてきましたよ。

会場には、石木ダム対策弁護団のY先生や、川のシンポジウムでお世話になった九大のD先生のお顔も!

急に心強くなって、安心して話すことができました。

 

終了後も、いろんな方と立ち話。

久留米でヒナモロコを守っているおじさんたちとも久しぶりに会えたし、

「ダムネーション」の配給会社ユナイテッドピープルの代表取締役の方とも直接お話して、

佐世保上映についてお願いできたし…実り多い時間を過ごすことができました。

 

さて、ご報告はこれくらいにして、また、集会準備の方を再開しなくっちゃ・・・

 

強制収用しないで!第3回街頭署名活動

11月7日(金)、3回目の街頭署名活動を行ないました。

平日で人通りが少ないこともあり、前回や前々回よりも集まった数は少なく、2時間で237筆でした。

でも、チラシやリーフレットは多くの人が受け取ってくれました。

 

  

今回は署名を集めることだけでなく、

今月16日(日)の、石木ダムのための土地の強制収容に反対する集会案内チラシの配布も目的でした。

このチラシは多くの方が受け取ってくださって、足りないくらいでした。

受け取った方が一人でも多く参加してくださることを願っています。

なぜ石木ダムは不要なのか?強制収用とはどういうことなのか?

弁護団の明快な説明が聴けます。

聴いてもわからないことは、どうぞ質問してください。

一緒に考えましょう。

私たち自身の問題です。

 

署名活動中に、こんなことがありました。

二人連れの中年女性に署名をお願いしたら、一人の方は「だってダムはいるでしょう」と通り過ぎようとしました。

もう一人の方は「私はよくわからないのよ。この頃ニュースを見ていたらだんだんわからなくなってきた」と、おっしゃいました。

そこで、リーフレットを開いて、佐世保の水事情の現実を伝え、これからの人口減少の事など話すと、

後者の方は「そうよね。私もそう思うんだよね」と言われ、

前者の方は「でも、やっぱり心配だよ。将来何がおこるかわからないし。備えあれば憂いなしって言うじゃない」

と言われ、再び前者の方が「だけど、水道料金なども値上げになるんでしょ?」

などと、お二人でしばし意見交換が続きました。

 

結局署名してくださったのは、後者の方お一人だけでしたが、

前者の方に「そういう疑問を解決するためにも、是非この集会にいらしゃいませんか」とチラシを渡すと、

「いえ、忙しいので…。でも、このパンフレットを後でよく読んでみます」とおっしゃってくださって、

こういう市民同士の会話がとても大事だな〜とあらためて思いました。